ウィンナーと目玉焼き
クリームマッシュルームスープ
カフェオレ
コーンパンが、まだまだまだまだ、たーんまりと。昨夜のスープも、ややたんまり。
「とするとー、ベーコンかね?ウィンナーかね?」
と、だんながウィンナーを炒め、目玉焼きも作ってくれた。マッケンチーズも残っていたので息子はその続きも食べていたのだけれど、オーブンで軽く温めたコーンパンももりもり食べている。
「……え?君、マッケンチーズも食べてるんでしょうがよ」
「?ん?うん、食べてるよ」
でもコーンパンも食べるんだよー、と、私もだんなもコーンパンを2個ずつ食べているのに、息子も一緒になって2個のコーンパンを食べている。なのにマッケンチーズも食べている。良く食べるね君……と少し呆れつつ、だんなが焼いてくれた半熟トロトロの目玉焼きはすごく美味しかった。……あ、昨夜の残りのサラダも出すべきだったわ。
発泡酒(白麒麟)
牛乳ないよ、お買い物行かなきゃ、と、朝食後のんびりしてから身支度整えてだんなと2人でお買い物に。
「……で、今日の夕御飯は何を作ってくれるのかしら」
さらっと声に出してみたら、光速で
「俺が作るんかい!」
とツッコミが入った。うん、早い。ナイスツッコミ。
でも、今日は仲良く昼御飯も夕御飯も共同作業。大根が丸々1本あるので
「……おでんじゃない?」
「そろそろおでん、やりますかね?」
と、おでんの材料をしこたま買ってきた。
昼はさぁ、何か軽めにつけ麺みたいのとか……あ、そうそうたこ焼き食べたかったんだよたこ焼き、という話になって、たこ焼きの材料も買ってきた。午後はそんなこんなで、一緒に台所に立って、それぞれたこ焼きのタネ作ったり材料刻んだり、大根の仕込みしたり牛スジの下茹でをしたり。昼過ぎからは家の中にだしの良い香りがずっと漂っていた。
たこ焼き、タネは市販の粉を水と卵で溶いたもので、あとは茹でだこと揚げ玉、刻みキャベツで。紅生姜は息子に不評なので加えなかった。
「タコ、でっかい方が良くない?」
とついついタコを巨大に切ってしまい、それにつられてみじん切りキャベツもついつい大きめに。全体的にざっくりとした感じのたこ焼きになってしまった。竹串でくるくる転がして丸いたこ焼きを次々焼いていき、オタフクのたこ焼きソースと鰹節と青海苔、マヨネーズを添えつつもぐもぐ。ついつい発泡酒も1缶飲んでしまって、なんかこう、もんじゃ焼き屋でのんびり一杯やっているような気分になってしまった。
おでん
「神宗」の塩昆布
羽釜御飯
ビール(ヱビス)
焼酎ロック(焼きいも 黒瀬)
我が家の最大級の両手鍋(鶏ガラスープを取ったりするための寸胴鍋もあるけれど、それを使ったらさすがに給食ですか炊き出しですかという感じになっちゃう……)で作ってみたおでん。
大根1本、ゆで卵3個、結び白滝にちくわぶ、はんぺん。ちくわと揚げボール、うずらボール、ごぼう巻きに野菜天、厚揚げ、がんも。あとは「もやし巾着」(半分に切った油揚げを袋状にしたところにもやしを詰める。昼のたこ焼きで半端に残ってしまった刻みキャベツもついでに詰めた)、餅巾着。肉売り場で牛すじも見つけたので、下茹でしてから串に刺し、昼のたこ焼きの残りタコも串に刺してみた。
1パック4個ほど入った練りものをあれこれ買ってきたこともあって、鍋の中はかなり大変な事に。
「俺はねぇ、白いものが好きなんだよー」
何かと思えば、大根・はんぺん・ちくわぶ(あと卵とか)の事なのであるらしい。だから油断すると、俺の皿白っぽくなっちゃうんだよねぇ……とか言いながら、だんなが自分でよそっていた「おかわり1回目」の皿は、本当に白っぽかった。かろうじてごぼう天だけが茶色かった。私もちくわぶとか卵は好きだけど、あとは普通に練り物類が好きかもしれない。大根の美味しさは5年くらい前まではあまりピンと来なかったけれど、今は美味しいと思って食べている。
まだ仕込んだ初日のおでんだし、本当に美味しいのは明日からだし、ということで、メインディッシュに鶏手羽元の素揚げも用意した。塩胡椒して、衣もつけずにただ揚げただけの鶏手羽なのだけれど、これが鶏の唐揚げなどとはまた違った美味しさで大好物。元はと言えば、だんなの実家で良く登場していた(食べ盛りの子供たちに「さぁ、喰えー!」という感じに作ってくれたものなのであるらしい)料理なのだそうで、ビールにめちゃめちゃ似合うのだった。
カフェオレ
朝御飯は軽めにしよう、んでもって、昼にちゃんと食べよう。
という話になって、日曜日遅めの朝御飯はコストコのコーンパンとカフェオレ。今回友人はミニクロワッサンを買っていたので、それぞれパンを山分けすることはなく、だからコーンパンはこれまでの倍量手元にあったりする。買ってきて速攻半量以上を冷凍庫に移したのだけれど、常温保存していた分(=冷凍庫に入りきらなかった分)がやっとこれでなくなった。
コーンパンに限らず、とにかく1単位が大量のコストコ、他の家ではどうやって諸々の保存をしているのだろう。呆れるほどの量が束になったスパゲティとか業務用ですかといったサイズのオリーブ油とか、真面目に「ウォークイン食料庫」が欲しくなる。クロゼット要らない(いや、あれば嬉しい)、食料庫が欲しい。
で、ウォークイン食料庫もサブ冷凍庫などもない我が家なので、ここ数日せっせとコーンパンを食べていたのだけれど、さすがに少し飽きてきた。明日の朝はお餅かなー。
アイス緑茶
「昼にちゃんと食べよう」コンセプトが吉野家の牛丼に至るというのもいかながものかと思いつつ、なんとなく牛丼熱が高まってしまっていたので、お昼は牛丼。だんながひとっ走りして駅前のお店で買ってきてくれた。
「ちゃんと食べる」の「ちゃんと」のあたりが大盛とか卵とかの部分に反映しているらしく、久しぶりの牛丼(しかも大盛)に卵や紅生姜を添えて食べて、大満足。だんなが「この味は青春の味」と言い切っているほどには、私は吉野家の牛丼を青春時代に口にしていなかった(というか全く口にしていなかった)のだけれど、でもこの牛丼の味は好きだと思う。
