クリームチーズ
宮崎産アップルマンゴー
アイスカフェオレ
たまにはベーグルとかも良いんでないかい?と、昨日「BAGEL&BAGEL」で朝御飯用にベーグルを買ってきた。私はバニラベーグル、息子はブルーベリーベーグル、だんなはヴォルケーノ(チーズベーグル)。
クリームチーズは家にあるから、それ塗って食べようかなーと思いながら、その後寄った八百屋さんでお値打ちマンゴーを発見した。
宮崎産のマンゴー、表面にけっこう目立つ感じに黒点がいくつも出てきていて、でも茶色くグズグズになっているという風でもないのが、普通に食べられそうなのが1個500円。すぐ隣に売られている正規品の方は1個1900円。
「……これは……買い、だよね」
と、買ってきてみた。触るとかなり柔らかくなっているのがわかり、こりゃ早く食べないと、と、一晩冷蔵庫に入れて冷やしておいた。
今朝さっそく剥いてみると、果汁たっぷり、豊潤な香り、果肉の崩れは全くなく、見事なまでの「完熟マンゴー」。これは素晴らしい!と食卓に出して、
「私のベーグルはバニラだから、クリームチーズ塗って、その上にマンゴー乗せて食べたらきっと幸せ……♪」
と、当初の予定にはなかった「マンゴークリームチーズベーグル」を堪能した。今シーズン初のマンゴーがこの美味しさとは、なんとも幸先の良いこと。今年も美味しいマンゴーたくさん食べられるといいなぁと思いながら、口から溢れそうなマンゴー果汁を堪能した。
今日は野菜が届く日。今週の「ベジタS」は
キャベツ1個・小松菜1把・京菜1把・アスパラ1束・きゅうり5本・青ネギ1束
という、緑一色な内容だった。
キャベツ……やっと今朝使い切ったところだったんだけど……。さてどうするかなぁ……煮るか。煮て食べるか。
小松菜とがんもの煮浸し
牛肉とアスパラのXO醤炒め
豆腐とわかめの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
手元には週末買った和牛薄切り肉。アスパラや小松菜が今日届いたことだし、それらを使ったおかずは何かないかなということで、メインのおかずは中華風に「牛肉とアスパラのXO醤炒め」にすることにした。牛肉は片栗粉や卵白、醤油、紹興酒、塩を揉み込んで数十分おき、ざっと炒めて除けておく。刻んだアスパラとピーマンはさっと湯通し。
そこまで下準備しておけばあとはほんの数分、ピーナッツ油で刻みにんにくとXO醤を炒め、野菜を加えてざっと絡めたら肉を戻し入れ、オイスターソースをひと垂らしして全体を和えるように数度あおったらできあがり。
XO醤は、以前横浜中華街で買ってきた「萬珍樓」のもの。それほど辛さは強くなく、安心してがつがつ使える味わいなのが嬉しい。確か値段もさほどではなかったと思う。
今日5本も届いたきゅうりは板ずりしてからすりこぎで叩き、息子は塩だけで、私はラー油を添えて箸休めに。
今日は野菜と一緒に頼んで届けてもらった豆腐セットもあり、セットのがんもどきは小松菜と一緒に煮浸しにした。メインのおかずは中華ながら、全体的には和風寄りな感じの今日の御飯。
和食の、だしをとったりしている時も「なんか私、いかにも"料理してる!"って感じだわ」とちょっとわくわくするのだけれど、中華料理の調味料を合わせる工程だとか中華鍋をざっかざっかあおったりする動作も、「料理してまーす」という充足感が味わえてとても楽しい。XO醤炒め自体は、本当は青椒肉絲のようにある程度厚みのある肉を棒状に切る方がそれっぽかったのだろうけど、美味しくできたので満足。
卵かけ御飯
豆腐とわかめの味噌汁
麦茶
数日前、息子が「卵かけ御飯」への思いを熱く語っていたこともあって、「そんなに好きなら」と、今日の朝御飯は卵かけ御飯。
私ももちろん大好きな卵かけ御飯。でも、たとえばトーストは3日続いても、私はそれほど飽きが来ないけれど、卵かけ御飯は3日続くと「卵、生のままかけるんじゃなく、目玉焼きにして御飯に乗せない?」という気分になりそうな気がする。多分息子は1週間くらい卵かけ御飯が続いても飽きないのだろうなぁ。
昨夜は今朝の献立を見越して味噌汁を多めに作っておいたのでそれを出し、あとは簡単におひたしを添えてみる。
「京菜」は「水菜」の別名らしい。でも先日「京菜」として届いたそれは、私が近所のスーパーで買ってくる「水菜」とは大きくことなり、茎が太めでどっしりしたもの。「茎が白い小松菜」とでもいう感じで、私の知る水菜の、あの全体がふさふさとした柔らかな緑色の野菜とはかなり異なるものだった。
調べてみると、「水菜の仲間」であることに代わりはなく、品種が異なるのであるらしい。関東での京菜は茎広系の品種(こんなの)を指すことが多いそうで、そうか、だから京菜=水菜と言われても私には違和感だったのだなぁと合点した。
