
アイスカフェオレ
洋梨・オレンジ
そろそろ厚切り食パンの美味しいトーストが食べたい!ということで、「アンデルセン」で長時間発酵食パンを塊で買ってきた。
「どのくらい切るのー?厚くていいよねー?」
とか言いながらざくざく切ってオーブンへ。お供にアイスカフェオレ、果物。
やっと日常が戻ってきた気分……と、思いながら、朝からギラギラする屋外を眺めながらもぐもぐ。今日はそれでも幾分か過ごしやすい気温らしい。
そして深夜早朝と人気の少なくなる時間帯に家の周りを見ているのだけれど、かすみさんは現れない……そんなに「外」に戻りたくなっちゃったのかしら。元野良猫の彼女には、家猫の暮らし(しかも飼い主が数日不在で、見知らぬキャットシッターがやってきたりする、ときた)が窮屈だったのかな。
今日は久しぶりに野菜セットが届く日。昼前に届いた「ベジタS」は
大根1本 ・ レタス1玉 ・ ニラ1束 ・ パプリカ3個 ・ ズッキーニ1本 ・ ミディトマト1袋
という内容だった。ニラにパプリカ、ズッキーニ、いかにも「夏!」という感じだ。……でも……また大根……。
グリーンサラダ
ピッツァランチ
(ガスパチョ・ミニサラダ・ハムと半熟卵のピッツァ・
ミニパンナコッタ・アイスティー)
生ビール(小)
旅行の片づけはひととおり済んで、さて旅行記をまとめはじめなきゃ、あと仕事もしなきゃ、とパソコンに向かっていたところ、
「お昼、あそこ行きましょ、パスタのお店!」
と母がなんだかうきうきしている。
そうか、今回まだあそこのお店に行ってなかった!と、母上京の折にはほぼ必ず訪れるお店「トラットリア ヴィーノ」に行ってきた。
お手頃価格のランチメニューを眺めつつ、「でも、こっちのアラカルトのパスタに美味しそうなのが多いよね」と、あれこれあれこれ。結局、私がランチ限定のピッツァセットメニュー(日替わりの前菜と日替わりのピッツア、サラダとミニデザートと食後のドリンクつき)を、息子が単品のカルボナーラ(大盛希望)、母も単品のパスタに、こちらはサラダとパンとデザート、ドリンクのセットをつけてもらった。サラダをがっつり食べたいねということで、アラカルトのサラダも別途注文。
ピッツァについてきた前菜は、一口サイズのガスパチョ。
タバスコの辛味がほのかに効いていて、濃厚なトマトの甘味と酸味を感じるガスパチョは、この暑さには嬉しい一品だった。
サラダはパスタのセットの方はパルミジャーノとオリーブ油がけの葉野菜、ピッツァのセットの方はオクラやかぼちゃなどの茹で野菜を添えたチーズ抜きのもの、とそれぞれ違ったもの。ほどなくテーブルにやってきた一品料理のサラダも、茹で野菜がふんだんに乗った具沢山のものだった。
私のピッツァを2人に分けつつ、母の頼んだウニのトマトクリームスパゲティを私もお相伴。
薄焼きの、縁までパリッとしたピッツァは相変わらずの香ばしさ美味しさで、トロリとこぼれる卵の半熟具合もとても良い感じだった。母のパスタのウニもたっぷり。
そしてデザート、私の方のはミニサイズパンナコッタ。ラズベリーのソースなどで可愛らしく飾りつけされている。
母の方のはメニューから選ぶことができ、タルトやチーズケーキ、ティラミスなど、選択肢は10種類弱。母が選んだのは桃のコンポートだった。
1/2個分の大きな桃の自家製コンポートは自然な甘さで、更に上には桃のシャーベットもふんわりと盛られている。大きいからあなたも食べなさい、と私と息子も味見させてもらったけれど、びっくりするほど美味しかった。都内のリストランテで食べるそれにも劣らない美味しさ。息子の目が輝いて「もっと食べていい?」と瞳が訴えはじめ、最後は息子が皿を空にした。
チーズ(ベルキューブ・ビストロ)
蔵王クリームスプレッド(バニラ)&リッツ
「シェ・ケン」のテリーヌいろいろ
鶏のオーブン焼き
トースト
ビール(サッポロ黒ラベル)
「シェ・ケン」の洋梨のタルト
アイスカフェオレ
「それじゃ私は、ちょっと千葉までお買い物に行ってくるわね〜♪」
と、ランチ後、母はそのままヒラヒラと電車に乗ってお出かけしてしまった。
「母……元気ね……」
私はそろそろグロッキー……旅行中も帰ってからも1日6時間くらいしか眠れてないし……とベッドに横になったら、「あ!ご主人!お側にはべります!」とばかりにりゃんりゃんがひっついてきて、
「あんたは輪をかけて甘ったれになったよねぇ……で、かすみさんは全然帰ってきてくれないよねぇ……」
どこで楽しくやってるんだろうねぇ……と、りゃんりゃん抱えてそのまま爆睡。久しぶりに午後の昼寝を満喫してしまった。
やっぱり猫の導眠効果は最強。
そして、夕方遅くになって帰ってきた母の手には、たっぷりの「シェ・ケン」のお総菜。
確かに私は「シェ・ケンがお勧めよ。母の好きなテリーヌ類もたくさんあるよ」と言ったけども、でも、その巨大な紙袋は何でしょう。
袋の下にはタルトが4個入った箱、その上には桃のゼリーが2個、あとはテリーヌが8枚(!)。
「売ってるの全種類買ってきてみた!2枚ずつ!」
母、満足そうだ。
休み明けのだんなは激ジョブらしいし、ではあとはありものでそれっぽい献立を用意しましょう、と、今日届いた野菜をあれこれ取り出した。
レタスとパプリカとトマトでサラダ。冷蔵庫内に紫玉ねぎもあったのでそれも刻んでサラダに添えて、「これ美味しいよ」と蔵王クリームスプレッドのバニラ味も出す。「ベルキューブ」のビストロ味も買ってきたところだったのでそれも出す。
油淋鶏風にしようかなと買ってきてあった鶏もも肉2枚のうち1枚を出して、適当にざく切りにしてじっくりと時間をかけてオーブン焼きに。味付けは普通に塩胡椒のみ。それで大体テーブルが整ったので、あとはお米の御飯の代わりに食パンを一口大にカットしたのを小皿にこんもり盛りつけて手をのばせるようにした。
「あんた、まだあの有機野菜の宅配とか取り続けてるの?」
と言いながらサラダをつまんだ母が
「やだこれ、すごく美味しい!」
と驚いている。今日のはたまたま、レタスもパプリカもトマトも玉ねぎも、全部届いたものばかりを使っていたものだったことも幸いしてか、えらいこと驚いている。
あらーやだー美味しいわー、正直言ってペニンシュラホテルの朝御飯のサラダよりこっちの方がずっと美味しいわー、と、過大なるお褒めの言葉をいただいた。私は野菜をちぎったり刻んだりしただけで味付けは「ピエトロドレッシング」だったりするんだけど。
テリーヌは、豚肉と鶏レバーの「田舎風テリーヌ」(写真左手前)、パプリカとトマト入りのベースで茄子とかぼちゃを巻いた風なもの(左奥)、ほうれん草とサフラン、サーモンのムースに帆立、海老、サーモンを挟んだ、鮮やかな三層の「海の幸のミルフィーユ」(右手前)、迫力のお値段の「フォアグラのテリーヌ」(レストラン創業以来のシェフのこだわりだそう)。