「吉野家の牛丼の味の再現を」と、レシピを試行錯誤している人たちのブログなどを見てみると、かなり大量の白ワインを使いつつ、味醂ではなく砂糖及びカラメルなどを加え、洋風のブイヨン、にんにく、生姜、ナツメグ(!)あたりを加えたりしているよう。いわゆる、すき焼き風の味の牛丼ではなくて、初めて口にした時は「想像していた方向の味と全然違う!」となかなかの衝撃を受けたのを思い出す。
2日目のおでん
羽釜御飯
ビール(モルツ)
焼酎ロック(焼きいも 黒瀬)
夕御飯は、2日目のおでんを美味しくいただきつつ、メインディッシュは中華風の炒め煮を一品。白菜かキャベツかを思い切りわしわし食べたい気分だったのでレシピを探し、甜麪醤を使うピリ辛味のこれならおでんと味がかぶらないかなと思い、「白菜と春雨のピリ辛ひき肉煮」なるものを作ってみた。陳健一さんのレシピなので、「豆板醤を大さじ1入れよ」と、そのまま作ったら本当に辛い料理になるらしい。さすがにそれでは息子はおろか私とだんなもヒーヒー言うことになりそうだったので、豆板醤は小さじ1ほどにとどめてみた。それでもしっかり、じわっと後味に辛さを感じる炒め煮に。
豚ひき肉を炒め、そこに甜麪醤と豆板醤を加え、白菜と戻した春雨も加えたら、中華スープと醤油と紹興酒、塩胡椒を加えて軽く煮込めばできあがり。麻婆春雨などほどには味噌っぽい味ではない、案外あっさりとしたサラリとした炒め煮だった。うっかり仕上げに化粧油を垂らすのを忘れ、更に最後にざっくり混ぜるはずの刻み葱を混ぜるのも忘れ、テーブルに出して「いただきます」と手を合わせてから
「……なーんか、なーんか一味足りなくない?」
と首を捻ることに。醤油や甜麪醤って感じじゃないよね、塩……?と唸っていたら、だんなが
「胡麻油じゃん?」
とものっすごく的確な指摘を入れた。そうそうそう、化粧油忘れてたんだよ、と、卓上で胡麻油をひと振りしたら、やっと「これだ」という味になった。御飯に乗せても似合います。
そして、2日目のおでんも色々。
大根は良い色に煮えてきたし、あとは昨日は食べなかった牛スジの串とかタコの串、ゆで卵なども皿に盛りつける。大根のおでんが美味しいと思えるのようになったのはほんとに最近、でも未だにロールキャベツのキャベツとか、水炊きのキャベツとか、あとは豚汁に入ってる大根人参牛蒡のセットあたりと比較するとぐっと順位が下になるんだよね……なんて話をしていたら、だんながさも心外だという風に
「え、俺、水炊きのキャベツとおでんの大根だったら、ギリでおでんの大根の方が好きよ」
と宣うた。
更におでんの大根よりも「ふろふき大根」の方が好きなのだとか。
「大根料理は、ふろふき大根が至高ね。で、柚子味噌と鶏味噌だったら、ギリで柚子味噌の方が好き」
だんなの心の中には、大根が色々とギリで大変な事になっているらしかった。
今回のおでんも前回の角煮大根も、だんなの仕込んだ大根は本当に素晴らしい仕込まれっぷりで、これに負けないふろふき大根を仕込むとしたら本当に大変そうだなと私は密かに怯えている。怯えてないで早よ作ってやれよという感じもする。
おでん少し
ほうじ茶
デパートで先日美味しそうなお餅を買ってきたのだけれど、長らくそのまま冷蔵庫に突っ込んでいたままだった。
そろそろ食べなきゃカビがはえちゃうと、半量ほどは「餅巾着」に化けておでんに投入されたのだけれど、美味しい餅はやはり餅として餅人生(って何だ)を全うさせてやりたい。
というわけで、残った餅を磯辺焼きにすることにした。きなこもあんこも悪くないけど、前向きに好きだけれど、朝御飯に食べるとなると、甘ったるいものとか、粉が上顎にひっついちゃうような感じがするものよりは、「醤油と海苔」という組み合わせが好ましいように思う。
「んで、おでんも食べるかね?少しだけ」
「ん、食べる食べる、大根くらい」
「あ、僕ねー、餅いらない。おでんだけでいい」
「……はぁ?」
息子が「おでんは要らない」という事は想定していたのだけれど、「餅は要らない」と発言することは想像だにしていなかったので、ものっそいびっくりした。ちなみに餅の残りは4枚という非常に半端な分量で、だんなと息子が1枚半ずつ、私が1枚、というつもりで焼いているところだった。えええー、息子、磯辺餅よりおでんが好ましいと申すか。申すのか。そんなにおでん好きだったとはびっくりよ。
じゃ、じゃあ息子は1枚の半分だけ食べる?と、結局餅はだんなが2枚、私が1枚、残りの1枚を私と息子で半分こ、ということになった。おでんは各自それぞれ、大根入れたり揚げボール入れたり、ちくわぶ入れたり。
すじ肉が入ると、少しばかり下卑た味にはなるけれどスープの味に深みが出て、大根がいっそう美味しくなる気がする。おでんだね類と一緒に真空パックになったすじも売られているけれど、こればっかりは肉屋さんですじ肉買ってきて下茹でして自分で串に刺して……とするのが圧倒的に美味しいなぁと思っている。
息子がそんなに好きなら、また近いうちにおでんしなきゃなあ、って、まだ鍋に1/4量ほど残ってるのだけれども。
コールスローサラダ・ミックスリーフのサラダ
スペアリブ(バーベキューソース焼き・塩焼き)
ビール(Corona)
我が家の近所のスーパーの肉売り場、このところ品揃えが少しずつ良くなりつつある。具体的に言えば、冷凍でない"シロ"があったり、下茹でされたセンマイやトリッパ、ブタハツなどが普通にあったり、冷凍ケースに鶏ガラが大量に入っていたり。冷凍ではあったけれど(そして国産豚ではなかったけれど)、皮つきの豚バラなんてものまであった。なんだかとても嬉しい。