月並だけれどさっと茹でておかか醤油でおひたしに。醤油味のシャキシャキした野菜をつまみながらの久しぶりの卵かけ御飯はちょっと幸せな朝御飯だった。
しめじのにんにくバジル炒め
ポトフ
羽釜御飯
麦茶
1玉あるキャベツをどうやって食べようかなと思いつつ、午前中に買い物に。今日は夕方から雨になると聞いているし、気温もそう高くはならないらしい。だったら煮込み料理でも良いかしらと、ポトフにすることにした。幸い、アメリカ産の豚肩ロース肉のブロックがお手頃価格。
全体に塩をしっかりめに揉みこんでおいた豚肉を、人参、玉ねぎと共にル・クルーゼでのんびり煮込む。1時間半ほど経ったところでキャベツとじゃがいもも加え、20分ほど火を通したらできあがり。味付けは顆粒コンソメと塩胡椒、あとはローリエ1枚鍋に入れただけ。薄味めに作っておいて、粒マスタードを添えつついただいたのだけれど……あっさり味過ぎて「これはだんなのお弁当にはあんまり向かなかったかも?」とちょっと反省。カレーのルーでも溶かしちゃおうかしら?と危険な事も考えたものの、でもそれは止めておいた。粒マスタードと粗塩別添にすれば美味しく食べられるかなぁ。
あとは、しめじをにんにくと共にオリーブ油で炒め、最後にパラッと刻んだバジルを散らしたものと、簡単に用意した水菜(京菜でなくて、こちらは水菜)のサラダ。
肉はポトフの皿にごろりと大きく入れた1かけだけの、割と健康的な夕御飯になった。野菜もたっぷり。
こうして食べるとキャベツも1人で1/4個くらいはぺろっといけてしまうところがありがたい。暖かくなってきた季節のキャベツらしい、青々とした葉の巻きがゆるめのもので、芯に近いところもスープをしっかり含んで煮えてくれ、「肉が美味しい」というよりは「キャベツが美味しい」夕御飯。
いつものホットドッグ
アイスカフェオレ
昨夜作ったポトフ、一応残りは「だんなのお弁当」想定でいたのだけれど、だんな曰く
「ポトフだったら朝御飯に食べたいなー」
と。
「明日の朝は、ドッグパンが残っているからホットドッグの予定なのよね」
「ホットドッグとポトフでいいじゃん」
「いいの……?」
トーストとポトフという組み合わせならともかく、ホットドッグとポトフはかなり肉肉しい感じになっちゃうんじゃないかしらと思いつつ、用意してみた。でもポトフの残りはちょうど1人分くらいだったので3人で分けるとさほどの量ではなく、肉肉しいというよりは「キャベツをたっぷり食べたぞ」という風な今日の朝御飯。
持てあますかもと危惧していた1玉のキャベツはこれで半分以下になり、「燻製した金目鯛と春キャベツのスパゲティ」とか「鶏とキャベツの温かいサラダ」とか、色々キャベツレシピを選んで待ち構えていたのが、今回はその出番無くあっという間に消費してしまいそう。
ラム肉とアスパラ、にんじんのジンギスカン風
ひよこ豆と野菜のスープ
羽釜御飯
麦茶
冷蔵庫に焼肉用のラムが200gほど。
「量少ないし、だんなのお弁当には別のおかずを用意するとして……」
夕飯に炒めて食べちゃおうかな、と、アスパラ、人参と共に炒め合わせることにした。にんにくと塩で炒め、最後にジンギスカンのたれ(ベルたれ)をざっと回しかけて軽く煮詰める。
月並だけど、ラム肉とベルたれの相性の良さときたら絶大で、焼肉用にスライスしたラム肉を見ると条件反射のように「あ、ベルたれで炒めなきゃ」と思ってしまう私……。このいかにもな味がたまらない。今日は人参とアスパラを炒めてしまったけれど、ニラとモヤシとキャベツというコテコテのジンギスカン風組み合わせにすると、なお美味しい。
さっぱり酸味のある添え物が欲しいなと、オイル控えめに作った酢油キャベツを。玉ねぎと人参、キャベツを塩で揉んで、サラダ油と酢、隠し味の砂糖でざっと和えたもの。スティックに切ったきゅうりと、薄切りのサラミも脇に添えた。
具がほとんどなくなり、ほぼスープだけといった状態のポトフの残りは、茹でたひよこ豆を入れて煮込み、細かく切った玉ねぎや人参を足して野菜スープに。
毎週水曜は息子がテニス教室に通っている。汗みどろで帰ってくるから夕飯前に風呂を済ませ、そして腹ぺこで臨む夕御飯が「淡泊な魚料理」だったりすると、本人相当がっかりするらしい。だから「平日に最低でも一度は魚料理を」と思いつつ、水曜日だけは息子の好みの方向の肉料理を出してやろうと思っている。思っているだけでうっかり忘れることも多々あるんだけども……。
「アンデルセン」のダッチブレッド
枇杷
アイスカフェオレ
