アイスカフェオレ
「久しぶりに、食パンスライスしてもらえたよー」
と、パン屋さんで12枚切りのサンドイッチ用のパンをスライスしてもらっていた週末のだんな。ホットサンドホットサンド♪と、なんだか実に嬉しそうだった。そうか、ホットサンド食べたかったのね、だんな。
昨日の冷やし中華の残りのハムもあるし、卵も買ってきたばかりのところだし、と、今日の具材は「はむたまちー」。シュレッドタイプのチェダーチーズが残っていたはず、とそれも出そうとしたら、こちらは残念ながらカビが生えつつあったので、別のチーズを。「リダー」というソフトタイプのチーズが真空パックのまま開封せずに冷蔵庫に入っていたので、それを適当にスライスして詰めてみた。ノルウェーのウォッシュタイプのチーズだということだけれど、ウォッシュ系特有の香りはあまりなく、とてもクリーミーな食感のチーズ。
「このチーズさ、ピヨーンって伸びる感じじゃなくてトロトロって感じだね」
と、ピヨーン系な息子が呟いていた。トロトロ系も美味しいけれど、確かにホットサンドよりはグラタンなどに使った方が美味しいかもしれないチーズだった。
ともかくも、久しぶりのホットサンドに皆満足。
今日もまた、ここ数日に輪をかけた肌寒さ。長袖を重ね着して家の中にいても寒いくらいで、昼過ぎに我慢できずにストーブの火を入れてしまった。変にぞくぞく寒いってことは、単に風邪ひいているのかしらん。
野菜餃子
とんこつチャーシューメン
だんなが激ジョブで遅いとのこと。
「明日の朝御飯の用意がないし、ジャンプも買ってないし寒いし、あったかいラーメンでも食べに行こうか?」
と、息子と2人駅前にお出かけ。この街にはラーメン屋がすごく多くて、選択肢は色々ある。でも、息子が好きな「シンプルな醤油ラーメン(とんこつ醤油ではなく)」というのは、あるようでなかなかない。
「駅向こうのあの店にも醤油ラーメンあるよね、あと、こっちだったら……日高屋かなぁ……」
と、チェーンラーメン屋さんの看板を見上げたら、息子が「ここがいいなぁ、日高屋がいいなぁ!」と。決め手は「半チャーハンセット」があることらしかった。
息子は醤油ラーメンに半チャーハン、野菜餃子のセット、私はとんこつチャーシューメン。
「チャーハンちょっとちょうだい?あと餃子は半分こしよ。お母さんのラーメンに乗ってるチャーシュー分けてあげるから」
などと話し合い、暖房の効いた店内で熱いラーメン啜ってやっと体が温まってきた。日高屋のラーメンは、なんというかごくごく普通のラーメンだ。表現は悪いけど、「美味しいインスタントラーメンに毛が生えたくらいの感じ」というか。そんなシンプルさが逆に良いらしく、息子はこの店の醤油ラーメンがけっこう気に入っているらしい。
風呂のスイッチを入れてから家を出ていたので、帰宅早々お風呂に入って早々にベッドに移動。つい1週間前くらいに30度超えたとか夏日だとかいうニュースを聞いたばかりなのになぁと思いつつ、どうにも風邪気味だったのでおとなしく寝ることにしたのだった。
抹茶入り玄米茶
昨夜、閉店前の駅ビルを歩いて、安売りのを買ってきたいなり寿司。五目とひじき、高菜わさびを適当に混ぜて買ってきた。1個だけ残っていた「高菜わさび」味のは自分用。
私は成人する頃まで、わさびの辛さが苦手だったのだけれど(握り寿司についているわさびを除けるほどでもなかったけれど「わさびが無ければ良いのになぁ」とは思っていた)、いつのまにかわさびの辛さを大好きと感じるようになっていた。今は寿司にわさびは必須だし、わさびマヨネーズ味のポテトサラダあたりは前向きに好物だ。で、高菜入りのわさび風味いなり寿司も大好きだったりするのだった。一時期は週に2〜3度昼御飯に買って食べていたほど。
