8月5日(土) 台湾初日、にんにく風味の小籠包
- ・ はじめてのファーストクラスラウンジ
- ・ 「シェラトングランド台北ホテル」〜排水が…なホテル
- ・ 「華山1914文化創意產業園區」〜日本推しにびっくり
- ・ 自転車乗って
- ・ 「梁山泊小籠湯包」〜にんにく風味の小籠包
- ・ 「西門金鋒魯肉飯」〜この界隈の魯肉飯と言えば
はじめてのファーストクラスラウンジ
今年の夏は、コロナ禍で行くに行けなかった(去年も検討したけど、コロナ関連の制度が色々と手厚かったグアムにしたのだった)台湾香港に行きましょうということで。
けれど台風が数日前に沖縄、台湾に接近してきていて、その台風が北上せずに東へUターンするという面倒なルートを辿る中、前日、前々日の台湾便は欠航するか翌日出発の遅延になるなど、心配な状況が続いていた。
私たちの乗る便も、8:55発だったものが10:35発に遅延すると、出発の3日前、8/2に通知が来て。
でもその程度の遅延で済んで良かったねと言わざるを得ない気象状況だったのだと思う。
むしろ、人生初のファーストクラスラウンジを長く堪能できて良かったよね?ということに。
縁あってファーストクラスラウンジに入れるクラスになれた今年(ファーストクラスに乗るとは言っていない……というね)、少しばかり緊張しながら羽田空港国際線のJALファーストクラスラウンジに。
残念ながら、ファーストクラスラウンジと言えばこれ!な存在なのであるらしいお寿司カウンター「鮨 鶴亭」は未だサービス中止中で、食事はテーブルからQRコードを読み取ってオーダーするというスタイルに。
飲み物はセルフで、ダイニングより更に奥まったエリアにひっそりとジョセフ・ペリエのシャンパンが置かれているのでそれを持って来つつ、冷製コーンクリームスープと、いちじく赤ワイン煮添えのハモンセラーノプレートを。
ワイングラスはリーデル、日本酒はお馴染みの「はせがわ酒店」セレクトで、宮城の新澤醸造店(伯楽星の醸造元だね)の飛龍、純米大吟醸。
カウンターは営業してなくともお寿司のサービスはあって、3種類、セットでも好きなもの1貫ずつでもオーダーできる。
今日は、近大生まれシマアジ・サーモン・太巻きですって。
シマアジが幸せに美味しかった。
ほんの少しだけセルフサービスで取れるコーナーもあって、メゾンカイザーのクロワッサンや、生ハムはここにもあった。私は"ヤリイカのヤムウンセン風"をおつまみに貰ってきてみたりして。
朝からよく食べるわ我ながらと思いつつ、カレーライスも食べます。当然。
ファーストクラスラウンジならずとも、サクララウンジ(国際線ラウンジのみ、国内線ラウンジでは提供されてない……)でもいただける、JAL特製オリジナルビーフカレー。
ほどよくスパイシーで、野菜の甘みや旨味が感じられて、私はこれが大好物。
小盛サイズも選ぶことができるのがありがたく(写真も小盛のもの)で、福神漬とらっきょうも別添でついてくる。うーん、幸せ……おいしい……。
そしてデザートメニューに"凸凹デザート ユーハイム バウムクーヘン"などという文字があったものだからこれはもう当然頼まなければならないわけで。
それに加えて、コーヒーゼリーとフルーツ盛り合わせも。
さすがのユーハイムのバウムクーヘン。文句なしの美味しさだった。飾りもきれいで嬉しい限り。
メニューには"長崎産天然真鯛のポワレ"、"グリルドポーク"なんていうのもあって、そのあたりも激しく気になったけど自重したし、
「でも私、グラノーラとクロワッサンと酒種あんぱんはちゃんと自重したよ」
とだんなに告げたら、「ちょっと何言ってるかわかりませんね」と言われてしまった。わかってください。
お腹も満ちたところで上階のラウンジでのんびりしてる?と移動してみれば、こちらは更に人が少なく、ソファも大きく。そして電源もそこここにあって。
何か飲み物いただこうかなとカウンターに行けば、こちらには国産ウイスキー、国産クラフトジン、国産クラフトウォッカといった魅力的なお酒もあったりして、でももういっぱい飲んだしと、水出し茶をいただいた。
和菓子は一種、"三栄堂 湖都路"だそうで、これ、きんつばですって。わーいもらうー!と、午前のスイーツ第二弾。
食いしん坊かつ誘惑に弱い人には、ファーストクラスラウンジはだめね……これはデブ製造機ですわ……限りなくデブになりますわ……となっていた数時間。
ところで、チェックイン時は、JALとANAだけのサービス(有効なのは搭乗当日限り)の「Face Express」がぐう有能で。
あちこちのゲートを顔パスで素早く通過できるのが超便利だった。
登録は専用端末でパスポートをセットして顔写真を撮影するだけ。簡単。
