10月8日(日) 牧志市場、街歩き
- ・ 「ポークたまごおにぎり本店」〜具沢山超重量おにぎりを
- ・ 「牧志公設市場」〜散策、買い物
- ・ 「壺屋やちむん通り」〜食器買うなら
- ・ 「田そば」〜いつかは三枚肉そばを
- ・ 「おる商店」〜猫カフェならぬ猫居酒屋
- ・ 30分差の帰宅
- ・ 「牧志公設市場」〜散策、買い物
具沢山超重量おにぎりを〜「ポークたまごおにぎり本店」
沖縄最終日、今日の朝御飯は外飯を。
 
宿泊ホテルのハイアットリージェンシーのブッフェも評判は良いらしいのだけど、2日続けてホテルブッフェじゃなくてもねと町に出ることにした。
 
ホテルは、モノレール駅の「牧志」(アクセントは「ポテト」じゃなくて「さしみ」が正しいっぽい)からは歩いて7分ほどかかるけれど、代わりに牧志公設市場はすぐそば。ホテル裏手から出て坂を下れば、すぐにアーケード街に入ることができた。
 
 そしてその道中、野良猫(ちゃんと管理されていて、首輪をしているし、去勢済の印の耳の欠けがある)がたくさんいて、歩くたびに「あー!ねこちゃん!そっちにもねこちゃん!」と寄り道する羽目になるのだった。
そしてその道中、野良猫(ちゃんと管理されていて、首輪をしているし、去勢済の印の耳の欠けがある)がたくさんいて、歩くたびに「あー!ねこちゃん!そっちにもねこちゃん!」と寄り道する羽目になるのだった。
 
おしなべて人慣れしていて、向こうから寄ってきてくれる猫も何匹か。かわいい。
 
でも朝のお出かけは、色々と不発。目当ての「24時間営業」の定食屋さんはなぜか閉店中だったし、ならばと訪れてみた「ポークたまごおにぎり本店」は20人ほどの大行列。
 
 おにぎり屋さんの行列なんてたかが知れてると思って並んでみたのだけど、一向に列が進まない。
おにぎり屋さんの行列なんてたかが知れてると思って並んでみたのだけど、一向に列が進まない。
 
なぜかと思えば、中国人旅行客が数十個単位でオーダーしたりしているらしく……もう……。
 
それでも、朝7時からやっているお店はあんまり無くて、アーケード街の静けさも写真の通りな塩梅で。
 
足を伸ばすのもロスだよねと、頑張って並んでみた。結局、並びはじめて1時間くらいはかかったのかな……お店はテイクアウト専門店だったので、部屋に持ち帰って口にできたのは9時近くになっていた。後悔しない美味しさではあったけど。
 
 いくつか種類がある、箱入りのお得なセットの「PTO BOXA」は、「選択できるスペシャルとスタンダードが4ヶ入ってスープ2ヶ付」というもの。
いくつか種類がある、箱入りのお得なセットの「PTO BOXA」は、「選択できるスペシャルとスタンダードが4ヶ入ってスープ2ヶ付」というもの。
 
スペシャルポークたまごおにぎりは3種類から、スタンダードは6種類からの選択。行列しながらだんなと相談して、
スペシャルは「魚フライタルタル自家製島らっきょ」「ポチギハシュドポテト」、スタンダードは「あぶらみそ」「人参しりしり」にしてみた。これにアーサ汁2個がついてくる。
 
「でもでも、セットにはできない"ツナマヨゆでたまご"も美味しそうなんだけど……」
「追加でもう1個買えばいいじゃん」
「そっか!」
と、追加で更に1個買ったら、なかなか大変な量に。
 