が、どういうわけかスペアリブの扱いはあまりなくて、というか全然なくて、たまに見かけても骨1本ずつの状態にバラされて300〜400gほどがパックになっているようなもので、それではバクテーには加工できてもバーベキューにはできません、というものばかり。
私はバーベキューがしたいのよーということで、必ずと言って良いほど扱いのあるコストコに行くたびに、お約束のように塊のスペアリブを買ってきてしまうのだった。1つの塊そのものを調理するにはオーブンも魚焼き用のグリルもスキレットもサイズが全然小さいので、涙をのんで半分にカット。それでもすごく大きくて扱い甲斐がある。骨つき肉の調理は否応無しに「肉、調理しますよ、肉、喰いますよ」という気持ちが盛り上がるので大好きだ。
最近の常どおりに、スペアリブは一度蒸してから(1時間半ほど……かな)、市販のバーベキューソースを絡め、魚焼き用のグリルでじくじくと焼いていく。スペアリブを焼くにはどう見ても広いとは言えない空間で半ば無理矢理焼いているものだから、たいていどこかが焦げることになったりするのだけれど、オーブンで焼くよりは直火の魚焼き用グリルで焼く方が美味しく焼けるような気がしているので、グリルにがんばってもらった。
今回はバーベキューソースの手持ちがあまり無かったこともあって、1/3量ばかりは蒸したスペアリブにたっぷりめに塩胡椒してこちらはオーブンで焼いてみることに。ローズマリーなどの香りもつけず、ただただ塩と胡椒で焼いただけのスペアリブも、それはそれでとても美味しくて息子がせっせと食べていた。
お供には、アメリカ料理らしくセロリ風味のコールスロー。アメリカで食べるコールスローは必ずと言って良いほどセロリの香りがぷんぷんして、その香りの元は生のセロリであることも少なくないけれど、「セロリシード」なるスパイスを加えていることが多かった。コーンを炒めたような添え物料理にもセロリが入っていて、正直めげそうになったこともある。でも、最初のうちこそ「なんでこの店もあそこの店も、コールスローというとセロリ臭いのが出てくるんだろう」と思っていたその香りは、慣れてくると好きというか、これこそという気持ちになってきてしまうのが不思議だ。
で、今現在は、普通に作るコールスローにセロリシードを入れることはないのだけれど、ここぞというアメリカ料理の時にはお出まし願ってパラパラと加えているのだった。ちなみにアメリカ風(アメリカ南部風、というべきか)のコールスローはけっこう甘めだ。間違いなく、砂糖かハチミツかが加えられている味がする。というわけで、砂糖もパラパラと。
そんな感じで、一応御飯も炊いておいたのだけれど、御飯を食べたのは息子だけ。私とだんなは2人で「肉じゃー!」とばかりに、終始スペアリブを堪能して、それで食事が終わってしまった。べたべたになった手と口をキッチンペーパーでぬぐいつつ、骨から肉をむしりつつの食事はすごく楽しかった。肉もホロホロと柔らかく、骨からするりと外れてしまいそうな具合に火が通り、肉汁たっぷり。
麦茶
「おでんあるいはコーンパン、あるいは卵御飯と味噌汁、どんな感じの朝御飯が良いかね」
「おでん!!」
「御飯もつける?」
「御飯要らない、おでんたっぷり!」
そこまでおでんが好きかーと、今日も息子のおでん好きの認識を新たにしながら、息子と一緒におでん朝御飯ということになった。さすがに残り少なくなってきた鍋から、大根とか厚揚げとか白滝とか、適当に見繕って深鉢に盛りつける。そろそろ牛すじなどは串から剥がれつつあって、大根もすっかり良い色に。でもまだ鍋が空になるという状態ではなかった。明日の夜にでも出せば、さすがにもうおしまいかな。
「どこが好きかって言うとねー、この、茶色いの、とか?」
と野菜天をつまんでいた息子は、だんなの「白いのが好き」とは違う方向におでんが好きらしい。はんぺんとか、ちくわぶとかはね……普通。卵もそんなに好きって感じじゃないかなあ……と、本当に「茶色いもの」を美味しそうに食べているのだった。
あったかシチューのパイ包み \480
ボローニャ風ミートソース \1100
コールスローサラダ
ジンジャーエール
今週の金曜日までにはひととおり仕上げます、と約束していた仕事があって、それに向けてここ数週間至極真面目に仕事していた。何しろ丸2週間、イャンガルルガとかリオレウスとか狩りに行ってない。リオレイアすら倒してない。いや、キノコすら掘ってない(←モンスタハンター2のお話。まだ倒してない強敵が3〜4匹いるの、いーいところで止まってるの……)。
でも、ここしばらく頑張っていた甲斐あって今日にはなんとかノルマ達成、一息つける!と思って今日も朝7時半からパソコンに向かっていたのだけれど、
「お願いしたい事が増えました」
とそのお客さんからメールが届いて、頭から煙が出そうになった。うう、終わると思ったのに、まだ一山あった。一山できた。できてしまった。
更には12月頭には資料送りますからーと伺っていて、その資料がまだ来ないな大丈夫かなと思っていたお客さんから
「12月10日仕上げで考えています、資料は今週中になんとか」
と連絡があって、いや、もう1週間切ってるし、資料もまだいただいていない状況で、いやいやそもそも資料今週中って7日とかに届いてもどうしろと、と泣きたくなる。それ無理、絶対間に合わない……ムリムリムリ……。
お仕事はウェルカムだし、趣味を仕事にしてしまったようなものだから作業自体はすごく楽しいし、会社務め時代に感じた人間関係のストレスもほとんどないし、だから不満に思うことは無いのだけれど、今日はさすがに弱音を吐きたくなった。作業の合間に天井見上げて
「ムリムリムリムリ……」
と呟いてしまう。いや、ほんと、無理だって。常以上に焦って仕事してもろくなことはならないし。
で、真っ白に燃え尽きたお母さんは、