パン買ってきてくださいな、甘くないのね、だからミルクフランスは却下ねと、昨日、習い事に向かう息子にお使いを頼んだ。
「丸ごとリンゴは?」
「……それ、甘いんじゃなかったっけ」
「……甘いねぇ」
「じゃあダメだねぇ」
「そっかー」
息子は煮リンゴがゴロッと1個入ったパイ風のパン(確かリンゴの芯の部分にはカスタードクリームが詰まっているのだ)をご所望の様子だったけれど、今回はしょっぱい系のにしてねと送り出した。なんならミートパイでもカレーパンでもソーセージロールでも良いから、と。
で、息子が買ってきてくれたのは、「アンデルセン」のダッチブレッド。1人1個の肉まんサイズのパン、表面にはダッチブレッド特有のメロンパンのようなひび割れがある。中にはたっぷりクリームチーズ。温めてもさほどトロトロに溶けることはなく、ねっちりとしたチーズの食感を楽しめるパンだった。
炒めるとしっかり油が染み出てくる良い感じのベーコンをじくじく炒めて、それを混ぜたスクランブルエッグも用意。食後には今シーズン初めて口にする枇杷を出した。
「今ね、はやぶさが熱いんですよ。週末の日曜日に、地球に帰ってくるんですよ」
と、朝食時の話題はもっぱら小惑星探査機「はやぶさ」について。
低予算での計画、これでもかとトラブルに襲われて絶望視されたこともあったのに、7年の旅を終えて6月13日に地球に帰ってくる。
「ダメです!○○が××です!」
「大丈夫だ!こんなこともあろうかと□□は△△にしておいた!」
「なんだってぇー!?」
と、世界中を驚かせた仕込みの数々は「変態的」とまで言われた。「こんなこともあろうか」の真田さん満載の動画があって、こちらのブログに詳しい解説含めた記事が掲載されています。
はやぶさが投下するカプセルはオーストラリアに降りるそうだから、共に大気圏に入って燃え尽きるはやぶさ共々日本から肉眼で見ることは難しそうだけれど、当日はかなりわくわくすることになりそうだ。ちなみにここでライブ放送も行われるそう。
「君は宇宙も好きだよねぇ、深海も好きだけど」
と、だんなが「なんでそんな遠いところばっかり」という顔をして呟いていた。いや、私、ヨドバシカメラとかも大好きよ?
枇杷はすごく甘いというほどではなくて、「うすら甘い」という程度だったものの、この優しい甘さと香りの良さは果物の中でも上位に入る好みなもの。最高に甘くて美味しい枇杷は桃やマンゴーの美味しさに匹敵するんだけどなぁ……と思いつつ、なかなかそういう枇杷にはお目にかかれない。
酢油キャベツ
鶏肉の唐揚げ風
アルフレッドソース和えペンネ
麦茶
今日は一日カラッと良い天気。梅雨が訪れる前に片づけてしまおうと、冬物布団を一気に片づけた。カバーを外して洗って、中身は干して、厚ものは片づけて、薄がけは夏用カバーに掛け替えて……とするはずが、夏用カバーがどこにもない。
そうだわ、猫がかぎ裂き作ってボロボロになったしと昨秋処分したんだった……!と気付いて、慌てて「明日配送可能」のお店から通販してみたり。
ともかくも、布団はフカフカになったし、厚ぼったい冬用羽毛布団も片づけられたし、満足。
ベランダと寝室を往復しまくって、なんだか慌ただしかった一日、夕飯は、イタリアンのお師匠の呟きをみていて「パスタがいいなぁ」と思った……んだけど、あれこれ考えはじめたら、「イタリアン」はどこへやら、すっかり「アメリカ〜ン」な献立に……。
手元には鶏もも肉、そしてヒガシマルの「揚げずにからあげ」という調味料。
なんでも、まぶして焼くだけで唐揚げ的な味と食感が楽しめるのだとか。クックドゥ的な、「混ぜて炒めるだけ」的な調味料はなるべく避けているのだけれど、この商品のメーカーはヒガシマル。うどんだしなどで何かとお世話になっているメーカーで、「そっかーヒガシマルかー」と、思わず手にしてしまったのだった。揚げ物は苦手だしめんどくさいし、もし本当に唐揚げっぽいものが手軽に作れるのなら、お弁当にも使えるかなと。
どうせ揚げないのなら、徹底的に油は使わない方向でいこう、と、鶏はオーブンでじくじくと焼いてみた。適度に油を落としながら焼いた肉は、確かになんとなく唐揚げ風。馴染みのある唐揚げっぽい醤油味で、表面には細かなアラレがたくさんつき、その食感は揚げ衣に似ていた。唐揚げの、まんま代用とはやっぱりならないけれど、でもこの手軽さと味なら悪くないかも。
添えたペンネのパスタは、ありもののソースを使ってしまおうということで、大昔に買ったCLASSICOのCreamy Alfredoソースを和えることに。茹でたパスタを温めたソースで和えるだけ。上にパラッと刻みパセリふってできあがり。
