豚汁
麦茶
せっかく昨夜豚汁作ったところだし、今日の朝はご飯でしょご飯だよね、と、昨日わざわざ良いめの卵を買ってきた。新鮮な卵使って、今朝は卵かけご飯+豚汁。
卵かけご飯(しかも、サイズもなかなか立派な卵使用)だと、ご飯けっこう量ないとグズグズになっちゃうんだよねぇ……と、昨夜3合炊いたご飯の残りを温めなおして家族で分け合うと、ちょうどぴったりくらいな量。
朝6時を少し過ぎた頃の早い時間に、皆でわっしわしと卵かけご飯を堪能したのだった。豚汁には食べ際に刻み長ねぎを散らして。
今日は野菜が届く日、月曜日(先週は息子と2人だしなーとセットはお休みしていた)。
今週の「ベジタS」は
さつまいも2本・生落花生1袋・小松菜1把・ルッコラ1把・クッキングトマト5個・ゴーヤー1本・梨(新星)1個
という内容。
さつまいもより、普通にじゃがいもの方が嬉しい……と思い、そして「ベランダのゴーヤー消費中のところに追い打ちキター」というゴーヤーの存在に苦笑い。
でも生落花生はすごく嬉しい。梨も嬉しい。「クッキングトマト」は、サンマルツァーノのような長細いもので、いかにも加熱してお召し上がりください、という感じのもの。ルッコラも届いたことだし、「ピッツァをせよ」とのお告げなのかしら、これは。
鶏肉の辛味炒め湖南風味
豚汁
羽釜御飯
ビール(キリン秋味)
三連休全部潰して出張に行っただんなは、今日から普通に出勤。今日はさすがに早く帰ってきた。
今日届いた生落花生を早速茹でることにして、あとは買い置きの赤ピーマンを食べてしまおうと、鶏肉と共に中華炒めにすることに。「鶏肉の辛味炒め湖南風味」は、『河田吉功の滋味あふれるシンプル中華』という本に載っていた、中華の名店「文琳」の河田さんのレシピ。「辛味炒め」とあるけれど、息子でも食べられる程度の控えめに加減した。
一口大に切った鶏もも肉は、酒と醤油、塩胡椒、そして溶き卵を揉み込んでおく。そこに片栗粉加えて全体に馴染ませてから唐辛子(香辣脆を使用)とにんにくと共に中華鍋で炒め、パプリカも加え炒め合わせたら合わせ調味料で味つけ。合わせ調味料に入っているのは日本の濃口醤油とほんのり甘さのある中国醤油、砂糖と酒と、隠し味程度の少量の酢、という感じ。
そして仕上げに花椒を加え混ぜたらできあがり。本当は粒のままの花椒が良いのだろうけれど、手元にあるのはサラサラパウダー状の花椒塩なので、加減しながらそれをかけてみた。ほんのり独特なスパイス臭が漂って、なんとなく異国の味になった炒め物。
控えめにと言いつつもそこそこの量の香辣脆を入れてしまったので、「しまったなー息子は嫌がるかなー」と戦々恐々と食卓に出したのだけれど、
「これ、この炒め物、うまいね」
ともりもり食べてくれた。家族3人分だしと鶏もも2枚使ったのだけれど、息子の食いっぷり見ていると2枚半くらい使わなきゃいけなかったのかな、これは……。
今日も茹で落花生はたいそう美味しくて、今まで知っていたいわゆる「ピーナッツ」の味わいとは全く異なるホクホク感にうっとり。枝豆や空豆よりカロリーは高いよなぁ、当然……と思いながらも、バリバリ割ってもくもくと食べてしまった。
そして食事中に宅配便で届いたのが、昨日経由地に置き去りになってしまっていた、だんなの出張スーツケース。
食後にスーツケース開けて、「はいこれおゆきさんにお土産。これも。これも。あとこれも」と目の前に積み上げられたのは、大量のスパイスだった。あと紅茶と石鹸と、インド綿の服。
「お土産だったらスパイスがいいなー」とリクエストしていたとはいえ、よくまぁこんなに……という、壮観な量だった。
コリアンダーにクミンにターメリックにクローブにフェンネル、黒胡椒に白胡椒。