久しぶりに食べた高菜わさびいなりは、ところどころびっくりするほど辛いところがあったりしたのだけれど、それでも好みな懐かしい味。
バーニャカウダ(スナップえんどう・スイスチャード・ルッコラ・にんじん・プチトマト)
ほうれん草とランチョンミート、卵の塩炒め
葉玉ねぎと豚バラ肉のポトフ風
羽釜御飯
冷たい雨が降る今日も、昨日に続いて肌寒い一日。風邪気味なこともあって、今日は開き直って朝からガスストーブのスイッチを入れてしまう。先週は「そろそろ扇風機も出さなきゃ」とか思っていたはずなのに、寒暖の差が激しいにもほどがある、という感じ。
寝てもいられないので大人しく厚着して仕事をしていたところ、先日通販の申し込みをした野菜セットがやってきた。「クック&ダイン」で扱っている「ながしま農園・旬野菜セット」は何度か購入した事があるけれど、冬の大根や白菜を目当てに買うことが多かったのでこの季節の野菜は久しぶり……いや、もしかすると初めてだったかもしれない。
箱の中には
空豆、スイスチャード、スナップえんどう、小松菜、ルッコラ、葉玉ねぎ、ほうれん草
と、全体的に緑色の野菜がどっさり入っていたのだった。
レストランで口にしたことはあるけれど、食材として手にするのは初めての「スイスチャード」は、茎が紅色や黄色をしている、とてもカラフルな野菜。茎の部分はセロリに近い外見で、でも葉の部分はセロリとは全く異なる、ターツァイに似た深緑色のごわっとした大きな葉がついている。和名では「不断草(ふだんそう)」という名前で昔から日本でも食されている野菜だそうだけれど、茎が鮮やかなものはこの不断草の西洋種とのこと。ほうれん草の仲間なので、調理法もほうれん草に準ずるらしい。……と、検索して「スイスチャード」を調べたら、出てくる画像の主なものはほうれん草にとても良く似た、茎の細い柔らかそうな葉のものばかりだった。……我が家にやってきたスイスチャードは、「茎はセロリ」という巨大なサイズ。葉の部分も、1枚で息子の顔が隠れてしまいそうな大きさだ。ほうれん草というよりも、サイズ的には「フキ」に近い感じ。それはそれで栄養がありそうではあるけれど、さてどうやって食べようかなー……。
せっかく届いた美味しい野菜、新鮮なうちにたくさん食べてしまいたいなと、スープと炒め物、そしてバーニャカウダでひととおり使ってみることにした。葉玉ねぎは緑の部分も一緒にざく切りにして、豚バラ肉と一緒にポトフ風のスープ仕立てに。あまりあれこれ具を多くしてもなと、じゃがいもだけ加えてみた。ほうれん草は卵と残りもののランチョンミートと一緒に炒め合わせ、スナップえんどう、ルッコラ、スイスチャードの茎の部分はバーニャカウダに。空豆はただ茹でて塩を和えて。
市販の空豆は鞘にみっちりと豆が詰まり、その豆も大体均一な状態に育っていて「無駄がない形状」という印象。今日届いた空豆はひょろりと長く、鞘の中に豆が飛び飛びに入っているような感じで、その豆も鞘の端の方はかなりな小粒だった。市販のものに比べて、かなり不揃いな形状の豆だったけれど、茹でてみるとおっそろしく濃厚な豆の味。青臭いような香りも濃厚で、でも素晴らしく美味しかった。全体的に小粒なのに、市販の空豆とは全く違う味がする。
スナップえんどうも同様だった。こちらは見かけは綺麗に揃った普通の「スナップえんどう」の外見だったのだけれど、味も風味もとても濃厚。ながしま農園の根菜類や葉野菜が美味しいことは重々知ってはいたことなのに、
「いかん、豆も美味しい……」
「豆が美味しい……」
と、すごい勢いで空豆は消えてしまったのだった。
バーニャカウダソースは、夕方簡単に自作した。にんにくの匂いを消すために、最初に薄皮剥いたにんにくを牛乳で何度か茹でこぼすのだけれど、
「……だんなも私もにんにく好きだし、何も必死ににんにくの匂いを消さなくても良いんじゃ?」