「すいません、夕御飯は店屋物でよろしいでしょうか……」
と、だんなが飲み会だったのを良いことに宅配ものに頼ることにしてしまった。ピザは近々家で作る予定だったので、
「カレーの宅配か、でなきゃピザ屋でスパゲティとスープあたりを頼むというのはどうでしょう」
と息子と相談し、スパゲティを注文してしまうことにした。
息子はカルボナーラ、私はミートソース、そしてパイ包み焼きのシチューは1個を2人で半分こ。
ナポリの窯というお店、以前は同じ場所に同じ資本のストロベリーコーンズという店があったのだけれど、ナポリの窯に変わってから印象が良くなった。単に「ナポリ」「窯」という店名の響きが良くなっただけかと思いきや、手頃なサイズのシンプルなピザは悪くないし、サラダやおつまみの類も色々ある。値段も若干手頃な感じ。ピザ屋にパスタだけを頼むというのも変な感じだったけれど、労せずしてカルボナーラとミートソースの2種類が食べられたので今日はすごく助かった。
昨日のコールスローサラダが余っていたのでそれも出しつつ、コストコで大量買いしてしまったジンジャーエールも出しつつ、スパゲティを交換しつつシチューも分けあいながら平らげた。パイ包みシチューはバリバリとした食感のパイがシチューの入った容器の上部をしっかり囲んでいて、シチューの湯気にも負けない強度を保っている。すっごいバリバリだねーと、そこら中にパイ皮を散らかしてしまいつつ、シチューに浸して食べた。
というわけで、今日はろくな写真が撮れなくて、我が家に飾られているダンボーとよつばちゃんを。よつばと!のキャラクター、ダンボーがリボルテック(関節が稼働するフィギュア……みたいな?)化するということで、思わずその数ヶ月前に発売されていたよつばリボルテックと一緒に買ってしまった。ぐりぐり動くよ、ダンボーの目とか光るよ……ということで、今のところは金魚水槽の前に座っていただいている。段ボールの質感が実にリアルに表現されていて、ステキです。amazon限定版も、ちょっとだけ欲しかった。
そして現在午後9時半、まだ仕事のメールが次々来るよ……うわーん、「すみません、2じゃなくて3でした」って、何だそれー。ぎゃー。(今日は暖簾降ろしていいかな……ダメかな……)。
ウィンナー入りスクランブルエッグ
プッチンプリン
カフェオレ
コーンパンコーンパン、まだまだあるコーンパンを焼きますよー……と、冷凍庫からコストコのコーンパンをざらざらと取りだしてざらざらと焼いた。あと卵焼いたら食べる?食べられそう?と、昨夜は日付がとうに変わった頃に帰ってきただんなに声をかけると
「ウィンナー……一口大に切って……んで、それ混ぜてスクランブルエッグ……」
明らかに眠そうなのに、口調もあからさまに眠そうなのに、「目玉焼きを食べるか否か」ではない、やたらと具体的な朝食メニューをリクエストされてしまった。あー、ウィンナーね、一口大にね……と、その通りスクランブルエッグにすることに。牛乳を混ぜて塩胡椒して、ウィンナーもたっぷりめに混ぜた。
食後に食べるのはヨーグルトが多いのだけれど、なぜか今日は「プッチンプリン」。先日スーパーでかなりの値引きで安売りをしていたので、思わず懐かしくなって1パック買ってきてしまった。私が口にするのが5年ぶりくらいなので、息子に至っては「人生2度目」とかそんな感じかもしれない。ゼラチンで固めたようなプリンは厳密にはプリンじゃないと思うのだけれど(やはり蒸すか湯煎のオーブン焼きかで固めるのがプリンではないかと)、ごくごくたまにこの味も恋しくなる。幼少時の私にとってのプリンはまさに「プッチンプリン」そのものだったので、ソウルフード値も大きいのかもしれない。
「?……どうやって、開けるの?」
「まず蓋取ってー……こらこら、まだ逆さにしない。蓋取ってから、逆さにして、で、底のとこのポチッと出てるところをさ」
息子はまず、プッチンプリンをプッチンする方法も理解していなかった模様。プリン用の平皿出してきて、こうしてプッチンしなさいよとだんなと2人でレクチャーした。
あのプリンがプルルンと出てくるところは、やっぱり楽しい。けっこう血がたぎってうきうきとした気分になってしまう。息子と2人で(だんなは1人、1個だけ残っていたヨーグルトを食べていた)プリン容器からプリンをプルルンと皿に盛りつけて、「おおおー」と感動してしまいながら食べた。朝食の味というよりおやつの味だったけれど、気にしない。
豚味噌鍋(豚肉・白菜・長ねぎ・ちゃんぽん麺)
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉)
焼酎ロック(焼きいも黒瀬)
仕事たくさん、ムリムリムリムリ……と昨日から脳天から煙を出していたのだけれど、
「日程的にムリです。だってこれからコレとコレとアレとソレ、やらなきゃいけないんです」
とぶっちゃけ話を先方にきちんと伝えたところ、わかってくれたらしい。年内かけてしっかり詰めて、仕上げは来年に入ってからということになった。気分的には年をまたいでの仕事は落ち着かないけれど、あからさまにムリな期間での仕事というわけではなくなったので、とりあえずは一安心な状況になった。良かった。
で、今日の夕御飯。
おでんが残ってるし、そして白菜もまだたんまりと冷蔵庫に残ってるしということで、今日の夕御飯は「おでん&豚味噌鍋」。豚味噌鍋に入れる白菜と長ねぎはいつもの分量だけれど、肉の方はおでんを食べる分、心持ち少なくした。いつもはシメに冷凍うどんを投入するところ、冷蔵庫にちゃんぽん麺があったのでこれを使ってみることに。