面白いのは「ブラックカルダモン」(グリーンのカルダモンよりお高いらしい)、「メース」(ナツメグの仮種皮だそう、いわゆるナツメグより繊細な香りらしい)。
あとはミックス済のスパイス、紅茶用のマサラが2種類とタンドリーチキン用スパイスミックス、「チャットマサラ(Chaat Masala)」(ドライマンゴーやミントが入ったスパイスで、サラダやフルーツ、酸味を利かせたい煮物などに使うのだそう)、そしてガラムマサラ。
この手の香辛料を海外からのお土産にするにあたっては、「小売容器に密封された製品」であれば検疫対象外なのだそう。袋入り、プラスチック容器入りのスパイスはどれも密閉されているものだったけれど、でもスパイスを並べたダイニングテーブルからは濃厚に異国の香りが漂っていた。
馴染みのあるスパイスがほとんどではあるけれど、馴染みのないものもいくつか(特に「チャットマサラ」)あって、これはなかなか楽しそう。
「うん、私インド好きかも。てか、インドの匂い好きかも」
と、買ってきてくれた服にまで染みこんでいる独特な香りを堪能した。同じアジアでもそれぞれ違う「その国特有の匂い」があるのが面白いよね(日本は聞くところによると"味噌の匂い"なんだってさ……)。
焼きド シューデコレ オレンジ&ホイップ
ハニーディップ
カフェオレ
今日の朝御飯は豚まんにしようと思ってた……んだけど、そういえばだんなは朝ジム予定だったんじゃないかしらと思い出して、
「朝御飯、豚まん以外のものが欲しかったら買ってきてくださーい」
とお願いしておいた。
帰宅しただんなが手にしていたのはミスタードーナツの箱。
そういえば焼きドーナツとかその他諸々新しい品たくさん出てきてたんだよね?と箱を見れば、その「焼きド」が苺味とオレンジ味の2個入っていた。あとはストロベリーリングとハニーディップ。
息子に好きなのを2つ選ばせたら、見事に苺味のを2個とも持っていったので、私の取り分はオレンジ味焼きドとハニーディップ。そろそろ温かいコーヒーも恋しい季節になってきたわー、と思いながら今日のところはまだ冷たいコーヒーに牛乳足してカフェオレにしつつぐいぐい飲んだ。
うーん……焼きド、「フツーに美味しい」くらいかなぁ。巷ではやたらと人気のある焼きドーナツ屋さんもあるみたいだけれど、でもドーナツって焼いちゃったらドーナツとして存在する意義はあんまりないんじゃないかなぁ、と私は思ってしまう。
"小麦粉生地を焼いたもの"だったら、何と言ってもワッフルやパンケーキが二大巨頭として揺るぎない位置に輝いていて、そこに焼きドーナツが入る余地は私の心にはあんまりなかったりするのだった。
さて、今日は都心にお出かけー。
オリーブ
生ハムとサラミの盛り合わせ
キャベツとしらすのペペロンチーノスパゲティ
ポルチーニ茸のピッツァ
グラススプマンテ・グラス白ワイン
栗とマスカルポーネのスプーマ
アイスティー
数日前、久方ぶりに"火サスの先輩"から「元気かー」と連絡があった。大学のゼミの先輩で、何かと仕事に口を利いてくれる。「仕事の話は3割くらいで、昼飯奢ったるから出てこい」言われて浜松町までお出かけ。
で、連れて行ってもらったのが「イタリアーナ エノテカ ドォーロ」というイタリアンレストラン。ピッツェリア、というわけではないようだけれど、系列店にピッツェリアを擁していることもあってか、ピッツァは自慢のメニューの一つらしい。ランチメニューには、パスタセットと共に美味しそうなピッツァセットも載っていた。
「酒飲んでええよ」
「飲みまーす」
「遠慮せんで沢山注文しなさいよ」
「注文しまーす」