と思い至り、「茹でこぼす」のは止めにして、単に牛乳で15分ほどかけて柔らかく煮るだけに。煮えたにんにくをフォークでざっくり潰し、そのにんにくピュレと同量程度のアンチョビピュレとE.V.オリーブ油を加えて混ぜただけの、至極簡単なソースにした。
用意した料理はどれも簡単なものばかりだったのだけれど、「食材が美味しいって、それだけですごい御馳走」という事を改めて感じたほど、今日届いた野菜はどれもこれも美味しかった。ほろ苦さの強い野性味を感じるルッコラも、スープの中のとろけるような甘い玉ねぎも、どれも幸せ。でも豆類が一番幸せだったりした今日の夕御飯。この夏はもっとじゃんじゃん豆を食べよう。
葉玉ねぎと豚バラ肉のポトフ風
羽釜御飯
麦茶
昨夜のスープがちょうど1食分ほど残っていたので、今日の朝御飯はスープと御飯を温め直して食べることに。久しぶりに目玉焼きも用意して、半熟に焼いたそれは御飯の上に乗せて「目玉焼き丼」にして食べた。生卵かけ御飯も美味しいけど、半熟に焼いた目玉焼き御飯も大好き。黄身をつついて醤油垂らして食べるのがなんとも幸せだ。
今日も春先並に肌寒い一日になりそうで、温かいスープの存在がとてもありがたい。「そろそろアイスコーヒーの季節だ!」なんて言っていたはずなのに、相変わらずおかしな気候だ。
茄子とピーマンのマリネ
鶏じゃが
小松菜の炊き込み御飯
舞茸と水菜の味噌汁
ビール(サッポロ黒ラベル)
昨日届いた野菜が、まだあれこれと。小松菜が全く手つかずだったので、半量をおひたしにして、半量は炊き込み御飯にしてみることにした。なので和風の夕御飯。
小口切りにした鶏肉に軽く薄口醤油をまぶしておき、小松菜は細かく切って刻み生姜と共にサラダ油で軽く炒める。鶏肉と小松菜を吸水させた米の上に置いて、薄口醤油と酒で調味して炊くだけの炊き込み御飯。多分作ったのは初めてだと思うけれど、色鮮やかな炊き込み御飯が炊けた。なんだか青菜ばかりになってしまったけれど、味噌汁は舞茸と水菜の具で。
メインのおかずは、鶏肉の買い置きがあったので「鶏じゃが」にしてみた。
鍋に醤油と砂糖、味醂を入れて火にかけたら鶏肉と玉ねぎを入れて軽く煮絡める。別のフライパンで一口大に切ったじゃがいもとにんじんを焼き目がつくように炒めてから鶏肉の鍋に合わせ入れ、水を注いで蓋して強火で10分。最初に濃いめの調味料で肉を煮絡め、あとからじゃがいもを水と共に加えて火を通すという作り方は、小林カツ代さんのレシピだ。最後におろし生姜を加える、甘さ控えめな「鶏じゃが」も、いつもの豚肉の肉じゃがと同様にこっくり美味しく煮上がった。彩りに、さっとゆがいたスナップえんどうを散らす。
あとは、さっぱりした味のものが一品欲しいなと、炒めた茄子とピーマンを酢(と塩と少しの砂糖、少しのおろしにんにく)で漬け込んだマリネ……いや、ピクルスに近い感じのものを一皿。昨日に続いて今日も野菜が多めな食卓になり、いつもこの調子の献立にしたいと思いつつ、この熱意がそう何日も続かない(すぐに「今日は簡単にパスタ一品でいいやー」とか、「あーもー外にビール飲みに行っちゃえー」とか……)のが我ながら情けない。
昨日も口にしたスナップえんどうは「鶏じゃが」に混ぜてもやっぱり美味しかったけれど、小松菜もまたとても味が濃いものだった。悪い言い方をすればアクも強く、炊き込み御飯もかなり小松菜味の濃厚なものに。小松菜ってこんなに存在感を出せる野菜だったんだ……と驚きつつ、その風味の強さに、炊き込み御飯の方は息子にはあまり好印象ではなかったようで。