そういえば、手荷物検査、以前は液体ものとかPCとか、鞄から全部出せとやかましかったのに、全部鞄入れっぱなしで良いですよという親切仕様に変わっていて、これもすごく楽だった。
そんな感じで恙なく台北行きの便に乗って、3時間半ほどの空の旅。
何故か座席指定時にプレミアムエコノミーの席が選択できてしまったので、往路の席はプレミアムエコノミー。
けれど機内サービス(プレミアムエコノミーの席だとシャンパンが飲み物の選択肢に出てきたりする)はエコノミー席のままという、"席だけプレエコ"というちょっと不思議な感じだった。
でもそこそこの時間のフライト、広々としたシートに座ることができたのは何より。
そして国際線ゆえにきっちり機内食も出てきて、献立はこんな感じ。
味噌デミカツ丼・オクラの胡麻和えと金平蓮根・フレッシュサラダ ドレッシング添え・ハーゲンダッツ(木苺のミルクプディング)
見慣れないハーゲンダッツが出てきたぞ?と思ったら、カップに「JAL機内限定」と記されていた。
そんな品もあるんだねハーゲンダッツ……(知らなかった……おいしかった……)。
桃ぶどう味のスカイタイムを飲み飲み、さすがに機内食は全部は食べられずに残しつつ。
那覇最接近中の台風を左に掠るように飛ぶ飛行機、こんな感じにずっと"上も下も雲です"という風な窓外の風景だったのだけれど、でも思いのほかそれほどには揺れなかった。
予定通りの時間に、無事、台北松山空港へ到着。
排水が…なホテル〜「シェラトングランド台北ホテル」
台北に着いて早々空港で、事前登録してあった「遊台灣金福氣 Taiwan the Lucky Land 自由行旅客來臺消費金」のタブレット抽選に挑戦して、華麗に落選。
台湾を個人で旅行する対象者に抽選でTWD5000(約22000円)をプレゼントするというこの企画、そこそこの確率で当たりそうだなと目論んでいたのだけれど、旅行中のお小遣いゲットには至らなかった。残念でした。
今回もだんなのロジは素晴らしく、流れるように旅行用のSIMカードを購入し(アクティベートは売り場のお姉さんがその場で流れるように済ませてくれ)、タクシーでホテルに向かえば、スマホに登録していたホテルの中国語名(と住所)をさらりと出して、ここにお願い、と。
台湾は英語も日本語も"まあまあ"通じるけど、中国語しかわからないという人もまた、タクシーの運転手さん含めて少なくはないので、漢字で物事を伝える手段があるのは、それなり大事なのだった。
なのに私はメモ帳もペンも持って来ておらず(最後はスマホに指先入力できるアプリも入ってはいるけれど)、だんなにおんぶにだっこな私。毎度すみませんありがとう。
松山空港から今回のお宿までは、TWD250くらい……1000円ちょっとだった。
現地時間で13:40頃。
チェックインにはまだ早かったのだけれど、すんなりお部屋に通して貰えた今回のお宿は、台北駅からほど近い「シェラトングランド台北ホテル」。
地下鉄駅にもほど近く、ただ、最寄りの出口は階段しかないのでエレベーターやエスカレーターを使いたいとなると横断歩道の向こう、50mくらい先に行かないといけないという難点はある。
けれど大人気の豆乳屋さんは徒歩圏内、道路向こうにも駅近くにもYouBikeの駐輪場があってそれはとても便利だった。
最後は桃園空港に移動する必要があって、台北駅からMRTに乗るためにタクシーを使ったのも距離が短くて済んだし、使い勝手はとても良いホテル。
小さなカフェテーブルに椅子が2つ、それ以外にも壁際にライティングデスクとチェア。
窓の向こうは台北あるあるの裏街ビューで、眺望の良さは高層ホテルにでも泊まらないと期待できないし、台湾にそういうところは期待していないというのもあり。
ネスプレッソ系は置いておらず、バーコーナーの引き出しの中にはティーバッグとUCCのドリップコーヒー。
結局ドリップコーヒーは一度も使わなかったかな。
最寄りのセブンイレブンでアイスコーヒー買ってきて部屋で飲むのが多かった気が(あと後述するけど2リットルペットに冷茶作ってがぶがぶ飲んでた)。
冷蔵庫の中には有料の飲み物も入っていたけれど、買ってきたものを詰める余裕は充分あって。
部屋の入口にカードキーを差さないと電源がつかないビジネスホテル的仕様だったので、それは困る(外出中の空調とか充電とか……)と、手持ちの白カード(出張の多いだんなの基本装備品)を代わりに差していた。
で……こちらが大問題だったバスルーム。
バスタブに、壁際にトイレを挟んでのシャワーブースは、動線としてはやや使いづらいもので、でもそれよりも問題だったのはシャワーの排水!