サラリーマンらしきお客さんたちが手早く昼食を済ませたりしている中、オリーブ貰ったり生ハム盛り合わせもらったりしながら昼から飲んだくれ。スプマンテ飲んで白ワイン飲んで(しかもお代わりして)、今日のこのランチの一番のお楽しみだったポルチーニ茸のピッツァが来るころにはかなり良い気分になっていた。
それでもちゃんと仕事の話もして、
「スマホ向けのサイト作れるようになっとくとええよ、あとこれからはfacebookって感じだなーiFrameアプリ作れるようになってくれたら回せる仕事増えると思うんだよねー」
ついてはこの本読んでおきなさいあげるから、と、facebookのデザイナー向け教則本を1冊渡された。うーーーーーん、facebookかぁ……。
twitterのように「呟いて、呟きっぱなし」で終わるのとは違うfacebookは、使いようによっては便利なのだと思う。学生時代の友達を捜して繋がったりするのにきっとすごく便利。webサイトを持たない企業や店舗がオフィシャルページ扱いにして運用することもできる。
でも「私がやるとしたら」と考えると、facebookやるからには本名登録しておきたいし、そうするとこのサイトやtwitterの「せりあ由紀」名義のものとは一緒くたにしたくはないし、でもそうすると本名登録のfacebookには仕事絡みの話題くらいしか書けることなくなってしまうし、しかしながらこのサイトにもこうして仕事で話したこととかも記しているからそのへんの切り分けってどうするの?……と思うと、本名名義のfacebookは結局身動きしづらそうだ、という結論に。
じゃあもう"せりあ由紀名義"でやっちゃえばいいじゃん、ということになると、自サイト持ってて自サイトの更新の合間にtwitter呟く以上にfacebookでやりたいことというのは、もうほとんど残ってなかったりするのだった。どうやら私はfacebookに向いていない(ちなみにmixiにも向いていないと思い至った)。
……という個人の嗜好はともかくも「時代はfacebook」らしいので、せりあ由紀名義の"ページ"作って、とりあえず色々触ってみますか……。
と、色々真面目な(「今後のビジネス展開」的な)お話をしつつも、いかんせんお酒はあるし美味しいおつまみもあるしで、その雰囲気はダラダラグダグダな感じで。
フレッシュなポルチーニ茸がどっさり乗ったピッツァはたいそう美味しかった。カリカリベーコンとたっぷりなチーズも乗っていて、縁がモチモチとした生地もとても良い感じ。
天井の高い1階のお店の雰囲気も悪くなくて、「"浜松町でご飯"って、詳しくないからうろうろしてしまうけれど、このへんに来れば良いんだなー」と、「良い感じのお店を新しく知ることができて良かった良かった」と。
「もういいの?腹一杯になった?」
「んー、デザート!食べます!別腹ですから!」
「それ絶対別腹違うよね、同じとこ入ってるからね」
「でも食べます」
と、デザートには「栗とマスカルポーネのスプーマ」を。
ムースのようなババロアのような……みたいなデザートで、クリーミーでふわんふわん。
マスカルポーネのこくのあるミルクの味わいが栗と似合っていて、たいそう幸せな食後の甘味だった。
さて、じゃあ帰って早速勉強を、と、フラフラしながらお買い物して帰宅。
青菜の胡麻和え
肉じゃが
豚汁
羽釜御飯
ビール(キリン秋味)
夕御飯は、まだまだ絶賛「和食フィーバー」で(何しろ豚汁がまだたんまりあるのでね……)、メインのおかずは牛肉使用の「肉じゃが」。
実のところ私はまだまだ満腹だったので、ご飯は抜きで、おかずをつまむ量もなるべく少なくして、でもビールは美味しく飲めてしまうというダメっぷり。