美しいテリーヌを無造作に並べちゃってゴメンナサイ、と反省しつつ、くだけた格好でいただいたテリーヌは、でもどれもこれも美味しかった。ここのフォアグラテリーヌを口にするのは初めてではないのだけれど、これが美味しいんだよなぁ……これ、大好き。
食後には、これまた母が買ってきてくれた、タルトを1切れ。私の分はいちじくのタルト。
どっしりとした重めのタルトの土台にアーモンド風味の生地。上部に飾られたいちじくは何層にも重ねられたリッチなもので、とてもクラッシックな味の美味しいタルトだった。甘さもしっかり。

「シェ・ケン」の桃ゼリー
アイスカフェオレ
息子が「まるごとりんご」のパン食べたいというので、地元のパン屋さん「marond」でお買い物。リンゴの甘煮を1個丸ごと入れた(というか、"包んだ")ずっしり重いパンは息子の大好物。母もこのお店のマロンデニッシュがとても好物なのだそうで、母と息子は食べ物の好みがちょっと似ている。私とだんながお粥食べに行く朝に「ホテル御飯の方が良いよねー」「ねー」とつるんでいた2人だ。
じゃあ私とだんなの分のパンはどうしよう、と、しばし悩んで無難にソーセージパンにしてみた。ロングウィンナーをボート型のパンに乗せてケチャップやら何やらしぼった、ホットドッグ風のパン。
中までしっかりめに焼いたそれを出しつつ、「そういえば母が昨日桃ゼリーも買ってきたのでした」と、桃のコンポートがぎゅうぎゅう詰まった感じのゼリー1パックを3等分していただいた。昨日のランチの桃コンポートも美味しかったけれど、こちらもさすがの「シェ・ケン」、リッチな味だった。
ウィークデーランチブッフェ 2×\2200
ウィークデーランチブッフェ(小学生) \1300
ビール(中瓶) \750
白ワイン(デキャンタ) \800
今日はちらっと仕事もあって、朝9時前からパソコンに向かって格闘していたところ、
「なんか、美味しいもの食べに行きたいわねぇ……」
と呟いている母がいる。
「幕張とかどうかしら。ホテルでお昼御飯」
とか呟いている。
美味しいものなら先週1週間、ぶっ続けに食べてきたはず……と思いつつ、母の仰せであらせられるなら、と、
「ん〜……やっぱりマンハッタンのランチブッフェかなぁ?」
と、「HOTEL THE Manhattan」の「ウィークデーランチブッフェ」に予約を入れてみた。
もう10年近く前から、使用していない宴会場を使って平日限定でランチブッフェを2000円ほどの価格で供しているこのホテル。でも不況の流れもあってか、「客単価を低くおさえる範囲内で、できるだけ美味しくて、見た目も綺麗で、サービスも完璧で」という気迫がちょっと薄くなってきたように思うここ数年。「まー、こんなもんでいっかー」的な緊張感の無さが出てきたのが悲しいなぁと思いつつ、それでもなおエリアのランチブッフェの中では高水準にある……と、思う。
「ビール飲んじゃう?」
「飲んじゃいましょうよ」
と、生ビールいただいて、その後は調子に乗ってデキャンタ(500ml)の白ワインも頼んでしまい、私は昼間っから相当良い気分に。
サラダコーナーと冷前菜は別テーブルで、小さなココットや小皿に1人分ずつ盛られた「チキンとキャベツの彩りマリネ」、「エスカベッシュ」、「クリームチーズの生ハム巻き」などが美しく並んでいる。特に、小さなカクテルグラスによそわれた「海老とブロッコリーのゼリー寄せ アメリケーヌソース」が、見た目も味も良い感じだった。
具沢山のコンソメスープと並んで、「シェフの気まぐれカレー」があり、更に魚介のトマトソースとスパゲッティがそれぞれ別盛りで用意されている。パンも数種類。
温かい料理は、メインは「ローストビーフ きのこのソース」で、他に「サーモングリル トマトクリームソース」「チキンのクリーム煮」「ピッツァ仕立てのポーク」など。温野菜とポテトグラタンなどの添え物になるものもすぐ横に並べられていて、前菜、スープ、パスタにメインとひととおりコース仕立てでいただけるようになっていた。
無料のドリンクはホットコーヒーとホットの紅茶、アイスウーロン茶。
かなり広く場所をとったデザートコーナーには苺のムースや洋梨のタルト、チーズケーキなどのケーキ類が5種類ほどと、小さなプラカップに固められた抹茶のムース、リンゴのゼリー、オレンジのゼリー。そして目立つところにそびえるチョコレートファウンテン。マシュマロにスティックタイプのクラッカーに苺にバナナにメロンに……と、ひととおりチョコファウンテンに似合う具材が用意されている。
「チョコファウンテンもねぇ……」
「さすがに、"わーい"と思える感じも薄れてきたよねぇ」
と苦笑いしてしまう存在になりつつあるチョコレートファウンテン。でも今日は小学低学年くらいの子供たちがお客さんに多くて、ものすごく嬉しそうに苺やバナナをチョコの噴水に突っ込んでいた。息子よ、あんたもああやって目をキラキラさせながらチョコ噴水のところに行ってきなさいよ……と息子を見やると、そっちはそっちで目をキラキラさせながらチーズケーキに特攻しているのだった。ベイクドチーズケーキ、なかなか美味しかったらしい。
シェフが仕上げてくれるデザートコーナーは、今日は「タピオカココナッツ」。
ココナッツミルクを熱してマリブ(ココナツリキュール)を熱してフランベしつつ加え、そこに大粒のタピオカをたっぷり混ぜる。その熱いソースをヨーグルトのジェラートにかけて1人分ずつ手渡してくれるのだった。
品数が物足りない感じがするのよね……と思いつつ、でも過不足なく一通り口にできてお腹一杯になる程度の種類が揃っているのはバランスが良いのかも。お味見程度にとよそってきてみた「シェフの気まぐれカレー」がすごく美味しくて、思わずお代わりしてしまったのだった。
午後はそのまま、「せっかく幕張まで来たことだし」と、母と2人アウトレットモールやインテリアショップを散策。買い物までには付き合っていられないよと、息子は1人帰っていった。
セールシーズンのアウトレットモールはなかなか血がたぎる場所で、うっかりアジア系の雑貨店でピアスを衝動買い。インド綿の衣類のお店でもうっかり服を買ってしまい、「あまり欲しいもの今はないけど」とか言いながらユニクロに行ってやっぱりあれこれ衝動買い。買い物袋たんまり抱えて帰宅したのだった。
フライドカッペリーニ
冷しゃぶサラダ
モッツァレラ&カマンベールの贅沢チーズフライ
鉄鍋餃子
厚切りベーコンのトマトピザ
鮭茶漬け
石焼ビビンバ
たっぷりマンゴーバニラ
生ビール、焼酎ロック、梅酒など
などなど
だんな、今日も帰宅が遅いらしい。
「じゃあ……飲みに行っちゃいましょうか!」
と、"じゃあ"の意味が良くわからない事を母が言う。さっき幕張で枝豆とかキュウリとか買ってきたのに何故!?と思いつつ、でも台所で火を使いたくないというのも本音。牛肉の冷しゃぶにしようと思っていたけど、でもやっぱり暑いのよね……と、母の誘いに乗って、地元の「坐・和民」(私たちは「坐民(ざたみ)」と呼ぶ)に向かった。