これだけ美味しい野菜を食べてしまうと、息子が幼い頃に頼んでいた「毎週一回無農薬野菜を届けます」というお店の再利用も考えたくなってしまう。でもあのときは、冬に毎週毎週蓮根と大根が届き続けてしまって一時期「もう蓮根と大根は見るのも嫌ー!」となってしまい、それが少しばかりトラウマになっているのも事実。それに、「無農薬=問答無用に絶対美味しい」というわけでもなく、「旨味があるわけでもなく、ただただ固いだけの大根」というのもあったりした。その宅配のお店のものではなかったけれど、「無農薬だから、このくらい虫食いでもあたりまえでしょう」とばかりに、中の中まで虫に食い尽くされた葉野菜を手にしてしまったこともあり、農薬の使用不使用も善し悪しだなと思うところもある。要するに、美味しい野菜が食べたいだけだったりするのだった。
馴染みのレストランの通販でも最近野菜セットを扱うようになってきたし、こういうのをちょこちょこ利用させていただくのも良いかな、と。
それにしても、空豆とスナップえんどうとルッコラが本当に美味しかった。ルッコラはまだあるので、明日サラダかパスタに使おうかと思っている。
アイスカフェオレ
サンドイッチ用食パンがまだ余っていたので、ホットサンドに。やーっと今日は青空が見える、春らしい陽気が戻ってきたのだけれど、それでも一度冷えた室内はそう簡単に暖まるものではなく、家の中は一日肌寒さが続くことになった。
ホットサンドの具は、残念ながら手頃な肉っ気のものが手元になかったこともあって、卵とツナとチーズ。前回に引き続き、「リダー」という柔らかなタイプのチーズを詰めて、トロトロした具のホットサンドに。パンの隙間から卵ペーストと共にチーズなどが零れてしまいそうなホットサンドで、苦心しながら平らげた。
さて、これで「これからの季節はアイスコーヒーよねー」という気候に戻ってくれると嬉しいのだけれども。
皮蛋豆腐
豚薄切り肉の柳川風
羽釜御飯
油揚げとわかめの味噌汁
麦茶
今日はだんなが遅いらしい。
「じゃ、適当にパスタにでもしよっか」
と息子と話していたのだけれど、せっかく美味しいルッコラがあるうちに「ルッコラ+ほたるいか」とか「ルッコラ+桜海老」とかのスパゲティを作って食べたいところ。だったらだんなとも一緒に食べたいし……と、パスタは明日にすることにした。
「えー、今日スパゲティじゃなかったの?」
と、パスタ好きの息子は少し不満気だ。一度「パスタにしようか」と口にしてしまっていた、ごめんごめんと謝りつつ、せめてもと息子の好きな「親子丼的」な味のするものをとありもので御飯と味噌汁の夕御飯にした。
半端に残っていた豚薄切り肉があったので、これを「親子丼的」なものにしようと、ささがきごぼうと合わせて卵でとじて柳川風に。大皿に盛って、好みで適当に御飯に乗せて食べられるようにしておいた。味噌汁は油揚げとわかめ、そしてごく簡単に用意した皮蛋豆腐、あとはスイスチャードとキュウリをスティックに切ってマヨネーズ添えたもの。御飯が炊ける時間(炊くのに13分、蒸らしに13分)で全部用意が出来てしまった。しかしスイスチャード、見れば見るほど立派な外見だ。
「お!親子丼的なものだ!」
醤油味醂味で卵とじになっていれば「親子丼的なもの」と認識してくれているらしい息子が、嬉しそうに丼にして食べていて何よりだった。ラーメンとスパゲティが大好きな割には、料理のジャンルとしては和食寄りのものが好みなようで(スープよりも味噌汁、パンより御飯が嬉しいらしい)今日もすごい勢いで味噌汁を啜っていた。
チキンナゲット 1/2切れ
バニラヨーグルトクリーム 1/2切れ
ブルーベリー&マーガリン 1切れ
アイスカフェオレ
時々無性に恋しくなる瞬間があるランチパック、昨日スーパーを覗いたら、見たことのない味が何種類かあって、むずむずとしてしまった。わー面白い、なんじゃこりゃーなんじゃこりゃーと3袋を籠に入れ、1袋2切れ入っているそれを半ば無理矢理に3種類口にするべく分けてみる。朝ジムに向かっただんながチキンナゲットとバニラヨーグルトクリームを1切れずつ食べていってくれたので、それらの残りを息子と半分こして、ブルーベリー味のは1切れずつ息子と分けあって。