私はちょびっとで良いから、と、肉じゃがの量もいつもよりは若干控えめにしたのだけれど、「控えめにするんじゃなかった」という勢いで、息子がたいそう食べてくれた。やや小ぶりサイズだったとはいえ、じゃがいも4個剥いたのだけれど、それもなくなり、肉もすごい勢いで持っていこうとするから
「この手のものは銘々皿によそわないと、どうやらダメだね」
と、だんなと2人苦笑い。
ローストオニオンベーグル
スモークサーモンクリームチーズ
マサラチャイ
昨日、朝御飯にと買ってきたのは「BAGEL & BAGEL」のベーグル。息子はチーズ乗せの「ヴォルケーノ」で、私とだんなはローストオニオン。そういえばクリームチーズが無かったのでした……と、売り場の冷蔵ケースも眺めたら、刻んだスモークサーモンが混ぜ込まれたクリームチーズが1パック210円だったので、それも一緒に買ってきた。
半割にしてオーブンで4分ほど温めたベーグルにチーズ塗りつつもぐもぐ。お供にはマサラチャイ。
マサラチャイは、ホールスパイスを煮出しても作れるし、パウダーのスパイスを自分でミックスしても良いし、簡単に済ませるなら既にミックスされた「マサラチャイ用スパイスミックス」というのもある。今日使ったのはそれよりも更に簡単な、アッサムの茶葉にスパイスがあらかじめ混ぜ込まれたもの。紅茶買うなら、「Mittal」ってところが有名らしいよーと伝えておいたら、そこでダージリン2種類とアッサム、そしてレディミックスのマサラティーを買ってきてくれたのだった。
片手鍋2分目くらいに湯を沸かし、スパイスが香る茶葉淹れて数分煮出し、そこに牛乳加えて沸騰直前まで温める(牛乳入れてからも更に数分煮込んだりという方法もあるらしいけど、牛乳の表面にできる膜が私はあんまり好きじゃない……)。マサラチャイは少し甘さがある方が好みなので、砂糖も溶いてから茶こしでマグカップに注げばできあがり。
ここのマサラチャイは、シナモン、ブラックカルダモン、グリーンカルダモン、アニスシード、クローブ、黒胡椒、ドライジンジャーが入っているのだそう。スパイス臭がすごく強いというわけではないのに「なんだかすごく異国の味」がする感じがしたのは、ブラックカルダモンやアニスシードの存在のせいなのかしらん。すごく美味しかった。
ビーフカレー(ほんのりマサラ)
豚汁(ラスト〜)
ビール(KING FISHER)
今日は、昨日お達しのあった「facebook」と格闘の一日。アカウント取ったりというのは、簡単だったのだけれど(もとい、アカウント自体はもう半年くらい前に取得してみていた)、「えーと……本名でアカウント取るのは良いとして、で、"せりあ由紀"で活動するのはどうすれば良いわけ?で、あとiflameアプリとかってどう入れればいいわけ?」と試行錯誤。
まだなんにもコンテンツらしきものはないのだけれど、ここに「せりあ由紀ページ」を作ってみた。今のところ、「"いいね!"を押した人だけ見られるページ」とかは予定もなく、「近況を入れるって言われてもtwitterで入れてるしー」と、我ながら「何をどうすれば」状態……まぁ、ぼちぼちやってみようかなと。興味持っていただけたら「いいね!」を押してやってくださいませ。
そして夕飯は、数日前にだんなが「すっごく安かったー」と買ってきてくれた牛バラ肉のブロックを使って、カレーライス。インドカレーではなく、大手メーカーのルウを使った日本カレー。
大ぶりに、5cm角ほどにカットした牛肉にいつも通りに塩胡椒とインデラカレー粉を揉み込んだ後、だんなのインド土産のガラムマサラも小さじ2ほど揉み込んでみた。人参、玉ねぎ2個と一緒に炒め合わせてから煮込んでいき、2時間ほど煮込んだところで追加の玉ねぎとじゃがいもを投入。あとは十数分火を通してからルウを溶かしてできあがり。仕上げにも少量ガラムマサラ。