昼がしっかりがっつり重めだったので、ちょこちょこと注文してつまみつつ(ピザは息子が1人で1枚喰った……)、ビール飲んだり焼酎飲んだり。うっかり「つぶつぶ苺カルピスサワー」を頼んでしまったらすさまじく甘かった(甘いだろうとは思っていたけど、想像以上に甘かった)ので、慌てて「焼酎ロックくださーい、晴耕雨読で」と、きついお酒にして一息ついてみたりしていた。
「私、石焼きビビンバ食べたいわぁ」
「……ビビンバ、香港行く直前に焼肉屋さんで美味しいの食べたところじゃん」
「そっかーでも食べるわ」
「私デザート頼むわよ。"たっぷりマンゴーバニラ"が良いわ」
「マンゴー、香港でさんざ美味しいマンゴープリン食べたじゃない……」
「あー、そういえばそうだったわねぇ」
と、これまでの食事と微妙にかぶるものを母が注文しようとして、でも止めきれずに、結局「あらーこのマンゴー冷凍なのね美味しくなーい」「だから言ったのにぃ〜」みたいな事になっていた私たち。

「泰昌餅家」の蛋撻
アイスカフェオレ
香港から大事に持って帰ってきた蛋撻が、まだ冷蔵庫内にいくつか。
「……悪くはなって、ないよね?」
と確認して、朝御飯に出してしまうことにした。
焼きたての、ホロホロモロモロ柔らかい蛋撻も美味しいけれど、しっかり中まで冷やした、いかにも「プリン」という感じの蛋撻の風味も格別。
やっぱり「泰昌餅家」の蛋撻は最高だなーと思いながら、1枚を数切れに切り分けたチーズトーストも囓りつつ、蛋撻を堪能。
このところ、毎朝の会話が「今日もかすみさんいないねぇ」「姿が見えないねぇ」という始まりで、そろそろ遁走した(と思われる)日から1週間になろうというところ。だんなは本格的に動物保護センターなどに問い合わせを始めた。そういうところで消息が掴めれば幸いで、最近"猫攫い"とかもいるらしいから、そちらの方がすごく心配だったりして……。
マンゴーデニッシュとかアップルデニッシュとか
ヨーグルト
アイスミルクティー
私は仕事したり、息子は勉強したりのまったりとした平日午前。
「私、お買い物行ってくるから、ついでにお昼御飯調達してくるわよ?」
と母が一人出かけていって、パン屋さんのサンドイッチやデニッシュをあれこれ買ってきてくれた。
カツサンドにテリヤキチキンサンド。テリヤキサンドとセットになった玉子サンドはレタスやトマト入りで、あとはマンゴーデニッシュやアップルデニッシュ。あれこれつまめるように1個を2等分4等分とかに切って、少しずつ色々つまんだ。
「はぁ〜。秋田に帰っちゃったら、こんなに美味しいパン、売ってないのよ」
と、こちらに来るたびに美味しい食パンやデニッシュを買い求めてはうっとりしている母は、私たちよりも田舎暮らしに似合わない嗜好をしていると思う。
烏骨鶏の出汁巻き玉子 \714
パリパリキャベツ \399
ささみ(梅しそ・柚子胡椒・わさび) 各\231
串焼き(とりもも) 4×\126
串焼き(レバー) 2×\126
串焼き(うずら醤油漬け) 3×\189
串焼き(チーズつくね) \263
串焼き(ぼんぼち) 2×\168
串焼き(はつ) 2×\168
串焼き(エリンギ豚ロール) 3×\210
串焼き(ししとう) 2×\126
串焼き(ぎんなん) 3×\126
串焼き(しいたけ) 3×\189
串焼き(プチトマトの豚ロール) 2×\210
鶏の唐揚げ \609
烏骨鶏の釜玉うどん \399
比内鶏の親子丼 \609
マンゴーのパフェ \399
杏仁豆富 \294
生ビール 5×\504
コーラ \294
ウーロン茶 \294
焼酎(魔界への誘い) 3×\662
ライチ酒 \473
梅酒(蔵元の梅酒) \504
梅酒(完熟梅酒) \473
4人で……なんか、すっごく食べました……。
母、とうとう明日帰っちゃうということで、「最後にどこか飲みにいきましょう」ということに。だんなも早く帰れるということで、じゃあお気に入りの焼き鳥屋さんに……と、予約の電話を入れてみたところ「本日は満席です」と驚きの返事。人気店だけど、今日はまだ週末でもないのに……とびっくりしつつ、駅前にある別の焼き鳥チェーンに行くことにした。
そろそろお出かけの準備……と思っていたところで、息子が慌てた声で
「お母さん!かすみちゃんが窓のところ来てる!」
と。
ベランダに至る、台所の窓のところに行くと、窓の外に白くモコモコした物体が動いていて、「にゃ〜にゃ〜」と聞き覚えのある鳴き声が聞こえてきた。
ああこれはかすみさん!と、さっそく器に彼女の大好物の餌(モンプチ クリーミースープ)を出してやって、そっと窓と網戸を開けて「かすみちゃん?」と。すっかり薄汚れて、一回り小さくなった風のかすみさんが窓の外で「ごはん!ごはんをください!」という顔をして鳴いていた。
じゃあ家の中入りなさいよ……といざなうも、「いえいえ、私、外で暮らしますから。御飯だけいただければ良いですから」とばかりに尻込みしている。
「でも御飯食べたいでしょ?」
「にゃー!(ごはん!)」
「じゃあ家の中入ってきなさいよ」
「……(じっとり見上げる)」
という攻防の後、屋内とベランダの境界に器を置いて、かすみさんが「た、食べるわよ……?」という風に首を伸ばしたところでガッシと捕まえた。捕獲完了。
というわけで、めでたくかすみさん帰還。
あまりに薄汚れていたので丸洗いして、ざっと拭いてやってから改めて御飯をあげた。目の上がちょっとハゲてるし、耳も何ヶ所か傷がある(他の猫と喧嘩したのかな……)けれど、大きな怪我もなくおおむね元気。
しかし今回、これほどまでに「この家から出よう。出なきゃ」という情熱でもって脱出されちゃったことはこれまでなかったので、その事にびっくり。
子猫を保護していた時はそういう事もあったけれど、それは「この家から出なきゃ(入らなきゃ)」の理由が、「まだ外にいる子猫が気になる」「家の中に連れ去られちゃった子猫が気になる」というものだったから、想像の範囲内の行動だった。
今回それほど「飼い主一家の不在」と「飼い主不在なのにやってくる知らない誰か(=ペットシッターさん)の存在」がストレスだったのかなぁ……ペットホテルに預けるよりは、猫たちにとって負担のない方法だと思ったのだけれど、なかなか難しいことだ。ペットシッターさんは犬のお世話もたくさんする(というか主たる仕事は犬の世話、という感じだ)から、染みついた犬の匂いとかに反応しちゃったのかしら。
ともあれ、めでたくかすみさんも帰ってきたということで、今宵のお酒はなおのこと美味しかった。
向かってみたのは「とり鉄」というお店で、一度か二度は来たことがある。不味かった記憶はないけれど、なぜか「なんだかイマイチ」だった印象があるなぁと思っていたところ、再び来てみてその理由を思い出した。