メインのおかずもパスタもそんな風に簡単だったから、夕飯の支度は至極簡単に済んでしまった。しめじとえのきを使ったほんのりにんにく風味のコンソメスープと、昨夜の残りの酢油キャベツを添えて、準備完了。
日本でも、そしてパスタの本場イタリアでも一般的に知られていないだろう「アルフレッドソース」は、アメリカではトマトソース、ミートソース、あとアルフレッド、と、3本の指に入るのじゃないかなと思うほどにメジャーなもの。確実に「カルボナーラ」よりも、レストランのメニューで多く見かけた。
クリーミーなところはカルボナーラ的ではあるけれど、卵は入っておらず、生クリーム+チーズ+バター、という感じ。にんにくを効かせたりマッシュルームを入れたりもする。茹でたり焼いたりした鶏むね肉を添えたりするのもすごくよく見かけた。
で、そのソースの瓶詰、日本で言えば「レトルトカレー」的な手軽さでアメリカでは購入できたものだから、かつて何かとお世話になっていた。たまたま先日スーパーで懐かしいその瓶詰めを見つけてしまって買ってきてしまった次第。
「どう?美味しい?」
「……なんか、すっごく懐かしいような味がする……」
「だよねぇ〜」
などと話しながらもぐもぐもぐ。
チーズトースト
アイスカフェオレ
数日前、息子が
「お母さん、朝御飯にゆで卵作っていい?」
とのたまった。
学校の家庭科の宿題で「卵料理を作りましょう」的なものが出されたらしい。
「いつも何分くらい茹でてる?」
「ん〜、黄身がある程度固まるくらいだったら、沸騰して10分かな、半熟なら5分しないくらいで引き上げるけど」
そんな事話しつつ、私は山形パンをスライス。昨夜のだんなの帰宅はたいそう遅かった(3時過ぎ……)から、だんなは寝かせておいて、息子と2人でこちゃこちゃと朝御飯の準備をして、静かに「いただきます」と、食べた。
息子のリクエストで、トーストはチーズ乗せに。息子が茹でてくれた卵も1人1個食べて、だんなの分の1個はお弁当のおかずにしておいた。
ゆで卵、普通に塩かけて食べるのも好きだけど、マヨネーズ絞って食べるのも好き。マヨネーズの原料の一つは卵だから、マヨかけ卵は卵に卵かけて食べているみたいな、トマトにケチャップかけて食べているような感じになってしまうのだけれど、美味しいんだなぁ。
今冷蔵庫に入っているのはHELLMANN'Sの瓶入りマヨネーズ。酸味少なめ塩気少なめの、ぽってりとしたマヨネーズは、実のところ「日本のマヨネーズの方が好みな味ではあるんだわー」と思っているのだけれど、時々口にすると美味しいなと思ってしまう。瓶からスプーンですくうという動作が、マヨネーズらしからぬ感じで楽しいんだわ。
きのこのバジルソテー
小松菜の磯和え
和牛と玉ねぎのうま煮
冷や汁
羽釜御飯
麦茶
今週はけっこう仕事をがんばった。
昨日注文した布団カバーもめでたく今日の午後届き、ベッドもやっとこさ夏仕様。ベランダの朝顔や茄子もニョキニョキと成長中。
去年一昨年あたりはずっと「油断するとすぐ猫が家から飛び出しちゃう」という心配があったからベランダの花の世話をする気持ちにあまりなれなかった。今は、かすみさんは外に出たがるそぶりをほとんど見せないし、りゃんりゃんの方は「俺は外に出るぞー」とすっとんで来るものの、ベランダのコンクリの上でごろんごろん転がるだけでおおむね満足している(それ以上居たがる時は首輪に紐をつけている)ので、こちらもさほど心配する必要がなくなり、やっとベランダ園芸に本腰を入れられる今年。
今日は一日曇り空で気温もそう高くなく、夕方からはほんのり肌寒ささえ感じる気温だったけれど、夕飯は今シーズン初の「冷や汁」。きゅうりもたんまりあるし、豆腐もあるし、茗荷もある……と作ってしまうことにした。
お昼頃にいりこでだしをとって、アルミホイルに塗って魚焼きグリルで炙った麦味噌を濃いめに溶く。汁は粗熱をとってから冷蔵庫へ。手でざっくりほぐした豆腐と薄切りきゅうり、すり胡麻を混ぜたらできあがり。焼いた魚の干物を入れるのは抜きにした。あとは食べ際に刻んだシソと茗荷を添えれば良いのだけれど、今回は手元にシソがないので刻み葱と茗荷で。
熱い味噌汁でも茗荷を具にすることがあるみたいだけれど(私はあんまり馴染みがない)、生の茗荷の香りはまた格別。冷たいきゅうりに豆腐にシソや茗荷というその組み合わせもいかにも夏らしく、そしてどうやら息子も大好物らしい。
「わ!今日の夕飯冷や汁だー♪」
と、「あ、今日はお肉煮たのも御飯に似合うから牛丼風にしてもいいかも……」という私の言葉が終わらぬうちに、御飯茶碗の中身を全て冷や汁の碗にぶっこんでいた。「まだある?お代わりできる?」と聞きながら啜っているあたり、相当好物なのであるらしい。