特にこれというコツもポイントもない作り方だけれど、ガラムマサラの効果はなかなか絶大で、「いつものカレーだけど、なんか異国の味がする!」という感じになった。残った豚汁も出すことにして、スーパーで人参購入ついでに買ってきたハムカツも添える。コールスローくらい作りたいところだったけれど、時間切れで断念したら、「メイン肉、添え物肉、汁物も肉」みたいな夕飯になってしまった。……だんなと息子は大喜びだったけれど、スーパーでサラダも一緒に買ってくれば良かったなぁ。
使った肉が巨大だったので、できあがったカレーもたっぷり。一人2〜3切れずつたっぷり牛肉をよそったけれど、「まだ3回か4回は余裕で食べられますよ〜」というくらいに鍋にはカレーが残っている。明日は外出予定が入ったけれど、多分明後日カレー。明々後日もカレー。
アイスプーアル茶
今日の朝御飯は、冷凍庫にまだ6個だけ保存している「551蓬莱」の豚まんを温めて。
今朝はさほど寒くもなくて、「冷たいプーアル茶が飲みたいなぁ」と、香港で買ってきた年代もののプーアル茶を濃いめに淹れて氷詰めたグラスで飲んだ。味や香りの良さもさることながら、良いプーアル茶は4煎目5煎目あたりになっても出涸らしにならず美味しくいただけるので、ピッチャー2つにたっぷりお茶を注いでおいた。風呂上がりに飲むアイスプーアル茶は最高の美味しさ。
ああ、でも豚まんは残りあと3個……大事に食べよう。
本日の御膳(刺身4点盛り)
ビール
今日は午後に5時間ほどの空白を挟んで、昼と夜に都内で用事。
お昼は池袋で、いつものお客さんと仕事の打ちあわせがてら、いつものゴチランチ(そしていつものビールつき)。
日々の魚摂取不足はここで補ってます!という感じに、魚介たっぷりランチをいつもの「魚禅」でいただいた。
「本日の御膳(ランチ御膳)」は1280円。日替わりのメインおかずは煮物だったり照り焼きだったりで、他はサラダや天ぷら、茶碗蒸しといった構成。でもその副菜たちも夏場は茶碗蒸しが冷たいものだったり、天ぷらの具材も旬のものだったりと凝っている。今日のおかずは「刺身4点盛り」だった。
「刺身は嬉しいですね〜」
「ね、刺身はいいよね」
と話しながら、ビール飲みつつ、お仕事の話もちゃんとしつつ、もぐもぐ。
お刺身は、鮪の赤身、ブリ、鯛、甘海老、といった感じ。
鮪のとろけるような口当たりは、キハダやメバチではなく、ホンマグロのもののよう。
今日の天ぷらは海老、キス、ししとう、茄子。温かい茶碗蒸しは肉厚の椎茸入りで、小鉢はもみじおろしを添えたピリ辛大根だった。お漬物は白菜。
小鉢などの小さな料理も、ささやかながらいつも違うもの、手をかけたものが出てくるので、そのあたりが「ちゃんとやってる」感があって素敵なランチ。
1時過ぎにランチ&打ちあわせが終了して、さてこれから6時半表参道までどうしよう、と。
8周年記念パーティー \3000
午後は結局、「一人カラオケ」で2時間、池袋西武デパートで開催中だったイタリアフェアの催事を覗いて30分、そこから本屋さん「LIBRO」に移動して1時間。大型本屋に久しぶりに訪れたのだけれど、ネットでささっと本を買うのよりも、やっぱりこちらの方がずっと楽しい。時間を気にせず棚をじっくり眺められたのはたいそう楽しかった。
で、デパ地下ぷらぷらしてから電車に乗って表参道に向かえば、なんだかんだでもう6時。歩き疲れちゃった……と、スパイラルビル2階の、通りを見下ろす位置にある休憩椅子でしばらくぼーっとしたりしていた。