焼き鳥がウリのお店なのに焼き物メニューが出てくるのがいちいち遅い事であったりだとか、お通しが1人315円で子供の分もきっちり取られていたうえに、出てきたのは多分3人分だった(人数分一緒に盛られてきたけどカトラリーが大人の人数の3本だった)こととか、「だいたい、1200円分のお通しでこれはないでしょう」という風なお豆腐だった(鶏のだし入りだそうだけど……うーん……)こととか。
全体的にそう高い価格設定ではないけれど、でもキャベツ1/8玉分程度の「パリパリキャベツ」(3種類のソースつき)が399円というお高めの値段だったり。いちいち「こういうところできっちりお金をとっていかないとね!」という匂いを感じるお店で、「あ、そうか、そういうところが嫌いだったんだ……」と思い出した。実際支払いも「え?そんなに飲み食いしたっけ?」という高さだったし。
でも味の方は悪くなくて、鶏もも、ささみ、皮にハツにレバーに……と、あれこれ堪能。烏骨鶏の出汁巻き玉子が濃厚で美味しかった。ほとんどの料理が鶏尽くしで、唐揚げに釜玉うどんに、シメはだんなと私が2人で分け合って親子丼。
そういえば私、旅行中はほとんど酔っぱらうほどにはお酒飲んでいなかったわー……と思いつつ、生中を空けたあと、母が「私、梅酒飲みたい」と残したビールも手伝って、芋焼酎「魔界への誘い」を立て続けにロックで3杯。さすがにちょっと良い気分になって帰宅した。
ああ、猫が2匹いるよー。やっぱりこうでなくては。

ミルクフランス1/2本
ミルクティー
今日は早起き。息子がいつも学校に行っている時間よりも更に早起き。家を出るのは7時前、しかもお弁当持ち。
今日は息子、上野動物園のサマースクールに参加なのだ。
参加費無料で対象は小学生。6月から7月上旬にかけて往復葉書での申込み。希望者は毎年殺到しているらしく、数年前から毎年申し込みつつ抽選に当たったことが一度もなかった。特に小学5〜6年は「飼育担当者の指導で、エサの準備や動物舎の掃除、動物の世話などを体験します」などという楽しそうな内容だったから、当たれば良いなぁと思いつつ葉書を出したら……今年は当たった!のだった。動物好きの息子は大喜び。私も大喜び。
集合は8時半に動物園前ということで、行きは通勤ついでにだんなに置いていってもらうことにした。解散は午後2時半過ぎで、それは私が行く予定。
というわけで、朝5時半起きだった私は、起きて早々お弁当作り。だんなと息子が起きてきたところで、温めずに食べられるパン(ミルクフランス2人で1本、あとはチョココロネ)を出して、私は引き続き水筒の用意などをしながら、だんなと息子の出発を見送る。朝御飯は遅く起きてきた母と後で簡単に済ませた。
私の分もミルクフランスを買ってきてあったのだけれど、1本も要らないなぁということで半分に切ったものを囓るだけに。
足元ではかすみさんがずっと「ごはんくださーい」と鳴いていて、昨夜もモンプチを食べた彼女には特例で今朝もモンプチを出してやった(いつもは多くても1日1袋)。それでも足りぬと足元で鳴いているから、猫用カニカマを出してやったらすごい勢いで喰らいついてきた。相当飢えてるんだなぁと、いつもよりドライフード多めに出しておいて、今日は息子のお迎えの時間まで母と2人でお出かけ。
マンダリングリル ランチ \3800
北海道産ホタテ貝と賀茂茄子のマリネ 柚子風味
白味噌とタマリンドのソース
レモングラスとコリアンダーが香る夏野菜のカポナータ
冷製赤ピーマンのスープを注いで
グリル料理:国産牛プレミアサーロイン (+\3000)
桃のムースとアジアンフルーツ
シャンパン風味の桃ゼリーと一緒に
紅茶(マンダリンオリエンタルブレンド)
チョコレート
ハーフボトル スパークリングワイン(アスティスプマンテ) \4500
香港旅行を楽しんだ母は今日の午後秋田に帰ることにしたのだそうで、
「息子もイベントでいないことだし、ちょっと優雅なお昼御飯でも御一緒してからにしましょう」
と、新幹線の出る東京駅まわりで食事でもということに。
東京駅に隣接してシャングリ・ラもあるし……とあれこれ調べて、「マンダリンオリエンタル」はどうかな、ということに。高層の眺めの良いところが良いけれど、あまり気張ったフレンチという気分でもなく、中華や和食という感じでもなくて……と探してみつけたのが、ちょっとカジュアルめなレストラン「K'shiki (ケシキ)」のグリルランチ。3800円で前菜2品と7種類ほどから選べるメインのグリル料理、デザートと食後のドリンクもついてくる。
家で「どこに行こう?」と調べる時に、最新のメニューをpdfファイルなどで用意してくれているお店は本当にありがたい。今回もネットで調べていて「あ、このグリルランチが好みだわ」と見つけることができたのだった。
一応予約を入れて、「窓際の席が嬉しいです」とリクエストして、お店に向かった。予約した途端に朝から降っていた雨がいきなり強くなりだしたのはどういうこと?と思いながらホテルに到着すると、東京タワーを臨む眺めの良い席を用意しておいてくれたのに、そのタワーの方向からどんどろどろどろと真っ黒な雲が押し寄せてくる「オーシャンビュー」「シティビュー」ならぬ「雲ビュー」な絶景を楽しむ展開に。メインディッシュをいただいているクライマックスでは隣のビルもけぶって見えるほどの土砂降りになり、もう笑うしかないという状況になった。これはこれで貴重な体験かも、と思うことにする。
選択できるグリル料理の他は固定だったけれど、「アレルギーや苦手な食材などはございますか?」と聞いてくれて、帆立が今ひとつ好きではない母は帆立の前菜を"天使の海老"を使った同じ内容のものに変えてもらっていた。メニューには和風チックなお弁当やピッツァ、ナシゴレンなど、脈絡なく色々なものが載り、でも雑然とした空気ではない、適度に緊張感をもって楽しめるレストランだった。食後のコーヒーに「お代わりはいかがですか?」と言ってくれたりする気遣いが嬉しい。……で、ここのホテルのスタッフ、皆笑顔がすごく綺麗なんだなぁ。
「……でさ、グリル料理どうしよう。お肉もお魚もあるけど」
「和牛がいいわよねぇ?」
「これだけ"プラス3000円"って書いてあるよ?」
「でもこれが良くない?」
「そりゃ美味しそうだけど」
「あんたもこれにしなさい」
「……あえて私はオージービーフにして、違いを味わってみる、とか……」
「せっかくだから和牛にしときなさいよ」
「……う、うん……」
3800円で(ホテルランチにしては)お手頃価格だなと思ったコースは、これで一気に6800円のコースになってしまった。
グラスシャンパンが1杯2000円前後するから、「だったらハーフボトル頼んじゃった方が2杯飲めるし」と選んだアスティスプマンテは4500円。値段の良いアスティだから、ちょっと美味しいのかな?と期待したけど、こればっかりは割と普通なアスティだった……甘い……。6000円のフェラーリにしておくべきだった?