「おにぎり」と言っても1個がけっこうなボリュームなので、朝からたいそうお腹いっぱいになってしまった。
 
ホテルの部屋で、買い置きのさんぴん茶をグラスに注いで、まだ熱々のスープと共に、おにぎりをもぐもぐ。
 
「ああああ、ごめんなさい、"ポークたまごにあんだんすーは不要"とか思ってたけど、合います、あんだんすー合います……っ!」
「なるほど、ポチギはポークの代わりにソーセージ(=ポチギ)使ってるんだ。これもなかなか」
「玉子焼きの代わりにゆで卵も美味しいよ。ツナ美味しいよ」
 
大騒ぎしながら食べたけど、一番美味しかったのは「魚フライタルタル自家製島らっきょ」だったかも。朝から魚のフライにポークに卵。かなり凶悪な組み合わせだけど、島らっきょうの香りや酸味が心地良くて、なんともいえない美味しさだった。
 
予定より遅め重めの朝食になってしまって、早めに行こうと思っていた昼食は「じゃあむしろゆっくりめに」と予定変更。
10時過ぎまで部屋でだらだらすることにして、のんびりしてからチェックアウト、まずはお買い物から。
| PTO BOX A 魚フライタルタル自家製島らっきょ ポチギハシュドポテト あぶらみそ 人参しりしり アーサ汁×2 ツナマヨゆでたまご | \1380 \280 | 
散策、買い物〜「牧志公設市場」
 最終日の今日こそ牧志公設市場!と、豚の顔(ちらがー)やら、沖縄の色鮮やかな丸魚が並ぶ市場を見て歩く。
最終日の今日こそ牧志公設市場!と、豚の顔(ちらがー)やら、沖縄の色鮮やかな丸魚が並ぶ市場を見て歩く。
 
心躍るのは地元じゃまず見ない種類の魚だったり、皮付きの豚バラ肉だったりしたけれど、冷蔵品はさすがに買えないねと、生鮮品が多く並ぶ1階はざっと眺め見る程度に。
 
 それでもこれは大丈夫かなと、買ってみたのは、「新垣漬物店」の島らっきょうの塩漬け(試食させてもらって、たいそう美味しかった)と、「シークヮーサーこしょう」。
それでもこれは大丈夫かなと、買ってみたのは、「新垣漬物店」の島らっきょうの塩漬け(試食させてもらって、たいそう美味しかった)と、「シークヮーサーこしょう」。
 
「シークヮーサーこしょう」は、柚子胡椒のシークヮーサー版。
 
絶対、これ、美味しいでしょう。
焼き餃子とかにつけて食べたい。是非食べたい。
| 島らっきょうの塩漬け シークヮーサーこしょう | \500 \500 | 
 そして2階に移動して、美味しいと評判の「歩」のサーターアンダギーもお買い上げ。
そして2階に移動して、美味しいと評判の「歩」のサーターアンダギーもお買い上げ。
 
タイミングが良かったら店頭で揚げたてのものを食べられたらしいのだけれど、あいにく今日はお休み。
 
それでも店頭で袋入りのものは買えたから、良かった良かった。
| さーたーあんだぎー 9個入り | \756 | 
 
 そうそう、ここのジェラートが美味しいらしいんだよーと、「H&Bジェラ沖縄 牧志店」でマンゴーとシークヮーサーのジェラート盛りも食べてみた。
そうそう、ここのジェラートが美味しいらしいんだよーと、「H&Bジェラ沖縄 牧志店」でマンゴーとシークヮーサーのジェラート盛りも食べてみた。
 
「ドラゴンフルーツ」「パパイヤ」「ゴーヤ」(!)、「泡盛」(!)なんて種類もあるこのジェラート屋さん。
 
種類によっては、その場でジェラート内に果肉を練り込んでくれる。小さな陶皿みたいなものの中でジェラートをこねこねする感じは、日本版ストーンコールドみたいな感じ?
 