最近、デパートなどでも「ただボーッと座れる椅子」があちこちにあったりして、ささっとメール打ったりする時に座れたりするのがすごく嬉しい。そういえば、池袋西武にはこんな休憩椅子があって、すごく楽しかった。ハンモックのようにゆらゆら揺れて、これは「お子様が遊ばないようにご注意を」なんて看板を見ても、大人もうっかり遊んでしまいそう。
そして夕方。だんなと息子、友人1人と待ち合わせて連れ立って向かったのは、骨董通りから少し入ったところにあるプーリア料理の専門店「RISTORANTE CORTESIA」(リストランテ コルテージア)。
なんでも、昨日今日の2日間、「8周年記念パーティー」を開催するのだそう。立食形式で、「料理もワインもたっぷりと用意」してくださるのだそうだ。
実際のところ、「日頃のご愛顧に感謝して」と言っていただけるほど回数を重ねて伺っていないので恐縮だったのだけれど(ランチに伺って、あとは家族で、共同購入クーポン持って……)、もう一度行きたいねと話しているところ。このイベントの存在を教えてくれた友人が、「サイトで謳う以上誰でも良いでしょうし、こういうのに集まる人が少ないと寂しいものですよ」と後押ししてくれたくれたこともあって、伺ってみることにした。
店頭の案内黒板も、こんな感じ。
オープンは6時で、私たちの到着は6時半を少し回ったあたり。
店内には既に20人以上のお客さんがいて、椅子は全て壁際に並んだパーティースペースになっていた。
立食用のテーブルが島のようにそこここに置かれ、とりあえず空いていた1つを使わせていただくことに。
料理は奥の壁際にずらりと並べられ、ドリンク類もセルフサービスだ。
赤ワイン2種類、白ワイン4種類、ソフトドリンクはウーロン茶。
「これ、ふくよかな味で美味しいかもー」
「赤ワイン、こっちがちょっと軽めの味だね、これも美味しい」
と、味見するようにひととおりいただきつつ、お料理も堪能した。
お料理の台は、伺った時には前菜がずらりと並び、ほどなくパスタ類が、そして肉料理が、と、コースのように内容を変えつつ次々と出てくる感じで。
店内にはいつのまにか50人ほどのお客さんが集まっていて、生ハムなどの人気のある前菜は飛ぶように消えていっていた。大盛況だ。
最初に盛ってきたのは、サラミとルッコラ、パルミジャーノ・レッジャーノの前菜と、アーティチョークのマリネ、玉ねぎのグリル、茄子のマリネ、蛸にかぼちゃに……という感じ。
グリッシーニをくるりと巻いたような一口サイズの焼きパン状のものは前回もいただいた記憶があるけれど、素朴な風合いで粉の味が漂い、たいそう美味しい。
更に、"揚げパンに豆ペーストを乗せた"風なカナッペ状のもの、白身魚や鮪のカルパッチョ。生ハムと生のいちじく(超!美味しい!)。
パスタはブロッコリーのオレキエッテ、ルッコラ入りのシンプルなリングイネ、クリームソースのペンネリガーテ、トマトソースのちょっと不思議なショートパスタ。
鶏のグリルと、"ローストビーフ"のようにスライスされた豚肉のグリル。そのあたりのメインディッシュをいただく頃には、お酒も進んですっかり良い気分になっていたし、お腹もずいぶんいっぱいになってきていた。
この頃には、もう9時になろうというところ。2時間立ちっぱなしでおしゃべりしながら飲み食いするのは、なかなかどうして疲れるもので、あと30分待っていたらドルチェもいただけたと思うのだけれど、お腹いっぱいだし足も疲れちゃった……と、ここでおいとますることにした。うう、ドルチェもたっぷりいただきたかったけれど、ちょっと色々無理……残念でした。
右の写真が、その不思議な形状のショートパスタ。
見た目はまるで、ホルモンの"ハチノス"のよう。
ほんのりと辛さのあるトマトソースが、くたっと煮えた茄子と絡んでいて最高に美味しかった。もっちもちした歯触りの不思議な形のパスタも良い感じ。