で、やってきたのはこんな感じ↓
- パンとバター
よもぎ入り(バジルかと思ったらよもぎ!)のテーブルロール、シンプルなフォカッチャ、くるみ入りのハードタイプのもの、そしてグリッシーニの盛り合わせのパン籠が、一番最初にテーブルに。
手前の小皿は左からバター、グリンピースのピュレを混ぜたマスカルポーネチーズのディップ、E.V.オリーブ油。
グリッシーニはしっかり固く、フォカッチャはモチモチと、それぞれ食感や風味を変えたバラエティに富んだパンだった。よもぎパンがさっぱりとした口当たりで意外に料理にもお似合い。
- 北海道産ホタテ貝と賀茂茄子のマリネ 柚子風味 白味噌とタマリンドのソース
表面だけ火を通した風のレアなホタテの下に、分厚い賀茂茄子。甘いプチトマトとセロリの葉などが飾られて、ソースは「白味噌とタマリンド」という面白い組み合わせ。
タマリンドの独特の酸味はそれほど強く感じず、むしろ柚子の香りが強く感じられた。
「柚子と白味噌」は珍しい組み合わせではないけれど、それがこうして洋風の皿になるとちょっと不思議な感じ。
- レモングラスとコリアンダーが香る夏野菜のカポナータ
冷製赤ピーマンのスープを注いで 風味の良いオリーブ油を少量垂らした冷たい赤ピーマンのスープの中央に、島のようにカポナータが盛られている色鮮やかな皿。
「レモングラスとコリアンダー」はそれほど主張が強くなく(でも感じないほどではなく)、この手の失敗料理で「なんかハーブの香りしかしない」というのがあったりするけれど、良い具合のバランスだった。
カポナータはかなり細かく切られた野菜を使っていて、松の実とレーズンが入っている(具材は全てその松の実とレーズンに合わせて切った感じ)。カポナータのほのかな酸味が、自然な甘さの赤ピーマンのスープに似合っていた。これ、美味しかったなぁ……。
- グリル料理:国産牛プレミアサーロイン
で、さすがの「すんごく美味しかった!」のメインディッシュ。
「やっぱり和牛は美味しうございますよ〜」
と勧めてくださったテーブル担当の方が「いかがでしたか?」と食後にやってきた時に
「旨かった旨かった超旨かったヤバかった!」
てな感じで全力で頷いてしまったほど、ご立派なお肉なのでした。
フォンドヴォーのソースと七味唐辛子を添えたたっぷりのシモフリのお肉の上には大根おろし。かいわれ菜などの野菜が盛られて、奥にはじゃがいものピュレ、カリフラワーにブロッコリーにヤングコーン、いんげん、トマトといったお野菜。
大根おろしの存在が何気にすごく嬉しくて、母もかなりの量の肉を平らげていた(くどい味付けだと「もう要らなーい」と私が半分ほど引き受けることになったりするのに、今日引き受けたのはほんの1切れ)。
お皿がちょっと変わっていて、右奥にソースを溜める「穴」状のへこみがある。
全体的にモダンな盛りつけだけれど、尖りすぎている風でもなくて、見た目重視で食べにくいということもなく、このあたりも良い塩梅。
ちなみに追加料金なしの選択肢はポークチョップ、オージービーフサーロイン、地鶏、本日の魚、太刀魚、そして「ナシゴレンと天使海老のサテー」。実はナシゴレンもけっこう気になっていたり。
- 桃のムースとアジアンフルーツ シャンパン風味の桃ゼリーと一緒に
ほんのりアルコールも残る風なシャンパン入りの桃のクラッシュゼリーの中央に、ねっとりと濃厚な桃のムース。
周囲に飾られたのはラズベリーのソースで、サテのように串刺しになっているのはブルーベリー、マンゴー、ドラゴンフルーツ、パパイア、スターフルーツ。
一緒にいただいたお茶が「マンダリンオリエンタルブレンドティー」で、知らずに頼んだそれは、ウーロン茶ベースにベルガモットで香りづけしたもの。エスニックな香りがこのデザートにもよく似合っていて、かなり幸せな気分になった。
こういうデザートって、中央のメインのものが甘さ強めで周囲のソースを淡めの味(あるいはその逆)にしてあるところが多いような印象があるけれど、このデザートはゼリーとムースが同じくらい甘いのがちょっと違和感でもあり面白くもあった。爽やかだけれどしっかり甘かったデザート。
食後の飲み物と共に、ホテルのロゴ入りのチョコレートも1人2個分やってきて、それをつまみつまみ2時間ほどのランチの終了。
最近のホテルの化粧室は「絶景トイレ」が多いけれど、このホテルのロビーフロアの化粧室も天井から床までが一面のガラス窓。洗面台からスカイツリーがよく見えた。他に利用者がいないこともあって、思わず記念撮影してみたりして。
わかめの味噌汁
にんにく味噌添え たたききゅうり
麦茶
マンダリンオリエンタルの1階ブティックでちらっとお買い物。
「私、新幹線の中でこれ食べながら帰るわ♪あ、あんた、これ買って行きなさいこれ!買ってあげるから!」
と、自分の分の150円ぽっちのプチデニッシュを買うついでに、「1個800円」の瓶入りマンゴープリンを家族分買ってくれた母。1瓶800円……重い……いろんな意味で重い……と思いつつ、まだまだ雨がざあざあ降る中、母と東京駅で別れて息子を迎えに上野動物園へ。
雨の中のイベントはどうなることかと思ったけれど、基本的には屋内の作業だから特に問題はなかったらしい。
「1人1つの動物担当してね!僕は"西の2"でね!」
会うなり話し始めた息子はたいそう嬉しそうな顔で、このイベントはめちゃめちゃ楽しかったのであるらしかった。
・1人1つ、お世話する動物を決めて、飼育係さんとマンツーマンで作業する
・獣舎の掃除とか(糞の掃除も含めて)、餌やりとか、ひととおり
・午後は、お世話した動物に関してのレポート(新聞形式)にまとめて発表、終了
・"西の2"はコビトカバかアシカかの2択で、一緒のグループのもう1人の子がアシカ希望だったので平和的解決が図れた……らしい
「僕ねぇ!コビトカバだった!!」
と、なかなか珍しい感じの動物のお世話係をすることができたそうで、喜んでいる息子。
カバは群で生活するけどコビトカバは単独生活。カバは鼻の位置が高いから顔の大部分を水に沈める(沈めながら息をする)ことができるけれど、コビトカバは鼻の位置が低いから顔の大部分が水から出る。赤ちゃんコビトカバのサイズは5kg程度(普通のカバは40kgくらい)、カバが水の中での出産なのに対してコビトカバは陸の上で産む。
「カバの表面はぬるぬるしてるの!それはね、体から出ている液でー、保湿効果とUVカット、あと、カバは怪我しやすいから殺菌の効果があるんだって!」
UVカットと保湿の体液かー私もそれ欲しいなー、なんて思いつつ、帰り道の1時間ほどで私もなんだかコビトカバ博士になった気分だ。
さつまいもがおやつで、それあげたら食べてくれたー、あと、好物はおからなんだって!口がおっきいんだよ、さつまいもごと俺の手も喰われちゃいそうで!と……ああもう、羨ましいなぁ。私もおっきな動物のお世話したい。おっきな動物の肉は食べてきたところだけども!