今日はメインがこの「冷や汁」なので、あとはちまちまと少量色々と。
色は鮮やかだったけれどかぼちゃの存在感は今ひとつだったかぼちゃ豆腐(野菜の宅配と一緒に頼んで届いたもの)、だんなのお弁当に詰めた残りの小松菜の磯和え、余った半端きのこをバジルと一緒にオリーブ油炒め、すき焼き風に醤油味醂味で煮た和牛薄切り肉と玉ねぎ。
それぞれ小皿に盛りつけたら、たいした内容ではないのに食卓が賑やかなことになって、お酒でも飲もうかなという気分になった。多分この週末にあれこれ飲むことになりそうだから自重。その代わり冷や汁をおかわりしてみたりして。
麦茶
昨夜しこたま作って置いた冷や汁が、今日の朝御飯。
昨日は炊きたて御飯に合わせた冷や汁、今日は冷や御飯に合わせたから全体的にキーンと冷たくて、「そうそうこれこれ」という幸せな美味しさ。
「たっぷりあるのでお代わりしてねー」
と、御飯の釜と冷や汁の鍋を両方食卓に出した。刻み葱と刻み茗荷をばさばさかけながら、皆でおかわりしながら平らげた。
きゅうりは、味噌味が染みてない、切りたてのものを入れるのが好き。
だから昨晩食べる時は、器に刻みきゅうりを入れておいて、その上から豆腐入りの汁をかけた。今朝は全部食べきるつもりで、1本半分ほどのきゅうりを全部スライスして鍋に入れてから食卓へ。
「俺、豚汁と冷や汁、比較するとギリで豚汁が勝つけど、でも冷や汁相当好きだよ」
と、だんな。
「あ、ぼくもぼくもー」
と、息子。
茗荷好きな私としては茗荷が入る分ギリで冷や汁が豚汁より上位に来るけれど、我が家の男共がそれほど冷や汁を好きだとは知らなかった。
「世界三大スープってさぁ、ブイヤベースとフカヒレとトムヤムクンって言うじゃん」
トムヤムクン抜いて冷や汁入れてあげてもいい感じだよねぇ私としては……と呟くと、
「ブイヤベースも別に要らない」
「それ言ったらフカヒレだって」
「いいよ三大スープはクラムチャウダー、コーンスープ、冷や汁って感じで」
「いやいや俺はそこに豚汁も入れてあげてもらいたい、コーンスープでなくて」
「味噌味2つはさすがにバランス悪いでしょ」
と、わいわい。
でも、いずれにしても、我が家においての「世界三大スープ」にはどうも冷や汁が入ってしまうらしいのだった。
香菜の肉味噌がけ \500
もやしの肉味噌がけ \450
大根餅 \480
塩猪肉 \800
白切鶏 \880
干し大根と叉焼の炒飯 \890
担仔麺 2×\150
煮卵 2×\100
肉燥飯 \350
杏仁豆腐 \400
愛玉水 \350
マンゴージュース \350
生ビール 3×\0
3人で。たっぷり食べました。
今日は劇団四季の「サウンド・オブ・ミュージック」の観劇。半年くらい前に、チケット発売開始の案内が来て、
「見に行くー?興味なかったら私一人で平日マチネに行っちゃうけど」
とだんなと息子に声をかけたら「行く行く」ということで、家族分のチケットをとってみたのだった。昼の公演は既にあまり良い席が空いていなくて、今日土曜の夜の回ということに。
開場は5時、開演は5時半、終わるのはきっと8時を過ぎる頃だから、「じゃあ遅めの昼御飯か早めの夕御飯を摂ってから行くようだなぁ」と考える。明日も用事があるから終演後にのんびり夕御飯というのも大変かなと。
でも、午後3〜4時頃の半端な時間にちゃんとしたものを食べさせてくれるお店というのは案外とないもので、通し営業をしているお店をと探していたところ、汐留ビルディング内にはいくつかそういうお店があることが分かった。ドイツビールのお店とか、ピッツェリアとか。
「台湾料理屋さんもあるらしいよー魯肉飯があるみたい」
「!そこ!そこがいいなぁ」
ということで、向かってみたのは「新台北 別館」というお店。下北沢に本店がある台湾小皿料理屋さんだった。
「肉味噌香菜ください」
「あと肉味噌もやしも」
「あ、肉味噌かけ御飯ください」
と、なんだか頼んだものは「君たちどんだけ肉味噌が好きなんだ」という品揃え。
「なんか、魯肉飯(るーろーはん)っぽいものがある〜」
と入ったお店のそれは、残念ながら「魯肉飯」という名称ではなくて「肉燥飯」という名前。
「……でも、限りなく魯肉飯っぽいよね?」と食べたそれは、地域による呼び方の違いだったりして(使用する豚肉の部位が違う、とか、調味料が微妙に違う、というのもあるらしいけれど線引きは明確ではないみたい)、限りなくちゃんと魯肉飯なのだった。甘じょっぱい肉味噌は御飯にも麺にも野菜にも良く似合う。
「塩猪肉」は、塩漬けにした豚バラ肉を表面カリッと油で揚げて薄切りにした……という風なもの。酢に刻みにんにくを散らしたものを添えつつ食べる。塩が良い感じに中まで染みていて、表面はクリスピーな心地よい食感。「白切鶏」は骨つき蒸し鶏。真っ白のフクフクな状態に火を通した鶏が冷やされて出てくる。醤油ベースのほのかに辛いタレがついてくる。