イタリア料理はそれなりに食べつけている(と自分では思っている)のだけれど、郷土料理となると食べたことのない、見たことのないものが色々とあって、やっぱりこのお店は楽しいなぁと思った。
前回共同購入クーポン握って来た時は、女性の店員さんにすご〜く冷たいあしらわれ方をされてしまったのだけれど、今日は幸い(?)その方もおらず。その方以外の、店長さんやシェフ、その他のスタッフさんたちはすごく素敵なお人柄のお店だったから、「あ、あの人いなかった」と、実のところちょっとホッとしてしまったのだった。
ランチも良いけれど、このお店のキモは「ずら〜りと並ぶ壮観な前菜」にあると思うので、これはやっぱりまた来なきゃ。
マイス
ミルクフランス風(名称失念)
アイスカフェオレ
池袋西武の地下食料品売り場を歩いて、あまり他で見かけないパン屋さん「LE BIHAN」の前を通りかかったので、朝御飯を買ってきてみた。
「めんたいフランス」が店頭に山積みになっていて、どうやらそれが人気商品であるらしかったのだけれど、私が「お!」と思ったのは、ミルクフランス風のミニサイズコッペパン。パンの名前は失念してしまったけれど、長さ10cmほど、エクレアサイズのコッペパン状のパンに「練乳クリームを挟みました」と説明がついているパンだった。
ミルクフランス風のパンだなーこれ素敵!と、家族分3本購入。エクレアサイズのパンではちょっと物足りないかなと、追加で私と息子は「マイス」(コーン、マヨネーズ、黒こしょうをクロワッサン生地で包んで焼きました、ですって)を、だんなにはフランクロールをトレイに乗せた。
黒胡椒の香りが思った以上にしっかり香ったコーンパンは、やや大人な味わい。サイズはさほど大きくなかったけれど、クロワッサン生地ということでなかなか食べ応えがあった。ほの甘い練乳クリームが挟まったミルクフランス(風)も良い感じ。
昨日にはデパ地下の生鮮食料品コーナー歩いて美味しそうなジャムも買ってきたところだったので、食パンも恋しくなってきている今日この頃……。
ビーフカレー with ゆで卵
トマト入り洋風かきたま汁
麦茶
昨日一日家を空けてしまったので、今日は絶賛大仕事。
だんなの帰りも遅いと聞いているし、
「夕飯……カレーでいいかなぁ……カレーだけでいいかなぁ……」
まぁ、そういうわけにもいかないよね……と呟いたら、息子が
「いいよ!カレーでいいよ!全然いいよ!」
カレーだけでいいから!サラダとか要らないから!
とか言っている。
そっかーカレーだけでいいのか、と、お言葉に甘えてしまって、準備時間20分ほどだけで簡単な箸休めとスープを用意するだけの夕飯になった。
トマトと粉チーズを入れたコンソメ仕立ての洋風のかき玉汁と、スライスしたゴーヤーをツナマヨで和えただけの小鉢。あとは、たんとお食べ〜、と、ご飯どっさり炊いて、量手鍋にまだまだたっぷり残るカレーを温めた。しかし、いつも以上に調子に乗ってたっぷり作っちゃったけれども、早く食べてしまわないとなぁ……(冷凍するのは野菜の食感が著しく悪くなるし、あんまり好きじゃないのね……)。
作った当日と比べて、スパイスの刺々しさがなくなったカレーは、思った以上に良い感じ。肉もホロホロと煮くずれるくらいにやわらかくなっていて、
「ああ、こりゃ旨いね」
「ねー、だから僕は、カレーだけをお腹一杯食べたかったんだよー」
などと話しながらもぐもぐ。
いつものポークカレーはカレーうどんにしてもお似合いだけど、このビーフカレーはどうなんだろ、スパイスもいつもより多いし……と思いつつ、そんなカレーうどんを作るのも楽しみだったりする。