そこまで喜んでくれたなら応募した甲斐も早起きしてお弁当作った甲斐もあるってもんだよ、と、帰宅した夜はさらっと簡単夕御飯。もう「飲みに行きましょうよー」と言うおばあちゃんも居ないし、父ちゃんも今日は遅め。
ちらっと涼しくなったし、冷しゃぶにする予定だった牛肉をささっと煮ちゃいましょうかね、と、酒と味醂を煮切ったところに薄口醤油入れて火にかけ、牛肉を泳がせて「しぐれ丼」に。煮汁を大さじ1ほど鍋に残して肉と汁を御飯にかけ、残った煮汁に卵を割り落とし、木べらでざざっとかき混ぜながら火を通してスクランブルエッグ状に。それを肉の上からかけて、最後に揉み海苔散らしたらできあがり。確か「青柳」の小山さんのレシピだ。
あとはきゅうり切ってー簡単に味噌汁用意してー、と、ちょっと気の抜けた感じの簡単夕御飯。
月曜に届いた大根も全然調理できていないし、ベランダの茄子がまた何個も大きくなりつつあるし、明日はちゃんと料理しよう。大根とか、茄子とか。

コーンパン
マンゴーロール
アイスカフェオレ
ホテルに行くと(特に家族を置いて一人で昼間美味しいものを食べてきたりすると)、「お土産買って帰らなきゃなー……」という気分になる。
お土産といっても、たいていパンだったりするのだけれど。今回も例に漏れずパンを買ってきたのだった(でも母がホテルメイドのマンゴープリンを買ってくれたよ!←まだ冷やしてない……)。
買ってきたのは、ドライマンゴーを混ぜ込んだのだというテーブルロールと、フランスパン生地にコーンを混ぜて焼いた大ぶりのコーンパン。
どちらも温めて食べる感じじゃないなと、そのまま適当にテーブルに出した。
「卵とかも焼く?」
と聞いてみるも、聞いた側も答える側も「火を使いたくないよねぇ」という感じで「要らない……かなぁ」と、やる気ない声。
なんというか、まだ7月で、あと1ヶ月「夏本番」が続くのに、私たちの夏は旅行終了と共に終わっちゃった気分なのよね。
こんなんじゃいかん!と思いつつ、マンゴーの風味たっぷりの柔らかなパンをもぐもぐもぐ。
トマトとキュウリ、レタスのサラダ
マッケンチーズ
鶏のオーブン焼き
麦茶
料理するぞ料理するぞ!と鼻息荒くしていていたけど、
「あ、俺、今日は遅いから」
のだんなの言葉にしおしおしお〜とやる気が削げた今日。
大根煮ても息子は喜ばないし、おろしたらもっと喜ばないし……と、大根料理は延期して、代わりにサラダと息子の好物料理を並べることに。
先日、幕張の"元"カルフール(久々に行ったら、すっかり「イオン」に変わってた……!ものすごいショック……!)をちらっと覗いたら「北アメリカフェア」なぞをやっていて、クラフトの「Macaroni&Cheese」のホワイトチェダーが売られていたので買ってきてみた次第。
最近は色々なところでこのアメリカのお子様たちが大好きな「マッケンチーズ」を見るようになったけど、ホワイトチェダーを売ってるのを見るのは初めてだ。多分。
「……でも息子、最近マッケンチーズマッケンチーズ言わなくなっちゃったしなー」
もうあんまり愛着もないんかなー、と思いながら用意していたら、英語教室から帰ってきた息子が
「あー!マッケンチーズだー♪」
と、えらいこと喜んでいる。なんだ、相変わらず好物ではあるんだ、と、いわゆる「マカロニ」よりはずっと小ぶりなサイズのマカロニを7分ほどかけて茹でた。箱の説明によると、湯を切ったらまた同じ鍋に戻し、そこに添付のチーズパウダーと、牛乳とマーガリンを60ccずつ加えて混ぜよとある。
「使う調理器具の数は極力少なく」というアメリカならではの合理性たっぷりのインスタントパスタ料理だ。パッケージの方も、日本製だったら紙製の箱を開けたら、中にチーズパウダー入りの小袋とマカロニ入りの袋がそれぞれ入っているだろうところ、紙製箱の中にはいきなりマカロニ。マカロニに埋もれるようにしてチーズパウダーの小袋が突っ込まれている。
ともかくも、案外息子は喜んでくれたらしい、とほくほくしながら、オーブン焼きにした鶏を出した。ガスコンロを使うよりは室温が上がらない(気がする)ので、暑いこの時期ついつい増えつつあるオーブン焼き。
あとはサラダをと、ちぎったレタスとカットしたトマト、キュウリを盛り合わせた簡単なもの(ピエトロドレッシングかけて食べる)と、細めの千切りにしたじゃがいもと人参をほんの数十秒茹でて、刻んだパセリとハムを加えてマヨネーズと共に和えた、シャキシャキしたポテトサラダも。
いかんなぁ、なかなか「料理するぞ」というエンジンがしっかりかからんなぁ……と反省しながらの夕御飯になったけど、よく考えたら来週は息子は家を空けるのだった。ヤバイ、ますます料理しそうにない。

中落ち・白身丼 \2200
(茶碗蒸し・赤出汁・柚子シャーベット)
生ビール \650
今日はお出かけ。うっかりけっこうな時間まで寝てしまって、
「今日何時から劇だっけ?」
「12時開場、1時開演」
「じゃあ昼御飯はけっこう早く食べなきゃいけないって事だねぇ」
と、何も食べずに急ぎお出かけの支度をした。目的地は池袋サンシャインシティ。
時間に余裕があったら池袋の駅まわりで昼食でも、というところだったけれど、「12時半までに劇場に行く」となると、あんまり余裕もなかったりして、サンシャインに向かってしまうことに。
「なんかさ、お魚食べたい気分じゃない?お刺身とか……ちらし寿司とか」
「ああ、お寿司屋さんは良いよねぇ」
と、高層階にある「福助」に向かってみた。福助、銀座のお店には母と何度か行ったことがある。(銀座にしては)ほどほどのお値段で私と母という女性客2人連れでも入りやすく、そして美味しいお寿司屋さんだったので気に入っていた。
時間をかけずにささっと食べようということで、私とだんなは土日祝日限定メニューの「中落ち・白身丼」を。息子にはサビ抜きで握りのセットを。
「中落ち・白身丼」は天然インドマグロと旬の白身の2色丼とのこととで、茶碗蒸しとしじみの赤出汁、アイスがついて2200円。
上品な味の酢飯の上にワカメとガリと青じそ、蕪の漬け物と刻み海苔。5切れほどの鯛(と、平目??)のお刺身と、ねっとりと脂の乗った、とても美味しいマグロのたたき。
銀杏や海老の入る茶碗蒸しもたいそう美味しくて、昼からリッチな気分になれてしまった。
食後のアイスはデフォルトは柚子シャーベットだったけれど、
「お子様も召し上がるのでしたら、バニラアイスクリームと抹茶アイスといったものにもお取り替えできますが」
と言ってくださって、1つを柚子シャーベットに、1つをバニラアイスに。息子と分け合って平らげ、さて劇場へ。
イタリアンティラミス \600
アイスティー