どれもちゃんと美味しくて、思わずビールをお代わりして箸を進めてしまいつつ、シメは担仔麺、煮玉子乗せ。
担仔麺自体には香菜のトッピングはなかったので、少量残っていた肉味噌香菜を最後にドワーッと担仔麺にトッピングして平らげた。煮玉子の黄身にしっかり味が染みていて、これまたとっても良い感じ。
食後に杏仁豆腐と愛玉氷もいただいてしまいつつ、観劇前だというのにビールですっかり良い気分、お腹一杯になってしまった。
「いいお店で良かったね、安かったし(ビール3杯分の代金、まだディナータイムではなかったけれど「こちらサービスしますね〜」とディナータイム時用のクーポンを適用してくれた)」
台湾料理というと、新宿の台南担仔麺に足を向けてしまことが多いけれど、浜松町駅前にも美味しい店があると知ってとても嬉しい。
白天・じゃこ天盛り \630
串おでん \800
釜玉生醤油うどん \630
ざるうどん \630
生ビール 2×\530
お試し地酒セット \1000
日本酒(ふふふ/小豆島 森國酒造 辛口吟醸酒) \520
を3人でもぐもぐもぐー
で、家族3人でミュージカル観劇。
だんなは大の「サウンド・オブ・ミュージック」ファンで、ビデオテープをすり切れるほど見たのだそう。
だから「見に行く?」と声をかけたときに
「行く行くーサウンド・オブ・ミュージック好きだもん」
「僕も行ってみるー」
と食い付いてきて、久しぶりに親子3人でミュージカルにという次第。
でも、舞台のミュージカルはまた別だろうし(何より、マリア先生はジュリー・アンドリュースではないわけで)、ここ1週間ほどのだんなの激ジョブっぷりは最たるもので、上演中だんなは寝ちゃうかもなぁ……などと思いつつ、観劇した。
見てみると、これが期待以上に面白く、疲れもピークだろうだんなも「楽しかった、見に来て良かった」と何度も言っていた。7人の子役たち(末っ子のグレーテルは本当にちっちゃな子。6歳くらい?)の演技も素晴らしかったし、最後の最後にやっとソロで歌うシーンが出てくるトラップ大佐の歌声も素晴らしかった。もちろんマリア先生も素晴らしかったし。
私も映画は見たことがあるので「次は修道院長さんのClimb Ev'ry Mountainだわー」などと記憶の中のストーリーを追いかけながら見ることになったけれど、でも全然飽きなかった。そう、修道院長役の人も実に良かったなー。
映画に比べると全体的に時間が足りないので、
「子供たちも大佐も、ツンデレのツン部分が短いよね」
「あっという間にデレが来るよね」
という感じはしたけれど、でもそのあたりもあまり違和感がなかった。うん、見に来て良かった。
明日もお出かけの予定だしすんなり帰りましょうか……と思いつつ、「でも、なんか食べたい」「ていうか軽く飲んで帰りたい?」という事になって、お店を探しつつ劇場から汐留に向かい、新橋に向かって歩いていく。あそこはまだやってるかな、と行ってみたのが香川と愛媛のアンテナショップ「せとうち旬彩館」2階のレストラン。夜は11時頃まで営業しているとのことで、土曜のこの夜もテーブルも半分くらいが埋まっていて、そこは普通に居酒屋の雰囲気。お昼はお昼でうどんメニューが充実の食堂になっているらしい。
「夜に来るとあんまりうどんメニューはないんだねぇ」
と話しつつ、息子はさっそくざるうどんを注文。
私たちはじゃこ天の盛り合わせと串おでんをもらって、ビールを飲み飲み。
じゃこ天は馴染みのある「薩摩揚げ」と同じ色合いのものと、「白天」と呼ばれるはんぺんのように真っ白なもの2枚の盛り合わせ。葱や生姜が添えられていて、温められてアツアツのじゃこ天は香ばしくてとても良い感じ。
おでんは大根、こんにゃく、みかん玉子、練り物を愛媛の辛子味噌でいただくもの。辛子味噌が辛味控えめでほの甘く、たっぷりつけて食べるのがとても美味しい。
「次は日本酒かなぁ……」
と、だんな。
「え?飲むの?」
君、疲れているだろうし早く帰りたいと思ってたけど……?と苦笑いしたら、
「いや、なんか……飲みたい気分だったのよね」
とのことで、じゃあ帰ったらお風呂入ってすぐ寝ようねと話しつつ、日本酒も少し……少しと言いつつ私は「おためしセット」など。
「香川の美味い酒おためしセット」は、綾菊 大吟醸・川鶴 無濾過純米・金陵 純米の3杯が、60ml位ずつ。全部飲めばちょうど1合という感じ。
無濾過純米は、あまりトロリとしていない、キリッとした喉ごしのもの。これも美味しかったけれど綾菊大吟醸の、いかにもな吟醸香のするお酒が好みだった。