チキンナゲットは想像どおりな「いかにもな味」だったけれど、その「いかにもな味」に満足。思った以上に思い切った量のマーガリンが入っていた「ブルーベリー&マーガリン」よりもバニラヨーグルトクリームの方が好みだった。息子もそれに真っ先に手を出していたところを見ると、バニラヨーグルトクリームがツボだったらしい。
……と、息子がいつもより元気なくポソポソとパンを食べているのを見て「あれ?」と思っていたのだけれど、どうも具合が悪いらしい。
昨夜遅くに熱っぽくなって何度か目を覚ましていたのだとか。「そういう時は夜でもなんでもお母さんたちを起こしてくれてかまわないんだから」と話しつつ、確かに今も微熱が続いているようだったので、学校は休むことになった。……今日は私、滅多に入らない仕事の打ち合わせが昼に入っていたのだけれど、さすがに昼御飯時を挟んで家を空けてしまうのもなと、先方に連絡して来週に延期してもらうことに。
ちらし寿司
麦茶
久方ぶりの体調不良の息子、でも10時を過ぎる頃には「けっこう元気になってきたよー」と起きだして本を見たりし始めたので、「文字読む元気があるなら、学校休んだ分の勉強でもしておいたら?」と、仕事する私の横で漢字の練習したり算数のドリルやったり。なんでも今、「割り算の筆算」に入ったところのようで、その仕組みが今ひとつわからないらしい。説明しながら何度か練習問題を一緒にやるうちにやっと何かを会得したようだった。
ここ最近の私一人の昼御飯は、残りものの食パン囓ってみたり、卵御飯1杯で済ませてみたり、あるいは何も食べないでいたりと、ここに記して残しておくのも恥ずかしいような過ごし方をしているのだけれど、病気の息子がいるとなると話は別なので、お昼が近くなってきたあたりで息子に留守番を頼んで駅ビルにお買い物に。
「何か食べたいものはある?……サンドイッチとか」
「今日の朝、サンドイッチだったよ?」
「そ、そうか、そうだね。……案外かつ丼とか、いけたりする?」
「んー……かつ丼、食べられるけど、でも昨日の夜親子丼的なものを食べたよ?」
「あー、そっかー味が一緒だよねぇ……パスタは今日の夕飯にしようと思ってるし、じゃあお寿司とかは?かっぱ巻きとか」
「お寿司!それ!」
お寿司だ!ということになって、テイクアウト専門店の「京樽」を覗きに。今日は駅ビルの花屋さんが「切り花半額フェア」をやっていたので、思わず小さなひまわりやまだ固い蕾だったシャクヤクもお買いあげ。調子に乗って「これもひまわりに合いそう、こっちはシャクヤクに合いそう」とバラ売りの花や葉もいくつか選び、夕飯の食材も合わせて大荷物で帰ることに。玄関用と食卓用に、かなりボリュームのある花束が2つできあがって、先日買った新しい花瓶をさっそく使ってみた。最近花を買って飾ることをしていなかったので(ベランダの花を適当に切って食卓に飾ったりはしていたけど)、花のある食卓に華やかさにしばしうっとり。
昼御飯は、私はちらし寿司、息子にはかっぱ巻きと納豆巻き、さび抜きのねぎとろ巻きの盛り合わせを。この季節の限定品らしいちらい寿司は、水菜を敷いた上に鯵や蛸なども盛られたもの。定番の卵、イクラ、ネギトロなどもトッピングされていた。
息子ならずとも、酢飯って美味しいよなぁ(息子は酢飯が大好物)と思いつつ、もぐもぐ。期せずしてプチ豪華なランチになった。しかも食卓には綺麗な花。
海老とルッコラのリングイネ
コーンスープ
ビール(サッポロ黒ラベル)