観劇したのは、例によって演劇集団キャラメルボックス、夏の公演「また逢おうと竜馬は言った」。
今回ダブルキャストでの公演ということで、先日1人で見に来たのは主役2人が左東広之・岡田達也チームの「空組」、そして今日家族で見に来たのは畑中智行・大内厚雄チームの「海組」。
劇場ロビーでは、前回と同様に今回も(混雑する週末の公演だというのに)出演しない方のチーム2人が「2チーム観劇記念品キャンペーン」のブースで記念品を配っていた。……看板役者さんが何をしてるんだろう(感覚としては、芸能人としてブレークする直前の上川隆也がそこにいる、って感じなわけです)。
私は2回目の観劇だったので「記念品くださいなー」と息子と一緒に貰いにいったところ、
「おおー、良くきたねぇ。君は隣のウルトラマンのイベントの方が興味あったんじゃない?」
と、早速岡田達也さんに絡まれている息子。
「ウルトラマンよりこっちがいいです!」
と力説していた息子は、その相手のお兄さんがどんな人なのかは今ひとつピンと来ていなかったみたいだけど(がっちり握手なんかしちゃってるし……)、数十分後に舞台上に"前説担当"として立つ彼らやパンフレットに「主役」として載る彼らを見て「えええええ!?」と驚いていた。
舞台の方は、私は先日見たばかりだし、何より再演・再々演と見続けているものだからあらすじから主なセリフまで覚えているものだったけれど、あらすじがわかっていてもそれでも楽しいお芝居。悪役もどこか憎めなく、脱力するようなバカップルなんかも出てきて、笑えるけどホロリとくるけど、でもやっぱり笑える、みたいな。
息子もおおいに笑って楽しんでいたようで何より。格闘シーンやチャンバラシーンは身を乗り出して見ていた。
熱いお芝居を見てすっかり喉も乾き、夕飯まで時間もあるしということで、サンシャイン内の「AGIO」というイタリアンレストランでひと休み。
私はティラミスを頼んでしまったけれど、ここのデザートのイチオシはなんと言ってもカスタードプリン。
「たっぷり卵のカスタードプリン」という名前で、ご覧のとおりとってもシンプルな外見。
でも、1個500円というその価格に負けない、たっぷりのボリュームと、その美味しさ。もう10年くらい「AGIOと言ったらプリンよねー」と思っている私とだんななのだった。
テーブルにはアルミの型に入ったままのプリンと皿がやってくる。給仕の人が目の前で、型のフチにナイフをきこきこと入れて皿の上に出してくれる、そのパフォーマンスもなかなか楽しい。
「綺麗に出た!」
「すごい!」
と、そばで見た私たちが3人で拍手すると、「毎回これ、緊張するんですよね……」とお店の人も苦笑い。
品名に偽りなく卵たっぷりの濃厚なカスタードプリンで、ほろ苦いカラメルの味もほど良くて、相変わらずの美しく美味しいプリンだった。
私の方のティラミスも、王道の、という感じ。エスプレッソを染みこませたビスコッティにチーズの風味が軽く漂うクリーム、上からたっぷりココアパウダー。息子がなぜか一番大人っぽいものを選んでいて、「白桃のタルト ホワイトチョコとチーズの香り」をものの数秒で平らげていた。一口味見させてもらおうと思っていたのにそんな隙もなかったりして。
若鶏の串焼き ハワイアンパイナップルソース \1700
オニオングラタンスープ
ブラックアンガス700g (3人でシェア) \14000
サイドディッシュ(フライドポテト) \800
サイドディッシュ(ガーリックマッシュポテト) \800
サイドディッシュ(ほうれん草のクリーム煮) \800
バースデーケーキ(チョコレート)
トレーダーヴィックス特製チーズケーキ \1000
スパークリングワイン
カクテル(メネフネジュース) \2048
カクテル(サングリアローヤル) \2048
カクテル(カマイナ) \1575
カクテル(ラムコスモ) \1628
ノンアルコールカクテル(モンスーン) \1050
を3人で。おいしかったー!
今日はだんなの誕生日。
どこか美味しいもの食べに行かない?もちろん奢るよ!とだんなに伝えて、もらったリクエストが「アンガスビーフが食べたいなぁ」というもの。
アンガスビーフとか、アメリカの黒毛牛。日本で「黒毛和牛」がもてはやされているのと同じように、アメリカでもアンガスビーフは「ちょっと特別な、上等のお肉」扱い。時折スーパーでアンガスビーフの特売があったりすると、いかにもなアメリカ人のおっちゃんが5枚も6枚も、1枚500gくらいはありそうなステーキ肉をカートに放り込んでいく様を見ることができた。
あまりサシはなく、赤身なのに噛みきれないような固さではなく、ちゃんと旨味があって「肉喰ってるぞ」という充実感が味わえる美味しい肉だ。厚切りのステーキにしたりローストビーフにしたりするなら、サシの入りまくった日本の肉よりも美味しく食べられる肉だと思う。
でね、奥さん、ホテルニューオータニの「TRADER VIC'S」で「ブラックアンガスフェア」をやっているわけですよ……、とだんなが言うのだった。
けっこう値段の張る店だ。
でも私もアンガス牛食べたいと思っていたし、誕生日のお祝いの席だしまぁいいか!と予約して行ってみることにした。
このお店、本店がサンフランシスコにあり、世界に30店舗弱存在しているのであるらしい。ポリネシアンスタイルというかハワイアンというか、店内はメニューも内装も南国のホテルのようで、店の中央にはものすごい存在感でもって「チャイニーズオーブン」が鎮座している。
グリル料理はおおむね全てこの釜で焼かれるのだそうで、高さ2m、幅も2mほどある巨大な窯は「トレーダーヴィックスの創始者であるV.J. バージェロンが世界中を旅していたとき、中国で見た焼き蒸し用の窯からヒントを得て造られたもの」なのだそう。ステーキ屋ではなく、インターナショナル料理のレストランだそうで、メニューにはカレーや焼きそば、ナシゴレンのようなものも載っている。
今日のメインは肉!とにかくがっつり肉!ということで、皆でアンガスビーフをいただくことにした。メニューには300gから500gまでお好みのサイズで、とあったので、
「じゃあ700gを塊で焼いてもらって3人で分けようか」
ということに。
焼いて、切って、大皿に盛りつけてきてください、とお願いした。
高級感溢れるお店ではあるけれど、基本的にポーションは大きめなので前菜などは「皆で分けて食べるの歓迎」という感じだ。息子のリクエストで「若鶏の串焼き ハワイアンパイナップルソース」という前菜も1つもらい、あとはアンガスビーフにセットのオニオングラタンスープ、サイドディッシュは1人1種類取ろうかと、フライドポテトにマッシュポテトにほうれん草のクリーム煮。分け合うつもりでそれぞれ違ったものにしてみた。