だんなが貰った「ふふふ」という小豆島の辛口吟醸もスルスルと喉を滑り落ちていく飲みやすい(でもちゃんと主張もある)もの。
せっかくの香川アンテナショップ、家で食べる用のうどんも買って帰りたいところだったけれど、あいにく物販の方は既に閉店。もうダメ眠い、と、帰りの電車は座れたこともあって熟睡しながら帰ってきたのだった。
マンゴーデニッシュ
クリームロール
アイスカフェオレ
明日の朝はうどんでも食べて茹でる?いやでもこれからうどん食べて帰ろうかって言ってるとこだしねぇ、と、観劇後に汐留界隈をてくてく歩いていた昨日。
もう夜も更けて夜8時過ぎで、日曜夜ということで平日よりも早く店を畳むお店が多いみたいだった。
で、通りかかった「神戸屋フレッシュベーカリー」。
「ただいま値引き販売中でーす全品20%オフでーす」
と店頭で呼び込みをしていて、「あ、朝御飯発見!」と寄っていた。
神戸屋のパンと言えば、私にとっては「神戸屋レストラン」の方を最初に思い浮かべてしまうので、私にとっては「ニセ神戸屋」くらいのイメージ(すみません……)の神戸屋フレッシュベーカリー。でもマンゴーデニッシュは美味しそうだったし、コロネ風のクリームパンも美味しそうだったしで、2つばかり選んで買ってきた。
マンゴー果肉がごろごろとたっぷりトッピングされたデニッシュは、クリームもほのかにマンゴー風味。息子は私とまんま同じ選択をしていて、向かい合ってマンゴーデニッシュをもぐもぐもーと平らげた。
今日は天候が心配だったけれど、なんとか夕方までは天気が保ちそう。
焼肉おにぎり・鮭いくらおにぎり
唐揚げ
モツ煮込み・串焼き
ビール・チューハイ
などなど
今日はだんなと私の13周年の結婚記念日。25周年を銀婚式、50周年を金婚式と呼ぶけれど、15周年まではそれが毎年設定されていて(以後は5年毎)、13周年は「レース婚式」なのだそう。
この週末は昨日今日とマリンスタジアムで阪神との交流戦があって、
「いやでも結婚記念日に野球観戦もないかな」
と躊躇していただんなに
「でも12日の方は、ミュージカル行こうって半年くらい前にチケット取っちゃったわけだし……君さえよければ土日続けてお出かけでも私は構わないけど」
と、行きましょ行きましょと野球のチケットも取ったのだった。
試合開始は午後1時、スタメン発表は30分くらい前。早めに到着しましょうとバスに乗ってスタジアムに向かうと、球場外にトラッキーが来ていて愛想をふりまいていた。
ちゃんと、交流戦ビジター用のブルーのユニフォーム着用。1975年の頃のビジタータイプを復刻させたものなのですって。
マリンスタジアムは海っぺりで敷地も広く、球場周囲にはたくさんの屋台が出るのがいつも楽しい。球場内で売っているモツ煮(小さな名物らしい)は外せないよねと、串焼きのワゴン屋台でホルモン焼きやカシラ、鶏ももや皮やぼんぢりなど適当に10本ばかり買ってから入場した。バスに乗る前に、地元駅前のおにぎり屋さんでおにぎりも2個買ってきた。
応援前に食べにくいものは食べちゃおう、と、スタメン発表を待ちながらビール飲み飲み、モツ煮つまみつまみ。今日は曇り空でじりじり肌が焦げることもなく、海風も強くて快適な野球観戦になった。
試合の方は1回表に先制するも、あっというまに7点取られて4回裏には2対7の5点差に。
5点ビハインドはきっついねーなんて苦笑いしていたけれど、取って取られての乱打戦で9回表でついに同点。1回裏表終わるのにちょうど30分というとんでもなく長丁場な試合で、9回裏を抑えて同点による延長戦が決まった頃には、午後5時半を過ぎようとしていた。
午後6時に始まるナイターだったら11時半に9回が終わってなお延長という流れということになるから……そりゃ疲れるわ(選手も観客も……)という感じ。
10回表はそこそこの好打順だったけれど残念ながら点を取れず、10回裏で藤川球児が井口にサヨナラアーチを被弾、という流れで試合は終わったのだった。
結局は負けてしまって残念ではあったけれど、でも5点差から追いつく流れは感動もので、代打桧山のツーベースヒットから林のタイムリーツーベースで追加点、なんてあたりは相当わくわくした。……なんて書いていると、私、普通に野球が大好きな人で熱烈な阪神ファンみたいだ。自分では「違う!ファンというのはだんなみたいな人の事を言うのだ!」と思っていたりするのだけど……(いやでも普通に阪神選手全員の応援歌歌えるしなぁ……)。
千葉県民謝恩プラン グルメコース \6,000
飲み放題コース \2,?00
「野球観戦後に、ここで夕御飯食べませんか?結婚記念日だし」