おでんはいよいよ「グランドファイナル」ということで、1つ残った野菜天を3人用にカットしてみたり、2本のごぼう天を適当に3人の皿に分けてみたりと半ば無理矢理に3等分にしてみた。だんなは大根多め、息子は練りもの多め、私は中庸な感じで盛りつける。串に丁寧に刺したはずの牛すじ肉はすっかりトロトロになってしまって串から外れまくっていたので、鍋からさらうようにして皿の隅っこに盛りつけた。アクは出るしスープもケダモノ臭くなるしという牛すじだけれど、これが入っているとおでんの「ごちそう感」がぐっとアップするのがたまらない。「鍋底大根」の風格たっぷりの大根も素敵な煮え具合になっていた。
豚バラの薄切りとか、しゃぶしゃぶ用のロース肉などを使っての豚味噌鍋は、今日も相変わらず良い感じ。時間をかけて煮た白菜も実に美味しくて、外は震えるほどの寒さなのに額に汗しながらはふはふと食べる。
そしてシメのちゃんぽん麺。豚味噌鍋にちゃんぽん麺を投入するというのは初めてだったけれど、だんな曰く、
「九州出身の友達に聞いたけど、鍋でもなんでも、"麺は基本ちゃんぽん麺"って感じらしいよ。東京来てびっくりしたんだって、ちゃんぽん麺が普通に売られてなくて」
だそうで、まあたいていの鍋料理にはちゃんぽん麺悪くないんじゃない?ということで。
モツ鍋にちゃんぽん麺は神がかった組み合わせと思っていたけれど、豚味噌鍋とちゃんぽん麺も素晴らしかった。うどんもそれはそれは良く似合うけれど、ちゃんぽん麺独特の微妙な太さとか、うどんとは異なったシコシコしたコシとか、中華麺的な風味とかが意外に良く似合う。麺喰いのだんなの尽力もあって、3玉茹でたちゃんぽん麺は綺麗に消えたのだった。
「はぁー!ちゃんぽん麺って、美味しいねぇ!」
びっくりだねぇ!とだんなに話したら
「だから奥さん……俺もうずっと、多分もう3桁いくくらい、ちゃんぽん麺美味しいよって言い続けてるじゃん……」
と、落胆されてしまった。いや、美味しいのは知ってるんだけど、こんなに美味しかったのかと再確認していたところで。まだ「美味しい」の認識が浅かったですか。そうですか。
麦茶
豚味噌鍋、昨夜はちゃんぽん麺でシメだった。うどん食べなかったね、おじやでも良いけどね……と相談しつつ、結局今日の朝御飯にうどんにしてしまうことに。昨夜は少し呆れるほど大量の白菜を鍋に投入してしまったので(でも白菜自体が大きかったようで、まだ食べきれない……)、鍋の中にはまだ食べきれなかったそれらの具が残っている。そういえば肉も少し残してあったんだったと肉も入れて、具沢山なうどんになってしまった。代わりにというわけではないけど、3人で2玉。
何の味と言われれば「味噌味」なのだけれど、「あれ?味噌だけじゃない」とすぐにわかるくらいには酒粕や練り胡麻などの味もしっかり漂う複雑な味。今年は豚味噌鍋の頻度が本当に高い。
枝豆豆腐
金目鯛の煮つけ
沢もたしのおろし醤油和え
じゃがいもと玉ねぎの味噌汁
羽釜御飯
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉)
そろそろ魚が食べたい、可能なら秋刀魚!……と思いつつスーパーに買い物に行ってみたところ、秋刀魚は1尾80円ほどだった。じゃあ秋刀魚だなーと思いつつ鮮魚コーナーを一応ひととおり眺めたところ、2枚におろされた金目鯛が1尾で700円。軍配は金目鯛に上がった。あれ、もしかして私は秋刀魚より金目鯛のが好きだったのかしら(いや、多分秋刀魚の方が好きです……)。
金目鯛、やっぱり煮付けがいいな、煮付けにして食べたいなということで、今日は全体的に和風な感じの夕御飯。見切り品で半額になっていた枝豆豆腐と、母が以前送ってくれた缶詰のきのこをおろし醤油和えで。あとはビールのアテが少しだけ欲しいなとからすみ炙って薄切り大根添えて、からすみ大根を1人2切れ。
きのこの缶詰には「沢もたし」と書いてあった。多分、母の地元の発音だと「沢もたス」になるんだろうなと思いつつ、聞いたことないきのこだぞと調べてみれば一般的には「ならたけ」と呼ばれるきのこらしい。なめこのようにぬめりがあって、外見もなめこに近い。大きなものは傘の直径が6cmほどもあって、ヒラタケに近い感じもした。
味噌汁に入れたり鍋に入れたり、あとは食用菊と大根おろしで和えて醤油垂らして食べるのも美味しいとか。そういえば母がたまーに菊のおひたし作ってくれたなと思い出しつつ、あいにく菊は買ってきていなかったので普通におろし醤油で食べることにしたのだった。缶詰に入っていたのは、「本当にこれ全部同じきのこなんですか?」と突っ込みたくなるほどに大きさがバラバラだ。なめこの味噌汁も美味しいから、きっとこの「沢もたし」の味噌汁も美味しいのだろう。
金目鯛は長ねぎと共に、醤油と味醂でこっくりと煮付けた。少しだけ生姜を効かせて、手頃な値段だけあってサイズは少しばかり小さめ。煮つけたら一層小さくなった感じで、からすみ大根と豆腐と沢もたしでビールを飲んで、魚は御飯のおかずに、という感じで食べた。もっとしっかりこっくり味がついている方が好きなのだけれど、魚は火を通せば通しただけ良いというわけでもないし、なかなか難しい。なかなか会心の出来の煮魚というのはできないものだなと思いつつ、今日は比較的あっさりめな夕御飯。
ウィンナーロース1/2個
カフェオレ
たまにはパン屋で買い物するかなと、昨日パンを少し買ってきた。店頭にクリスマスを意識してだろう、トナカイの顔を模したクリームパンがあったのもポイントで、
「……うわ……ブサかわいい……?」
と、ちょっとばかり(いや、実を言うとちょっとじゃなく)不格好だったトナカイパンに目をひかれてしまった。角部分はチョコでコーティングされていたトナカイパンを息子用に買って、ミルクフランスとかウィンナーロールとか。朝ジムに向かうだんな用には「照り焼き甘辛味」とか書かれていた、チキンカツをトッピングしたパンがあったのでこれを選んでみた。
ウィンナーロールは息子と半分こしつつ、ブサかわいいトナカイパンを眺めながらの朝御飯。鼻はチェリー、目は干し葡萄。