誕生日の旨伝えてあったので、最初の乾杯のスパークリングワインをサービスでいただいて、食後にはキャンドルを立てたチョコレートケーキもやってきた。「ドリンクメニューをください」と言って渡されるものは種類豊富なカクテルメニューで(ワインリストやビール、ソフトドリンクの品揃えも当然あるのだろうけど)、イラストつきの綺麗なカクテルメニューについついあれこれ飲み物も注文。1杯2000円のカクテルなんて、本当に久しぶりに飲んでしまった。ノンアルコールのものも10種類ばかり用意されていて、息子も色鮮やかなノンアルコールカクテルを注文して御満悦。
盛られた器からして楽しそうな外見でやってきた若鶏の串焼きは、串焼き自体もキャンドルライトでゆるゆると温められていて、それを脇の炎がボーボー上がる壺で炙りながらいただくというスタイル。
鶏肉には既に火が通っているので炙るのはお好みで、という事だったけれど、つい面白くて皆でジュージュー焼きまくってしまった。
肉の上には、パイナップルの果肉入りの甘じょっぱいソースがかかり、更にお好みでと、マスタード(どえらい辛さだった)とバーベキューソースも添えられる。息子にはマスタードの代わりにケチャップが。
前菜を待っている間に最初のスパークリングワインもあっという間になくなってしまたので、私は「メネフネジュース(MENEHUNE JUICE)」というカクテルを頼んでみた。「ジュース」とは名ばかりの、ラムたっぷりのしっかり強い酒だ。
蜂蜜で少し甘味をつけたライトラムベースのカクテルには、変なおじさんがついてきた。
愛嬌のある顔をした変なおじさんは、ふんどし着用。
足の裏にスティックを刺せる穴があり、足裏に棒をつけたおじさんがカクテルグラスに突き刺さっていたのだった。
「ライトラムと蜂蜜 このメネフネが見えるでしょう。このメネフネ人形はあなたの物です。おみやげにお持ち帰りください。」とカクテルの説明にイラストつきで載っていて、「おじさん来たー!」と盛り上がる私たち。
「おじさんどうするのコレ、持って帰るの?」
「やっぱり持って帰らないといけないんじゃない?」
「なんかこう、守り神的な何かかもしれないし」
「これが?このおじさんが?」
「このおじさんを見るたびに私たちは思い出すのよ、"ああ、あの誕生日のディナーは美味しかったなぁ……"って」
「えええ〜」
盛り上がる私たちは、そのノリのままにおじさんを持ち帰ったのだった。
そして、次にやってきたのはオニオングラタンスープ。
久方ぶりに「正当派のオニオングラタンスープをいただいたわ」と思える、すんごく美味しくてすんごく真っ当な、オニオングラタンスープだった。
茶褐色に、実に良い色に炒められた玉ねぎは、このカップに1個分くらいは入っているのではというたっぷりなもの。
上にはチーズを乗せたバゲットのトーストがちゃんと浮かんでいて、甘味も旨味もたっぷりだった。
そしてほどなく、私たちの前には巨大な皿が。
暗所撮影に向いた私のカメラでも、フラッシュを使わずにの撮影はこれが限界……という具合で、写真では美味しさの1/10も伝わらない感じだけれど、「塊で、がっつり焼きましたよ〜」という肉が1枚80gほどのボリュームでずらずらっと10枚弱。壮観だ。
食べる、食べるよ〜と、皆で争うように取り皿に乗せてかぶりついた肉は、最高に好みな焼き加減だった。
当然ながら注文時に「焼き加減は?」と聞かれ、その時に「ミディアムレアで。でも肉の中まであったかい感じに」とお願いしておいた。
「ミディアム以上にしっかり焼いたものに塩をつけてシンプルに」というのがお店のお勧めの食べ方ではあったのだけど、
「でもミディアムレアが良いよねー」「ミディアム通り越しちゃったら好みじゃないのよねー」と、私たち。でも、中は冷たいというのではなく、ちゃんと「温かい」と感じるくらいには火が通っていて欲しいのよね、とその旨伝えたら、見事な焼き具合で持ってきてくれたのだった。素晴らしい。
サイドディッシュも期待通りのたっぷりボリュームで、私の選んだ「ガーリックマッシュポテト」はこんな感じ。
「これ!すんごく美味しい!」と、息子がなかなかお裾分けしてくれなかったフライドポテトも、油が違うのか揚げ加減が絶妙なのか、おっそろしく美味しい。
「これこれ、懐かしい感じだよね」
「クレーム・ド・スピナッチ」ってやつだよね」
と、ニヤニヤしながらつついた「ほうれん草のクリーム煮」も、期待通りの懐かしいもの。
食卓はすっかりアメリカ〜ンなノリになって、肉だ!芋だ!とたいそう盛り上がった。お代わりにと頼んだカクテルは「カマイナ」、「ハワイでは”昔”という意味。素敵な陶器のココナッツでサービスされます。」というもの。どれを頼んでもボリュームたっぷりのカクテルは、でも甘すぎないのがとても好み。これもココナッツの味が濃厚だけれど、くどすぎなくてさっぱりと飲めるものだった。
最後には、直径12cmほどのチョコレートケーキがキャンドルとバースデーカードと共にやってきて、インスタントカメラで記念撮影。3人分に切り分けて出してもらったのだけれど、でも息子はデザートメニューを眺めて「でもこれも食べたい」と。
食べたかったら食べていいよ、私も手伝うし……と、頼んだチーズケーキは、また笑っちゃうようなサイズだった。
カットされた角度がそれほど大きくなかったのが幸いだけれど、でもこのケーキ、ホールのサイズは「直径40cm」といったサイズじゃないかと思う。迫力のボリュームのチーズケーキには手前にラズベリー、奥にマンゴーのソースが模様つきで敷かれていた。
お肉うま〜い、ポテトもすんごくうま〜い!と感動しながら食事していた息子、最後のケーキも
「このチーズケーキも、すんごくうま〜い……♪」
と、メロメロになっている。息子好みのレアチーズケーキは、アメリカ仕込みの濃厚さ。
食後に出されたフォーチュンクッキーでは「僕中吉!」「俺大吉!」「……で、なんで私は小吉なのよ」と、そんなやりとりしつつ、すっかり良い気分になって帰宅の途についたのだった。
なかなかおいそれと、頻繁に来られる価格のレストランではなかったけれど、すごく美味しくて居心地の良い時間を過ごせたし、日曜祝日開催の「スパークリングブランチ」は飲み放題のスパークリングワインつき(6〜8月は更に生ビールも飲み放題)のブッフェスタイルブランチ。私たちみたいな大酒飲みには、「6,600円で飲み放題食べ放題、しかも肉メイン」というのは大変魅惑的な内容で、「……それは……一度行ってみなきゃなぁ」とわくわくしてしまう。