頭を洗って流すだけの時間で床に排水が溜まっていき、縁の溝の部分から溢れそうになってしまう。
極力こまめにシャワーを止めて、使うお湯の量も少なめに……としなければいけなかったのは滞在中けっこうな苦痛だったし、もちろん「なんとかしてよー」と頼んだのだけど、「改善したよ!」とレターを貰ったところで改善はしておらず……という。
部屋を移らせろと交渉するのもそれはそれでめんどくさく、結局4泊この状況で過ごしてしまったけれど、このホテルには大浴場もあったのは幸いだった。
日本推しにびっくり〜「華山1914文化創意產業園區」
部屋で荷物を開いて早々、まずはYouBike(レンタサイクル)が使えるようにと、手持ちの悠遊カード (Suicaみたいなもの)を登録しようとしたのだけど、なんだかエラーが頻発で。
レンタサイクル乗れないと非常に困ります……となりながらも、携帯電話の登録エラーは時間が解決してくれるかもしれないと、とりあえず歩いて行ける範囲にお出かけしてみることにした。
行ってみたのは華山1914文化創意產業園區。
「日本統治時代の酒工場の跡地を絵心豊かに再利用したアート・イベント空間」とのことで、日本推しが色々すごいスポットだった。
今日明日は「88好野!仲夏好日市集!」なる父の日イベントも開催していて、広場はたいそうな賑わいで。
なんとも愛らしい(?)目つきの悪い虎猫は「橘貓重重」という名前らしく。
モットーは「大橘為重、我不想動」(でっかいから動きたくないんだ……みたいな意味なのかしら)なんですって。
そしてあちこち日本推しがすごいことに、びっくり。
伊藤潤二の展覧会(?)、ちいかわ、カピバラさんのグッズショップ、進撃の巨人や呪術廻戦の諸々の展示、それになんとも懐かしい「OSAMU GOODS Official POP-UP STORE」。
どれもがかなりの大行列。すごい。
とりあえず、気になっていたミルク紅茶のお店「小確幸紅茶牛奶合作社」で、小濃、正濃、特濃とあった中から正濃ミルクティーの冷たいのを飲み飲み。
濃厚でほの甘くて濃厚で良い感じ。
マドレーヌ(瑪徳蓮と書くらしい)は、焼き直してくれたのだけど、元々が冷凍だったのかな?
中心がちょっと冷たくてしょんぼりだったけど。
紅茶牛奶 正濃 小確幸紅茶 瑪徳蓮 |
TWD70 TWD60 TWD50 |
覗きたい雑貨屋さんが色々あったこのエリア。
「未來市」というセレクトショップで、「原味千尋」の"原味乳酪絲"や、うっかり衝動買いで「印花樂inBlooom」(MIT-Made In Taiwan雑貨の代表的ブランドらしい)のめちゃめちゃキュートなランチョンマット、"有機棉餐墊(含餐具)"を購入。
くるくると巻くタイプのランチョンマットはスプーンとお箸が刺さる構造。
イラストも色合いも本当にかわいくて、4種類あった中から、小吃・水果・飲料甜心の3種類を買ってみた。
もう初日から物欲全開。
「原味千尋」の 原味乳酪絲 「印花樂inBlooom」の 有機棉餐墊(含餐具) 小吃 有機棉餐墊(含餐具) 水果 有機棉餐墊(含餐具) 飲料甜心 |
TWD290 TWD440 TWD440 TWD440 |
それと、事前に調べていて欲しいと思っていた「小芬姐的魔p甜屋(yufen)」の欲しかったクールマッサージバー"「上山深呼吸~森林精靈 精油舒壓按摩餅"(TWD860)も無事購入。
シアバター、ハッカ、ラベンダーなどが入ったマッサージバーで、首裏や肩まわりあたりにこのバーをごしごしするとけっこう長い間、ミント系のスースー感が続く、蒸し暑い季節には嬉しいアイテム。
香りも良くて、とってもすてき。
帰ってからさっそくパッケージ開けて、旅行中ごしごしすることに……。
上山深呼吸 森林精靈 精油舒壓按摩餅 |
TWD860 |
そんなこんなで人混みにそろそろ疲れ、ホテルに帰還。
ホテル最寄りのコンビニで2リットルサイズの水のペットボトルを2本買い、部屋でほうじ茶と麦茶にして冷やすことに。
台湾は町中にコンビニはあるものの、売られているお茶は甘いものもけっこうあるし、馴染んだ味のものの方が飲みやすいし安上がりだし、とうことで、海外には濃縮の缶入り麦茶や顆粒のお茶の素を持参する私たち。