ミルクジェラートをベースにマンゴーをたっぷり混ぜたマンゴージェラートが、おっそろしく、美味しかった。口当たりはふわふわとしていて、とても濃厚なマンゴー味。こちらは果肉の練り込みのない、シークヮーサーもさっぱり味で期待通りの美味しさだった。
 
| レギュラー2段 | \500 | 
 公設市場を後にして、大通りに向かっててくてくと散策続行。
公設市場を後にして、大通りに向かっててくてくと散策続行。
 
アーケード街を歩き、「KUKURU」という楽しいTシャツを売っているお店で沖縄伝統柄の手ぬぐいを買ったりもした。
 
1000円の買い物でポストカード1枚プレゼント……だったかな?そして更にSNSフォローで1枚プレゼント。
 
だんなと2人、フォローして計3枚のポストカードを貰ったのだけど、ゆるっゆるのイラストの「イリオモテネコ」が実にツボでツボで。
 
これ、イリオモテヤマネコじゃないの。「西表島に住んでる、ただの猫」なんですって。なんだそれ、かわいい。
| 沖縄柄てぬぐい | \1000 | 
食器買うなら〜「壺屋やちむん通り」
今日も凶悪に暑いけど、せっかくだから陶器街も歩いてみますかーと、マップを見ながらてくてく歩く。
 
 この連休は、「那覇大綱挽」が催されているのだそう。
この連休は、「那覇大綱挽」が催されているのだそう。
 
「全長200メートルの綱を1万5000人余が引き合う」という伝統の行事で、本番は今日の午後。午前中には「旗頭行列」という練り歩きもあったそう。
 
興味が無くもなかったけれど、とにかくすごい混雑らしいと聞いて、あえてその時間帯は会場の通りには近づかない事にした。
 
右の写真は、通りがかりの公園にあった、「那覇大綱挽」で使われる巨大な綱の展示物。「世界一のわら綱」としてギネス認定されているんですって。2本の綱を留めている棒(?)からして、ものすごい存在感。
 
そして、まったり散策した「壺屋やちむん通り」。
 
やちむん通りは、若い女性向きの洒落た店があったり、伝統のありそうなシーサー専門店があったり、どの店も個性的でとても楽しかった。
 
 海の色の綺麗な皿を買ったのは、「新垣製陶所 新垣勲窯」というお店。
海の色の綺麗な皿を買ったのは、「新垣製陶所 新垣勲窯」というお店。
 
壺屋で七代続く老舗の窯元さんだったみたい。
 
やむちんは、全体的にぽってり分厚く重い焼き物だから、あんまり収納にも持ち運びにも向かないのだけれど、この素朴な風合いはなんとも癖になりそう。
 
素敵なお土産ができました。
| 青平皿 | 3×\1580 | 
いつかは三枚肉そばを〜「田そば」
「では、行きますか」
「そばを食べに、行きますか」
 
気温は相変わらず30℃越えで、やちむん通りから最寄りのモノレール駅まではけっこうな距離。目指す沖縄そば屋さんも、その最寄りのモノレール駅から、そこそこの距離。
 
でもまあ、頑張りましょう、と、今日は一日外歩きの日になったのだった。
 
伺ってみたのは「沖縄そば専門店 田そば」。
 
だんなの目当ては「三枚肉そば」だったそうだけど、到着の12時半過ぎは、既に売り切れ。店内はかなりの混雑で、たまたま直前に立ったお客さんがいたのですんなり座ることができたけど、直後に店頭に行列ができはじめていた。
 