「あれ、トナカイなのに、鼻、青くないんだね?」
「青い鼻のトナカイは……それはトニートニーチョッパーだよ……」
歌に出てくるトナカイは「青いお鼻の……」だったっけ?赤いよね?などと話しつつ、ちょっと久しぶりなミルクフランスを私は堪能していた。
スモークサーモンと生ハムのサラダ
切り落としハムとサラミ
串揚げ(豚ヘレ×2・海老・うずらの卵・鶏ひきと野菜の湯葉巻き・アスパラ)
鶏ごぼうおにぎり
ビール(Corona)
息子の音楽教室の後、買い物をあれこれ。教室の終わる時間が遅いので、少し歩けばすぐに7時になってしまう。仕事帰りのだんなと合流してどこかで外食とも考えたけれど、金曜の夜、しかも12月のこの時期ににすんなり入れる店、特にお酒の飲めるような店はほとんど空いてないのだった。
「というわけでー、デパ地下覗いて何か買って、急いで帰りますよ息子さん」
と、買い物したものをあれこれ持って、デパ地下のベンチで息子と荷物に待っていてもらって私はあちらこちらのお総菜屋を見て歩く。閉店間際のデパ地下、安くなるのはなんといっても鮮魚の類で、次は揚げ物の類。今日はお刺身という感じじゃないんだなーとあちらこちら眺めて、「全品1本105円」に値引きされた串揚げ屋さんであれこれ買って帰ることにした。元々が1本105円のうずら卵串などもあったけれど、豚ヒレ肉の串カツ(商品札には"豚ヘレ"とあった)などは元値は1本160円弱。豚ヘレを多めに詰めてもらい、あとは海老とか湯葉巻きとか、美味しそうなものを色々詰めてもらってきた。
あとは1パック300円だった切り落としのハムとサラミのパックと、以前から少し気になっていた、おはぎ屋さんの鶏ごぼう飯のおにぎり、そして最後にサラダ屋さんでスモークサーモンと生ハムの入ったサラダも1包み。調子に乗ってあれこれ買ってしまったらけっこうな値段になってしまったけれど、でも外食するよりはずっとお安く済んだ。ビニール袋をいくつも抱え、サラダとハムの分は息子にも手伝ってもらって急ぎ帰宅。ダイニングテーブルに買ってきたものを出したところでだんなも帰ってきた。
けっこうな分量になった串カツを温めて、他の総菜も皿に急いで移して、見てくれだけはなんとなく整えた夕御飯。
「えーと、こっちのカツは何かと何かの湯葉巻きって書いてあった……何かと野菜、だったかな。何かは動物性蛋白」
「ああ、肉か魚かね。鶏か豚か牛か魚なのね」
「うん、そんな感じで」
結局のところ、その「何か」は多分鶏ひき肉で、鶏ひき肉と野菜の湯葉巻きのカツだったと思う。何かわからないなら説明しない方がマシだったんじゃないかと思いつつ、そういえば今日に限らず、毎食
「これは○○と××を炒めたもので、こっちは○○のサラダ、あ、これは○○で、このタレかけて食べてね、あとは御飯と○○の味噌汁あるから」
とか私は言っているなと自覚した。だから買ってきたものだと「これは……○○……だった、かな?」とか同席者を不穏な心持ちにさせる説明をしてしまうらしい。……買ってきたものの中身くらい、ちゃんと覚えておかなくちゃ。
それなりにあれこれと買ってきたのだけれど、ライムをひとかけ落としたコロナを飲み飲みつまんでいたら、「あれ、つまみがなんか物足りない」という状況に。息子は既に御飯と味噌汁も平らげて居間にひっこもうとしているところだったので、
「チーズ切ろうか、息子が嫌いそうなやつ」
と、手持ちの「ハバネロ・モントレージャック」なる激辛チーズを少し切って出した。
自分で買うことはまずないだろうハバネロ入りのチーズは、オーダーチーズ・ドットコムの福袋、「阪神タイガース 夢まぼろし袋」に入っていたもの。そのコンセプトが面白くて「これ、買う?」「買っちゃえ!」とばかりに注文したもので、5000円だったその箱の中にはリダー、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ・レッジャーノ、アズィアーゴ、ゴーダブラック、パイン入りクリームチーズ(アーラクリームパイン)、オイル漬けチリミックスフェタ、チーズフォンデュ用ミックスチーズ、ハバネロ・モントレージャック、レッドチェダー、ブリー……と、あれこれあれこれ詰まっていた。チーズフォンデュ用チーズを除いては、1つはおおむね100gくらい。ラム酒漬けのフルーツが入ったりする甘い系のチーズはあまり好きではなくて持て余してしまうのだけれど、今回はその手のものはパイン入りクリームチーズだけで、パイン入りなら私も息子も好物なのでありがたい。賞味期限がやや先なものも多く、年末年始に家でのんびりする時につつけそうなものが多かったのも嬉しかった。
で、半ばビクビクしながら食べてみたハバネロチーズは思ったよりも辛くなく、口中が熱くなるということはなかった。後味にじわ〜っと唐辛子独特の辛さが喉の奥から広がってくるような感じ。チーズに歯を当てる場所によってはとんでもなく辛いポイントがあるようだったけれど、ビールに素晴らしく良く似合った。ピザに散らしたりスープに浮かべたりするのも悪くないとか。モントレージャックはアメリカで最もと言って良いほどメジャーなチーズで、その風味もまたちょっと懐かしい気がした。
麦茶
少し前、週末でもやたらと早く目が覚めてしまう時期が続いていたのだけれど、最近はやたらと眠れるようになった。単に寒くて布団から出られないようになってしまっただけかもしれないけれど、今日もぐーぐーと気がつけば9時半。半分寝ぼけたまま居間に移動してこたつに足を突っ込んでいたら10時も軽く回っていた。いや、10時半も軽く回っていたらしい。
「この時間だとさー、もう朝御飯って感じじゃないよね」