美味しいルッコラがまだ残っているので、桜海老かホタルイカと合わせてアーリオオーリオベースのパスタ料理にでもしたかったところ。が、もう微妙に時期が過ぎ去ってしまったようで、魚屋には桜海老もホタルイカも置かれていなかった。残念だったけれど、殻つきの普通の海老を買ってきて調理することに。予定通り、ベースはアーリオオーリオで、刻んだプチトマトも少し混ぜてソースにした。ルッコラには火を通さないように、最後に加えて和えるだけ。
パスタとスープだけでは物足りない感じだったので、あと一品、お昼に買ってきた直後から少し強めに塩をしておいた黒豚ロース肉をスキレットで焼きつけ、そこに刻んだスイスチャードも加えて蒸し焼きのような具合で火を通す。肉と野菜を皿に盛りつけた後で、そのスキレットにバルサミコ酢とはちみつを加えて少しだけ煮詰め、それを肉の上からかけた。
本当はなかなか小洒落た料理になるはずだったこの料理、肉が思ったより多かったせいもあって(そして野菜も案外多かったせいもあって)、バボーンドドーンとした大皿料理がテーブルの中央に置かれることに。肉料理もパスタも、息子の好みど真ん中という傾向のものではなかったので(どちらも私とだんなにはストライクゾーンなんだけど、多分)、せめてもとスープは息子の好物のコーンスープを用意しておいた。
クリームのスパゲティや、ミートソーススパゲティも悪くないのだけれど、いや、前向きに大好きなのだけれど、塩味のシンプルなスパゲティというのも大好き。ルッコラはそれほど大量に残っていたわけではなかったのだけれど、それでもパスタ全体に独特な胡麻の香りが広がるほどに濃厚な風味だった。肉も柔らかく美味しく焼けていて満足。
炒めウィンナとオムレツ
コーンスープ(昨夜の残り)
カフェオレ
いよいよもって、バターが品薄になってきた。駅ビル内のちょっと高級めな食材を扱うスーパーでは1包み1200円ほどもするカルピス特撰バターまでもが売り切れとなってしまい、大手メーカーの見慣れたパッケージのバターはとうに近所のスーパーから消え去ってしまっている。
我が家のバターも数日前に底をつき、どうしましょうと考えた後、「アンデルセン」のポイントシールを使ってしまうことにした。これまで特に引き替えることもなく溜め続けていたシールが、もう台紙8冊分ほどにもなっている。2冊で1包みのバターと交換してくれるそうで、とりあえず4冊分のシール台紙をバターに替えてもらってきた。なんでも小岩井乳業との共同開発の特製発酵バターなのだそう。1パックの中身はそう多い分量ではなかったけれど、この発酵バターは前々から気になっていたのでこれも良い機会かと。一緒に食パンも買ってきた。
厚切りにした食パンをバタートーストにして、隣ではだんながささっとウィンナーを炒めてオムレツを用意してくれていた。昨夜のスープを温め直してカフェオレも淹れて、のんびりめの朝御飯。アメリカンチェリーとグレープフルーツを買っておいたのに、うっかり出すのを忘れてしまった……明日は出そう。
冷奴 \157
餃子 2×\181
春巻 \315
ニラ肉炒め \472
八宝菜 \525
天津飯 \462
東京ラーメンセット \924
生ビール 3×\483
特に予定もなく、一日のんびりとしていた土曜日。息子に誘われて、家の前でバドミントンに興じたりもしたのだけれど、実にあっけなく明日は筋肉痛になりそうな予感。一応は中学時代にバドミントン部にいたという経験はあるのだけれど、でもバドミントンのラケットを握るのは何年ぶりかという感じだった。けっこう楽しかったので、また息子につきあってもらって遊ぶことにしよう。
朝御飯が遅めだったこともあって、昼御飯はそのままスルーで、かなり早めの夕御飯を食べにいくことにした。どうにも王将が恋しくなって、
「ギョーザだギョーザだ」
「王将だ王将だ」
と、おでかけ。