これが本当に便利で、海外旅行の持参必須アイテムになりつつある。
自転車乗って
夕飯は行ってみたかった「阿城鵝肉」!……と思いつつ、まずは時間を置いても一向に登録ができないYouBikeをなんとかしないとと、カスタマーサービスのあるらしい地下鉄駅、忠孝新生へとまず移動。
適宜チャージした悠遊カードで乗れる地下鉄システムは日本とそう変わらなくてとても解りやすい。
ちなみにマスクしてる人がまあまあいて、着用率は東京と変わらない感じかな……いや東京の方がちょっと多いかな、くらい。
蒸し暑さは同程度なので、屋外ではマスクつけてない人がほとんどという感じではあって。
地下鉄改札を出てすぐのところにあったカウンターで、「この電話番号が登録できないんだ」と訴えたらめでたく登録申請が通ったので、これで自転車に乗れるようになった。
私の携帯の電話番号では相変わらず登録できなかったのだけれど、"台湾内で通じる携帯電話番号"1つに対して2枚の悠遊カードを登録することができるので、とりあえず私も手持ちの悠遊カードでレンタサイクルが使えるようにはなった。
で、北上してお店に向かいがてら、道中にあるからと寄ったのは「犁記餅店」。
地元の人たちには緑豆小月餅が人気なのだという、パイナップルケーキのお店。
夕方やや遅めだったから店内の棚は売り切れている品もいくらかはあったけれど、気になったものをちょこちょこ買ってみた。
パイナップルケーキは多分色々な店で買うことになるだろうからと、少しずつ。
奶油核桃禮餅は、バターくるみの胡麻まぶしケーキ……みたいなものかな。美味しそうだなと1切れ。
鳳梨酥 金旺來土鳳梨酥 酷、小月餅 奶油核桃禮餅 1/4カット |
3×TWD25 3×TWD35 3×TWD55 TWD68 |
【2023年8月20日 緑豆小月餅を食べました】
【2023年8月23日 鳳梨酥・金旺來土鳳梨酥を食べました】
そして再び自転車をこいで、でも目指すガチョウ屋はびっくりするほどの混雑だった。
店頭で順番待ちの登録(EPARK的なもの)をしたら16組目。
……待ってみる?と順番がリアルタイムに更新されるQRコードを読み取って画面をタップしていたのだけど、そこから予約ができることが判明。じゃあ予約して明後日にまた来よう、ということにして。
それじゃあ夕飯はどうしようと相談しつつ、自転車は返してしまったので歩き出し。
ホテル側に戻った方に地ビールが飲めるお店があるよと向かいつつ、でも借りられる自転車はどうにも見つからず……で、相当に歩いてお店に着いたら、今日の生ビールはもう出払ってしまったそうで、途方に暮れてしまったのだった。
にんにく風味の小籠包〜「梁山泊小籠湯包」
さて……、と、悩む時間はそう長くはなかったと思う。
だんなが「いっそ西門町エリアに行かないか」と言い出して、街角でタクシー捕まえて。
事前にチェックしていた"にんにく風味の小籠包"が食べられるお店に行ってみることにした。
地図を示してここ、ここ、と運転手さんに伝えて(例によって日本語も英語も通じがたい……)"この通りの奥にあるけれどそこまで近づくのは遠回りになって大変そう"なところまで行って貰って、「ここの奥行ったらその店だよ」というジェスチャーに、大丈夫、わかってる、とこくこく頷いてタクシーを降りた。
本当、自分の位置情報がリアルタイムで解るスマホを持つようになって街歩きは格段に楽になったわけで、これが無かった時代、どうやって旅行していたのかもはや思い出せないくらい。
そんな便利機器を持っていてなお、「このあたりだよね?あれ?通り過ぎてるよ?」なんて数分うろうろしてしまったくらいには、このお店、見つけるのが難しかった。
なにしろ普通に屋台じみていて、細い裏道をひょいと入って他のお店の前を通り過ぎた向こうに、夜市の席のように露天のテーブル数席と、吹き抜けの厨房だけがあるようなお店。
テーブル席3つとカウンター、12人も入ればもうぎちぎち、みたいな。
扉も壁もないから(屋根はある……)、強風で大雨吹き込んだらもうアウトじゃないかみたいな、なんともおおらかなお店だった。