スパゲティ茹でたら食べる?どんなのがいい?てか今野菜何があるの?ベーコンとかは?と、だんなが先に動き出してくれて、あれよあれよという間に白ワインベースのあっさり味パスタが出来上がっていた。玉ねぎ、ピーマン、ほうれん草、ベーコンとソーセージなどが入っていて、塩コンソメ味、白ワインの香りも少し、という感じ。私の作る料理はまだまだ大半のものがレシピを確認しないといけないものばかりだというのに、材料確認しただけでさささとこういうものを作ってしまうだんなは私よりもナイス"すてきな奥さん"っぷりだと思う。
私も一応、皿やカトラリーを出したりグラスに麦茶を注いだりということはしたのだけれど、基本的には何もしないまま朝御飯兼昼御飯が完成。具沢山なパスタをありがたくいただいた。「ごめん、塩味薄かったかも」とだんなは言っていたけれど、いや、すごくちょうど良かったです。
食事の後、早々に立ち上がって鍋を洗い使用後の食器を食洗機に入れ、
「お茶か何か飲む?コーヒー淹れよっか?」
テーブルを拭いた台布巾を洗いながらそんな事まで言ってくれるだんなに、私は「やっぱり私よりもよっぽど奥さんっぽいわ」と思ってしまうのだった。二の腕太くて強面でちょっと(ちょっとじゃなく)マッチョだけど、本当に素敵な奥さん。で、食後にコーヒー。
自家製ピッツァ
クワトロ フォルマッジ
生ハム&ルッコラ
照り焼きチキンとゆで卵
チーズ&生ハム の ピッツァビアンカ
ビール(モルツ)
何件か急ぎの仕事があったのでそれをしつつ、今日は一日家でのんびりと。
夕飯は、先日から予定していた自家製ピッツァ。
手元にチーズがたくさんあるし、モッツァレラチーズも特売していたのを見つけて買ってきてあるし、数日前にスーパー覗いた時に「さあピッツァつくりなはれ」と言わんばかりにルッコラとバジルが安売りされていていよいよ決行。
「さて、ピザ生地作るかねー」
とこたつから出て立ち上がったら、息子も一緒になって
「じゃあ作りましょうかねー!」
と立ち上がった。作りましょー、と声高らかに、いきなり冷蔵庫開けたりしている。……冷蔵庫にピザ生地の材料はありませんよー。
息子も非常にやる気なので、それならとピザ生地作りのレクチャーしながら、息子と一緒に生地作り。ドライイーストは何のために入れるのとか、発酵の仕組みとか、薄力粉と強力粉の違いとか、「グルテン」とは何かとか、全てを一度に覚えるには難しい内容だったと思うけれど作業しながら教えてみた。ぬるま湯に溶かしたドライイーストを粉に混ぜ、馴染ませるまでは手はベトつくし粉はボウルから溢れそうだしで大変だけれど、まとまってしまえばこねていくだけ。
その段階で息子に交代して、
「もっと体重かけてこねーる!こねるというより、君の場合"つぶす"が良いかもしれない」
潰したら、半分に折って分厚くして、またぎゅうって潰す感じ……と教えつつ、私も手伝って丸い生地玉を完成させた。あとは表面にオリーブ油塗って1時間ほど発酵させたら、等分して丸く伸して焼くだけだ。
レシピでは500gの強力粉で4枚のピザ生地にするようになっているのだけれど、我が家のオーブンのサイズと好みの薄さのバランスを考えると、6枚の生地にするのが具合が良い感じ。かなり小さめに作れるので枚数を多く焼くのは手間がかかるけれど、具を変えつつ色々楽しめる。
結局今日は4枚焼いて、2枚は下焼きを終えた段階の生地を冷凍庫に保存することにした。
1枚目はクワトロフォルマッジ(モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、アズィアーゴ、パルミジャーノ・レッジャーノ)、
2枚目はトマトソースベースで生ハム、ミニボールタイプのモッツァレラ、仕上げにルッコラ
3枚目はトマトソースベースで照り焼きチキンとゆで卵、黒オリーブ、シュレッドタイプのピザ用チーズ
4枚目はピッツァビアンカ(トマトソースなし)、モッツァレラチーズとパルミジャーノ・レッジャーノ、生ハムたっぷり
という感じで次々焼いては食べていく。
1枚目から3枚目は皆空腹だったこともあって、次々焼いては旨い旨いとあっという間に消えていったのだけれど、4枚目ともなるとひと心地ついて、用意した具も一通りは使ったところだったので、「さて、じゃあ次は何を乗せようか」ということに。
息子に「何か乗せたい具、ある?」と聞いてみたら、「トマトソース抜き!チーズたっぷりでこの肉もたっぷり!」と皿に残っていた生ハムを指さされたので、そんな感じでピッツァビアンカにしたのだった。かなりシンプルなピッツァになったけれど、トマトソースを使わないでもちゃんと美味しい。
ピッツァ用に用意した葉野菜がどっさりあったので、それを別途サラダとしてもつまみつつ、ビールの肴に照り焼きチキン(これも具として準備)もつまんでしまいつつ、私はゴルゴンゾーラチーズにハチミツかけてつついたりもしつつ。
ピッツァはピッツァとしてもすごく美味しいけれど、乗せる具はそのままでも充分酒の肴になるものばかりで、結局用意した具は9割方消え去ったのだった。
ちなみに、自家製ピッツァを堪能するにあたり、我が家で長らく愛用されているのがデロンギ社のピザストーン、そしてさりげなく必要不可欠なのがペナペナ素材のまな板。
上火すれすれのできるだけ高い場所にピザストーンをセットしているので生地を滑らせるようにオーブンに出し入れする必要があるのだけれど、このまな板に粉まぶして生地を乗せるのが実にちょうど良い。柔らかくしなるような素材感やサイズがぴったりで、このまな板のおかげでピザ生地を素早く出し入れできていたりするのだった。樹脂製のまな板は、実のところ包丁の当たる感じがあまり好きではないのだけれど、今日は殊に大活躍してくれていた。
カフェオレ
みかん