と、だんなが事前にみつけておいてくれたのは、スタジアムにほど近いホテルニューオータニ幕張の上階にあるスカイバーベキューというレストラン。
なんでもちょうど「千葉県民謝恩プラン」なるものを提供中で、「6000円で食べ放題」なんてプランがあるのだとか。応援後のドロドロの格好で伺うのも申し訳なかったので、ホテルの化粧室でささっとトップスだけ着替えてお店に向かった。もともと「試合開始から4時間もあれば大丈夫でしょー」と午後5時の予約だったのだけれど、
「すみません、5時の予約なんですが、まだ7回も終わってないんです……」
と4時半頃に電話して、随時連絡いれながら結局1時間ほどの遅刻。
飲み放題プランもつけてもらって、ビール飲んだり焼酎飲んだりしながら、マリンスタジアムを見下ろすソファー席であれこれジュージュー焼いて食べてきた。
各自の前には、生姜醤油ベースのたれとポン酢、あとは魚介に似合うスイートチリマヨネーズ。
食べ放題の対象は
いわしハンバーグ、ピーナッツ入りソーセージ
<冷菜>
前菜2種盛り合わせ、千産千消のミニッツサラダ、千産千消のスティックサラダ
<スープ>
ミネストローネ、本日のスープ(かぼちゃの冷製スープ)
<海鮮>
真鯛、季節の白身魚、サーモン、大正海老、イカ、帆立貝
<お肉>
豪州産サーロインステーキ、豪州産牛バラカルビ、鶏モモ肉
厳選国産豚ロース、厳選国産豚バラ肉、熟成厚切りベーコン
<野菜>
人参、しいたけ、玉葱、さつまいも、茄子、ター菜
赤パプリカ、黄パプリカ、ズッキーニ
<お食事>
ご飯、味噌椀(赤だし)、香の物
<デザート>
マザー牧場のミルクジェラート
本日のシャーベット(ブラッドオレンジ)、ホームメイドバニラアイス
という内容。
サラダや前菜、スープなどは手頃な一口サイズで手が出しやすく、他の食材も1切れずつ持ってきてもらえるので好みのものを思う存分食べることができた。
本日のスープがかぼちゃの冷製だというのでそれを最初にいただいて、スモークサーモンと千葉産のあさりと山菜の炊いたのの前菜もだんなと半分こ。あとは
「よろしければ盛り合わせのプレートをお持ち致しますが」
というお勧めをもらって、魚介や肉、野菜を一通り盛り合わせたプレートをいただいて、「しいたけ美味しかったからもっと貰おう」「あと玉ねぎも」と、ぽちぽちと追加注文。
あまり分量食べられなかった気がするけれど、振り返ってみれば1枚150gくらいはありそうなサーロインステーキ肉を5枚くらいは家族皆で平らげていたから、けっこうもりもり食べていたのだと思う。国産豚ロースなんかも美味しかった。
で、デザートは併設のラウンジに移動してふかふかの椅子につきながらのんびりと。
結婚記念日の旨だんなが伝えて予約しておいてくれて、「でしたら、少々追加料金がかかりますが、盛り合わせのデザートをラウンジでお召し上がりいただけますが」と提案されたのだそう。
ではそれで、とお願いしておいたデザートは、大きなショートケーキとジェラート(シナモンラスクつき)、メロンとアメリカンチェリーとパパイア、キウイの盛り合わせだった。小さなキャンドルがケーキに添えられていて、だんなと2人で吹き消す……と、息子がなんだか不満顔。
「僕も"フー"したかった!」
「だってこれ、お母さんとお父さんのお祝いだもん。……君は誕生日に、フーしてるじゃないですか」
「君も結婚して彼女とフーすればいいじゃないですか」
と私とだんなに笑われつつ、ちゃっかりショートケーキはごっそり持って行っていた。
鉄板焼きプランのデザートも別途御用意しますよ、とのことで、ミルクジェラートも1人1個。息子は既に、私たちが肉を食べ続けている間にジェラートを1個貰って食べていたのだけれど、
「この、マザー牧場のジェラート美味しすぎ!なにこれ!」
と、いたく感動していたので、それがまたお代わりできて御満悦だった。
焼酎も飲んでしまったものだから、ほろ酔い気分で帰宅すると午後9時を回ったところ。
「大変!さっさとお風呂入らないと、はやぶさが帰って来ちゃう!」
と、昨日今日の疲労で眠くもあったけれど、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を日付が変わるころまで見届けた。
ニコニコ動画の放送は最後まで繋がらなかった(プレミアム会員じゃないし……)けど、JAXAの管制室と和歌山大学の現地ライブ映像には繋げられたので、オーストラリアに流れ星になって戻ってきたはやぶさの軌跡と、JAXA管制室の沸き上がる雰囲気はリアルタイムで見ることができた。
すごいねはやぶさ、がんばったねはやぶさ、と感動しながら就寝。