メニューはいくつかのスープと小籠包、飲み物数種類、以上!というシンプルさ。
たまたま座れたけど、以後ずっと満席という感じの人気のお店だった。蒸籠でどんどん小籠包蒸してて、でもテーブルには蒸籠からお皿に移して出てくるスタイル。
卓上には刻み生姜に醤油にソースにお酢、という感じで。
当然のようにビールも貰い、そわそわと小籠包を待って。
ワンオーダー、7個入って450円ほど。日本の鼎泰豐が6個で1000円近いことを思うと、こちらの価格の方が適正というかありがたいというか、これなら1人で2蒸籠くらい余裕だわなどと思ってしまう。
肉汁たっぷり、弾けるスープは本当ににんにく風味で、でもそれがくどい感じではないのがとても良かった。
日本で飲むと「うっすいなあ……」なんて思ってしまう台湾啤酒も、この空気の中では最高のビールにしか感じない。
隣の店は"滷味と酒の店"という感じの店名で、中にはでっかくて人懐こいグレートレトリーバー系わんこがいて、私はそれに釘付けなのだった。
台湾啤酒 小籠湯包 |
2×TWD80 2×TWD100 |
この界隈の魯肉飯と言えば〜「西門金鋒魯肉飯」
小籠包だけで夕飯が終わるはずもなく。
せっかくだからこの界隈の美味しい店をハシゴしようと、「西門金鋒魯肉飯-西門總店」
に。
これもだんなチェックのお店だったかな。
魯肉飯と、雞肉と魯肉の2種盛りのと、美味しそうだったから肉燥乾麵と、野菜と玉子。煮玉子は正義とばかり、頼める時は毎回頼んでいる私たち。
相席上等、目の前にはお兄さんが1人で色々おかずを並べて食事していた。
くたくたに煮られた白菜、黄身が固くなるくらいに煮られた煮玉子、肉絲っぽく細めに切られた豚バラ肉。
全体、こっくり味で良い感じ……!
2色丼は左右に具が分かれてるかと思いきや、鶏肉の上に魯肉が乗っていて「これは味が混ざるじゃん」と笑ってしまったのだけれど。
味の違いはちゃんとわかったし、ああこれは鶏肉飯もちゃんと美味しいやつだ、と。
乾麵は魯肉そのままが、青菜と共に盛られている感じ?
縮れのない若干太めの麺は優しい風味でこれがまた良くて。
このお店の魯肉は椎茸入り。八角がふわりと香って、肉の脂もそこそこ多く、でも不思議と後味はあっさり。煮汁に浮いた脂を取りまくってる感じなのかな……?とちょっと思った。
ひき肉ではなく細切りめなところが好みな感じ、添えられている漬物は大根で。
魯肉に椎茸を入れる是非は意見が分かれるところかもだけど、旨味の感じが複雑になるので私はけっこう好きだったり。
魯肉飯(小) 雞魯;肉(小) 肉燥乾麵(小) 魯蛋 菜魯 |
TWD38 TWD48 TWD38 2×TWD15 TWD30 |
最後は西門駅から地下鉄で帰還。
駅前には大きな「屈臣氏(Watsons)」があったから、ちらりとお買い物して帰る事に。
事前にチェックしていた欲しかった品が色々買えた。
「DR.WU」の超逆齡修復精華霜は、2つ買うと割引価格になって、しかも杏仁酸煥膚潔顏慕斯も無料でついてきて。
ワトソンズオリジナルブランドNaturalsの「Naturals 摩洛哥堅果護髮精華油」はBuy 1 Get 1 Freeになっていた。
以上でTWD3446.50、支払った後、パスポート見せたら現地での少額税還付がなされるということで現金でTWD132戻ってきたうえに、店内で使えるTWD200券も貰えてしまい。
なので、次の目的地の香港で、ブースト版のを箱買いするつもりだった「TIGER BALM, TIGER BALM NECK & SHOULDER RUB (50G)」を2個だけ購入、2個TWD398のところTWD198で買えました……ということで、おおいに満足。
「DR.WU」の 超逆齡修復精華霜 ×2 杏仁酸煥膚潔顏慕斯 「Naturals」の 摩洛哥堅果護髮精華油×2 「TIGER BALM」の TIGER BALM NECK & SHOULDER RUB×2 |
合計TWD3512 |
今日の歩数は17,429歩だそうで、台北に到着早々、かなり頑張ったと思う。……つかれたわ……。