いかにもなアメリカコテコテな感じの、ぶっといソーセージJohnsonville。輸入品も多く扱っているようなちょっと高級めな駅前スーパーに行けばごく稀に特売されているけれど、基本的には我が家の近所では見かけない。が、幕張のカルフールとかコストコに行けばたいてい売られているので、見かけるたびについつい籠に入れてしまうのだった。あまり安くはないけれど、でもこれでホットドッグ作ると美味しいのよね。
というわけで、先日コストコで買ってきたのが「BEDDAR with CHEDDAR」。粒状になったチェダーチーズが練り込まれた、迫力の一品だ。当然これもホットドッグ用にと買ってきて、そして昨日やっとドッグパンも買ってきた。そうそうジョンソンビル買ってあるんだよとだんなに伝えたら、すかさず買い物先のスーパーでカートにドッグパンを入れていたのだった。
今朝も今朝で、一番の寝坊だった私が起きたところで、だんなは颯爽とキャベツ刻んでバターで炒め始めている。私が半分寝ぼけてメールチェックしている間に、コーヒーは淹れられているしオーブンは余熱が始まってるしジョンソンビルは炒められてるしキャベツもカレー粉まぶされて準備万端だしで、私がやったのはチーズをトッピングしたことぐらいなのだった。早い、早いよ。まだワンピースの放映も始まってないよ。
あれよあれよと朝御飯の準備が整って、ワンピースを見るのは後回しにして朝御飯。大ぶりのソーセージは、かぶりつくと「バリッ」というか「バッツンッ」というか、表皮が弾けるような音と食感が感じられて、肉汁もたっぷり。
バターで炒め、カレー粉で少しばかり香りをつけたキャベツを挟むやり方は、その昔に晴海埠頭に週末やってきていたワゴン車タイプの屋台のお店で売っていたものの真似っこだ。どうにも気になる屋台だったものだから、試しにとチリドッグを買ってみたらこれがたまらんほど美味しくて、慌てて「もう1個くださいっ!」と追加で買いに行ったことを思い出す。美味しいクレープも出してくれる、良いお店だったんだー……。
チーズ・コーン・ゆで卵・福神漬け
麦茶
今日は一日、買いだめした漫画読んだり(ふと思い立って数日前に『殺し屋さん』を買ってみたのだけれど、これ面白い……)、だんなはゲームしたり、息子は外に遊びに行ったり。仕事も一段落したところだったので、ぼちぼち年賀状のデザインも考え始めた。そう新しくはない機種のホーム用のプリンターで印刷するから、あまりベタ面が多いと美しく刷れない(トナーの減りも恐ろしいことになる)、フチなし印刷はできないからそれを見越したデザインにしなければいけないし……と色々制約はあるけれど、その中で色々遊ぶのがとても楽しい。
で、昼御飯は手持ちのレトルト食品使って手軽に済ませようということで、以前友人からいただいていた、レトルトのオリエンタルカレーを食べてみることに。パッケージの「辛さのカレー」と書かれたチキンカレーとビーフカレーはなかなかにスパイシーな様子で、息子にはきっとつらかろうと息子には私の母が以前持ってきてくれていた比内鶏カレー(でもこちらも中辛)を温めてやることにした。いずれも真空パックになっているので、鍋に3種類のレトルトパックを突っ込んで温める。並行して急ぎ御飯を炊き、息子のリクエストでチーズやコーンも用意した。あとゆで卵も。
私がチキンで、だんながビーフ。ベースは同じかと思いきや、それぞれきちんと別の味がした。どちらもサラリととろみの少ないルーで、クローブの香りが強めのもの。インド料理のお店で食べるようなカレーよりは辛さもさほどでなく、スパイシーさもそこそこ、といった風だったけれど、家で食べるレトルトカレーの中では、かなりしっかりとインドカレーな感じだった。期待以上にクローブの香りがぷんぷん漂い、入っていた鶏肉も骨つきの手羽元だったのが何だか嬉しい。
チキンもビーフもどちらも炒めた玉ねぎの甘さが感じられるカレーで、かなり好きな味だった。ナン焼いて、家インドカレーもそろそろやりたいところかも。
ドミグラスソースハンバーグ
コーンスープ
羽釜御飯
ビール(モルツ)
「日曜の夕御飯、どうする?」
と昨日スーパーで話していて、
「なんか、ハンバーグ食べたくね?」
と、だんな。あー、ロコモコみたいな?と答えたら「そうじゃなくて、ハンバーグが喰いたい」のだと言う。ああ、ドミグラスソースとかかけた、いかにもな感じのハンバーグが食べたいんだねと、ひき肉をカートに入れ、。
「じゃあ、いかにもな感じで、にんじんのグラッセとかほうれん草炒めたのとか添える?」
一度通り過ぎた野菜売り場に戻って、スーパー内をブラウン運動。どうもここ数日、だんなも私も"肉"づいているらしい。
夕方、だんなが玉ねぎを刻み始めた横で、私はにんじんのグラッセの準備。ハンバーグの成形と焼くところは私が担当して、その横でだんなはほうれん草ソテーを用意してくれていた。
だんなが
「このくらいっかなー」
とカートに放り込んでいたひき肉のパックはかなりのサイズのもので、そこに刻み玉ねぎを1個半ほども入れたものだから、ハンバーグはかなりのボリュームに。だんな4.5:私3:息子2.5くらいの比率な感じでタネを成形して焼いたのだけれど、だんなのハンバーグの脇の私と息子のハンバーグが小さく見えてしまうような感じだった。でも多分250gくらいはあったと思う。
ハンバーグを焼いた後のスキレットに赤ワインを注いで軽くこそぎ、そこにハインツのドミグラスソースを1/2カップ分ほど加えて軽く煮詰め、バターひとかけ落としてソースにした。塩と少しの砂糖(本当はポルト酒あたりを加えたかった)で調味。まあ、こんな感じかなと、できたソースをハンバーグにかけて、昨日のピッツァで用意した分の残りのゆで卵スライスを1かけ乗せてテーブルに出した。
3つのハンバーグを同時に焼くために、半ば無理矢理厚ぼったく成形したハンバーグだったのだけれど、特に割れてしまうこともなく、良い具合。
さ、肉もしっかり食べたし、明日からまた頑張ろう。