期せずして今日土曜日は「餃子の日」で、ただでさえお安い餃子が50円引きになるのだとか。持ち帰りもできるお店なので、店頭には生の餃子、焼き餃子を買い求めに来る人が小さな行列を作っていた。なんでも、5/1から餃子が値上げになったそう(1人前21円の値上げだとか)だけれど、それにしたって安いことには変わりがない。息子がセットメニューで1皿、更に単品で2皿注文して、他の炒め物などと共に思う存分餃子を食べてきた。だんなが
「王将の餃子は普通に御馳走だよ」
とよく口にしているけれど、一緒になってすっかり気に入ってしまっている自分がいる。ニラ肉炒めは肉1割弱という感じだし(そしてもやしが3割くらい)、八宝菜は7割が青梗菜という感じではあるのだけれど、でもそれでいいの。それがいいの。
食べ終わって外に出ても、まだ5時半を少し過ぎたばかり。ゲームセンターでも少し覗いて帰ろうかと近くのゲーセンを覗いてみたら、モンハンのプーギー(豚さん、こんなの)のクレーンゲームがあった。
「プーギー!プーギーいた!かわいい!」
と最初に見つけた私がきゃあきゃあとだんなと息子を引っ張っていき、皆で「ほしーい……」とマシンにへばりついたのだけれど、クレーンゲーム猛者のだんなの腕をして「ダメ、これは重くて持ち上がらない」とのことで、泣く泣く帰ってきたのだった。
カフェオレ
アメリカンチェリー
チョコクロだチョコクロいいな、と、昨日の夕方外出ついでに「サンマルクカフェ」でお買い物。朝食用にチョコクロを買って帰ってきた。パン屋さんにチョコデニッシュは数あれど、ここまでチョコレートがふんだんに使われているチョコパンはあまりない。この季節になると、常温でもチョコが柔らかな食感で、それはそれで心地よいのだけれど、真冬に食べる、まるで板チョコのようなチョコっぷりのチョコクロもまた大好きなのだった。これからの季節、チョコクロのチョコは柔らかくなる一方なんだな……。
デザートに、アメリカンチェリー。酸味強めのチェリーで、「ありゃ、今ひとつだった」と思ったのだけれど、食後に洗濯物を乾燥機に入れたりしているうちに息子がチェリーの器を空っぽにしていて驚いた。息子、チェリーも好物でしたか。
ハムとかチーズとか、サラダとか
薄切りパンとディップいろいろ
ココナッツ味タイカレー
お菓子いろいろ
サングリア・ワイン・お茶
今日は一人でお出かけ。学生時代の部活の集まりがあって、仲良しの後輩から数週間前に声かけがあった。会場は後輩が一人暮らしをしている都内某所のマンション。料理と飲み物、用意してお待ちしてますと連絡いただいていたのだけれど、それなりに人数が集まるようだとも聞いていたので、白ワインと赤ワインを1本ずつ、あと昨日の夜に地元のハム専門店で買っておいたボローニャソーセージとハム、チーズ2種類ばかりをつまみに持参して、待ち合わせ場所の駅に向かってみる。
私の代は私だけ、あと仲良しの1代上の先輩が1人、3代下の後輩が1人、あとはメインの1つ下の代が5人……といった感じの集まりだった。去年か一昨年あたりに一緒に飲んだ人たちもいるけれど、中には15年ぶり以上の人もいたりして。結婚していたりお子さんがいたり、バリバリ働き続けていたり研究者になっていたりと、近況報告だけで数十分かかってしまう。後輩の1人が
「あの……懐かしいかなーと思って……」
と、当時の部誌を披露してくれちゃったりして、全員エビのように後ずさったりもした。
幸い、後輩が用意してくれていた料理は洋風のものが多くて、薄切りパンにアボカドのディップ、甘くない小豆のディップ、じゃがいものサラダなどなど、持参した肴も組み合わせて食べられるものだったので何より。お手製のサングリアまで用意されていて、たっぷりいただいてきてしまった。