 店名そのままの「田そば」にも三枚肉は乗っているとのことで、私はそれを。
店名そのままの「田そば」にも三枚肉は乗っているとのことで、私はそれを。
 
だんなは田そばにソーキの乗った「ソーキ入り田そば」(中サイズで780円)を。
 
かまぼこ2枚に刻み葱、三枚肉の煮込みと、肩ロースっぽい部位の煮込みの乗った沖縄そばは、塩気控えめのあっさり味。鰹の風味がしっかり漂う上品なスープだった。
 
「おお……おいしい……」
「ソーキが!ソーキがすんごく旨いんだけど!」
「ほぅ」
 
 だんな曰く、「これまで食べたソーキの中で一番旨かった」とのこと。
だんな曰く、「これまで食べたソーキの中で一番旨かった」とのこと。
 
ソーキは軟骨ごろごろのお店も多いけど、この店のはがっつり骨つきスペアリブだったみたい。
 
一口貰ったソーキはとろけるような口当たりで、三枚肉と同様、ほろんほろんに柔らかく煮込まれていた。うん、これは、美味しいな。すごく美味しいな。
 
最後の最後に、本場の美味しい沖縄そばを食べられて、大満足。
| 田そば(中) ソーキ入り田そば(中) | \650 \780 | 
猫カフェならぬ猫居酒屋〜「おる商店」
で、午後は暑さに疲れ果てて、一度ホテルに帰還。
多めに設置されていたロビーのソファで1時間ほど休ませてもらった。
 
空腹ということは全然ないけれど、でもビールは飲みたいんだよねぇ……という話になって、最後の1時間ほどの消化試合は、徒歩圏内にある居酒屋に行くことに。
 
 「昼飲みができて、猫がいる居酒屋」として紹介されていた「おる商店」に行ってみることにした。
「昼飲みができて、猫がいる居酒屋」として紹介されていた「おる商店」に行ってみることにした。
 
嬉しいことに、店内にはもっふもふの長毛種の猫が2匹。
 
雑に床に寝そべっていて、どころか、カウンターの上にまで乗ってくる。あちこちに「猫に餌をやらないでください」という貼り紙も。
 
 猫飼いの我が家的には全く問題ないけれど(でもうちの猫は食事中の食卓にまでは上ってこないけどね……)、お店の衛生的にはどうなんだろ、と笑ってしまいつつ。
猫飼いの我が家的には全く問題ないけれど(でもうちの猫は食事中の食卓にまでは上ってこないけどね……)、お店の衛生的にはどうなんだろ、と笑ってしまいつつ。
 
でも撫でさせてもくれる猫を存分にもふもふしてきた。
 
料理はあまり「沖縄料理」という感じではなく(ポーク卵くらいはあったけれど)、ビールもオリオンではなくキリンラガー。
 
 ホッピーやハイサワー、それに「クエン酸サワー」なんてものもあったりして、ほんと、品揃えは我が家の最寄りの立ち飲み屋と大差ない。
ホッピーやハイサワー、それに「クエン酸サワー」なんてものもあったりして、ほんと、品揃えは我が家の最寄りの立ち飲み屋と大差ない。
 
ビール飲みつつ、まぐろの中落ちと牛すじ煮を貰って、こんにゃくや豆腐も入ったすじ煮を楽しんだけど、でもこの店のメインは、やっぱり「猫」。
 
最後の最後にたいそう癒やされてしまった。
| まぐろ中落ち 牛すじ煮 生ビール クエン酸サワー | \450 \650 3×\450 \450 | 
30分差の帰宅
そして私は午後6時10分のANA便、関西空港乗り継ぎでの帰宅。だんなはその30分後のJAL直行便。
 
空港までは一緒に行ったけど、JALとANAでゲートがまるで逆なので、セキュリティーチェックのところで別れて帰って来た。
 
エコノミーではそう快適とはいえない空の旅が最後に4時間近くもあったのは疲れたけど、席もそう悪くはなくて、ANAのオリジナルドリンクのかぼすジュースは美味しかった。
 
結局私は羽田空港着陸後10分後に発車する地元行きのリムジンバスにダッシュで乗ることができ、だんなは逆に着陸後30分後くらいのバスになったことで、帰宅時間の差は僅か30分ということに。
 
スーツケースにほとんどの荷物を詰め込んだので、私はショルダーバッグの他はPCと食器とサーターアンダギーを入れたボストンバッグ1個きり、大変なところはだんなが全部持ち帰ってくれていた。
 
しかし、色々買ってきたなぁ。
宅配頼んだ泡盛の古酒が届いたら、家で沖縄料理祭りしなきゃ。