私の呼び名も、結婚した人たちの呼び名も、全員旧姓。久しぶりに旧姓で呼ばれ、時間が一気に巻き戻った気がした。さんざんおしゃべりした後は、「カレーもあるんですー」と、ココナッツ風味のタイカレー。御飯も玄米を炊いたもので、しっかり辛いタイカレーにまたサングリアが進んでしまって、最後はすっかり良い気分に。お菓子の差し入れもあれこれあって、料理を並べていたテーブルはあっという間にデザートバイキング会場のようになっていた。
私の代の部活仲間は連絡がつかない人がちらちらいるという状況。更にはその部活の仲間(A集合)と、「A∩B」の値が限りなく大きい「B」という集合の仲良しグループが別に存在していて、そちらの集まりは昔からちょこちょこと開催されていたりする……ので、n(A)−n(A∩B)にあたる友人は、もうさっぱり音信不通状態なのだった。……って、集合の記号持ち出して説明するような複雑な話でもないのだけれども……Aちゃんとか、元気かなぁ。
なんだかんだですっかりお邪魔してしまい、5時にお開きに。
先輩と一緒に秋葉原まで御一緒したのを良いことに(先輩はそこで乗り換え)、私は途中下車してボークスショールームに寄り道。ゴールデンウィーク前に「もやしもんモネラマグネット第2弾」が発売されていたのをすっかり知らずにいて昨日初めて存在を知り、「これは大変!」と売り切れになってしまう前に早速ガチャガチャをしに行ってきた。日も暮れようとする中、駅前はメイドさんがたくさんだ。そしてめでたくマグネットは全種類入手。そして同じフロアにあった別の店でたまたま見つけたメタルチャームも試しに2箱買って帰宅した。メタルチャーム、開けてみたらシークレットの金色オリゼーが入っていて、地味に嬉しい。
もつ煮豆腐 2×\368
もつ煮玉子 \95
串焼:豚シロ 2×\84
串焼:豚ハラミ 2×\84
串焼:やきとり 3×\95
串焼:ぼんじり 2×\147
串焼:つくね 2×\263
串焼:ねぎいかだ 2×\105
串焼:にんにく 2×\105
だし巻き玉子 \294
蒸し鶏 \294
ハムかつ \294
カルピススカッシュ \210
ホッピー 4×\399
家族であれこれ。けっこう安くて美味しかったです。
今から帰るよと連絡して、急ぎ帰宅。だんなと息子は、今日は2人ジムのプールで泳いでいたりしたらしい。夕飯をどうしようと話していたところだったらしく、「もう、飲みに行っちゃえ」ということになった。駅前に、新しく「テング酒場」というお店がつい最近オープンした。チェーン居酒屋の「天狗」と同じ系列、異なるコンセプトのお店、という感じ。メインは串焼き(焼き鳥、焼きモツなど)らしい。
オープンしてまだ1週間というところだったらしく、店内は大混雑かつ店員さんはてんてこまいという状況だった。しまったな、もう少し落ち着いてから来れば良かったかな、とも思ったのだけれど、幸いすぐに座ることもできたので、初「テング酒場」。全体的に価格は安く、そして名物らしい「もつ煮豆腐」がとても好みな味だった。モツと豆腐がたっぷり(根菜などが異様にたっぷりでモツが少なかったりするお店があるけれど、そんなこともなく)の味噌味の煮込みが1杯368円で、同じ味の煮卵を1個95円で入れてもらうこともできる。ひととおり、モツだ焼き鳥だとつついた後で、もつ煮豆腐をお代わりしてしまった。この煮込みとホッピーという組み合わせで、「また来よう」と思った私たち。
「おゆきさん、今日は楽しかった?」
「ん、楽しかったー」
と、戦利品のもやしもんマグネットをざらざら披露しつつ、賑やかで楽しかった日曜日。
「そっか、お母さんはお出かけが好きかー」
息子は"お母さんは、家で僕やお父さんといるより、楽しいことが別にあるのかー"と、少し不思議な様子だった。いや、家にいるのも楽しいけど、外にも楽しいことがいっぱいなのよ?