8月17日(水) 水曜夜はナイトマーケット
- ・ 「Rootz Hill's Grillhouse」〜朝から焼き豚ブッフェ
- ・ 「Misty's Beach Bar」〜爆盛りプールサイドランチ
- ・ 「Chamorro Village」〜水曜夜は恒例の
朝から焼き豚ブッフェ〜「Rootz Hill's Grillhouse」
宿泊ホテルのブッフェは悪くはないけれど積極的に毎日食べたいほどの内容と金額でもなかったものだから、さて今日はどうしましょうかねと、徒歩圏内の「Guam Plaza Resort & Spa」内の「Rootz Hill's Grillhouse」に。
夜にはグリル料理が供されている人気の店のようで、朝も以前にはアラカルト料理もあった(パンケーキがそこそこ有名だった)みたい。
「PIka's Best of Guam」なる記事では、昨年のBEST BUFFET、BEST FINE DININGで優勝、BEST BRUNCHでも入賞という流れだったよう。
朝食ブッフェは価格も$20ほどとお手軽のようだったから、コロナ禍前そのままな内容とはいかないだろうけど……と行ってみたら、なかなか満足な内容だった。
でもやっぱり、品数はかなり抑え気味にしている風でアラカルトメニューの提供もなく、ちょっと残念。
皮目カリッカリの豚バラを焼いたものに、炒飯と半熟の目玉焼きを添えて食べるのが素敵な感じで、そしてここのチャモロソーセージはウェスティンのほどには辛くなくてこちらのが美味しいなと思った。
いかにもなチャモロ料理っぽい串焼き肉(多分牛肉)があったりもして、これも素敵。
白飯と味噌汁もあった……かな?(フィリピン風のお粥はあった)
でもキムチはなかった気が。そして果物はスイカとオレンジ(←オレンジがすごーく甘くて美味しかった)。ヨーグルトはプレーンはなくてヨープレイトのストロベリー味のみ。
コロナ禍以前の旅行客のブログを見ると、朝食ブッフェもランチブッフェももっと素敵な内容なようだったから、ここはコロナ禍が一段落したら改めてまた来たいなと思ったのだった。
Breakfast Buffet |
2×$21.00 |
ほんのり物足りないながらも満足な朝食だったわけだけど、ホテルを出ようとすれば外は盛大な土砂降りで。
今日はどうやら雨季らしい空模様の1日のようで(むしろこれまでの穏やかな晴天が雨季らしくない天気だった模様)、大雨の隙間を縫うようにしつつもびしょ濡れになって、なんとか滞在ホテルまで帰還した。
緩急つけてざあざあとスコールのような雨が降る合間、だんなが「パスポート持っていけば君の分の結果も貰えるっしょ」と1人、PCR検査の結果を受け取りに行ってくれ、そして2人分、めでたく陰性証明書をゲット。
万が一を考えて、「グアムに10日くらい余計に足止めされるかもしれない」と、常備薬やら化粧品やら時間潰し用のデジタルデータ類やらを多め多めに持参していた今回の旅行だったけれど、どうやら出番はないまま無事明日帰国することができそうで、とりあえず安堵したのだった。
爆盛りプールサイドランチ〜「Misty's Beach Bar」
残念な空模様の中、午前中はホテルの部屋でおとなしくしていた私たち。
部屋から見下ろせば、さすがにプールサイドに人影はなく、でも果敢にビーチで遊んでいる人の姿は、ちらほらと。
昼はシンプルにハンバーガーでもどうですかと色々調べたところ、そういえばホテル内での飲食は SPG AMEX の提示で15%オフになるんじゃなかった?と思い出し、軽食がいただけるプールサイドバーに行ってみることにした。
ホテル価格にしては案外お値段お手頃(外の飲食店とさして変わらないレベル)で、ハンバーガー$18。
嬉しいことにアルコールも15%オフの対象になるそうで、生ビールいただきつつ、ハンバーガーとフィッシュ&チップスを頼んだところ、まさかの想定外すぎるボリュームの巨大皿がやってきたのだった。
私の皿は、「こんなサイズのバンズ、コメダ以外では見ないと思っていたのにそれ以上のサイズのが出てきたよ」という風な、巨大なバンズのハンバーガー。
右の写真は、ビールのカップも大きめだからバグって見えるかもしれないけれど、トマトと玉ねぎのサイズから想像してみて欲しい……という感じ。
「Spicy seasoned 8oz. burger patty with bacon, crispy fried garlic, cheese and egg.」
というこのバーガー、カリカリベーコンにチーズに目玉焼きにと素敵な構成で、野菜も全てバーガーに挟み込んで、ケチャップたっぷり、マスタードも絞っていただいた。
ハンバーグは昨日のロコモコくらいに肉みっちりのジューシーなもので、とても美味しくて……ただ、「フレッシュネスの通常サイズのハンバーガー分くらいは食べたのに、まだ1/3くらいしか減ってない」という素晴らしきボリューム感。
そして、だんなのフィッシュ&チップスも、香川のうどん屋のげそ天より大きな魚フライが3つ、いや4つくらい盛られてきたよという、想像を遥かに凌駕するサイズの魚フライがどどーんとやってきていた。
しかもそれぞれの皿に、私の、女にしては大きめな手で鷲掴みにしても掴みきれないくらいのフライドポテト(スパイシーで美味しい)がついてきていて。
これは食べきれない分量では……と絶望感を覚えつつ、ハンバーガーはだんなに手伝ってもらってどうにか消し去ったものの、代わりに大量のポテトとフィッシュフライ1本は食べきれず。
幸い、フライドポテトが蓋を閉められる系の紙箱に入っていたから、「持って帰っていーい?」と魚フライを上に乗せ、別添プラカップ入りのタルタルソースごと持ち帰ることにしたのだった。
ある意味、お値打ちのランチと言えたのかもしれないけれど、次に来るときはこのお店、1人1皿は避けた方が賢明ね……。
Island Burger Fish and Chips Beer(Lagunitas IPA) |
$18 $17 2×$8 |
そして今日は(今日も?)とことん部屋の清掃が遅かった日。
昼食終えて部屋に戻ってみれば、すぐ近くの部屋に清掃用のワゴンが来ていたから「そろそろお掃除が入るのかな」と部屋を空けることにして、身体中日焼けでピリピリする中、日焼け止めがっちり塗って、プールサイドでごろごろ。
それでも幸い、雨上がりの今日の午後は気温27℃ほどで、とても過ごしやすい気候の曇り空だった。
で、2時間ばかり過ごして戻ってみればまだ清掃は入っておらず、結局16時頃になってようやく部屋を綺麗にして貰えたという次第。
プールに行くと部屋でシャワーを浴びる必要があるから、シーツの交換グラスの交換等々はともかくタオルだけは取り替えて貰いたくて、やきもきしていた私たち。
バスタオルが2枚しか置かれていないから、都度「交換してくれ」と頼むのも厄介で(そう、そしてハウスキーピングの電話は全くもって繋がらない!)、結局、ホテル滞在の後半は最初から「バスタオル2枚多くくれ」とリクエストするようになっていたのだった。
チェックイン直後に指摘たライティングデスク上の照明は結局最後まで直ることはなかったし、壁に固定されているタイプのボディシャンプーが空になったから「補充して」とお願いすれば容器ごと渡されて「適当に(床に)置いて使ってね」と言われてセッティングされぬまま(なんか工具が要るようで構造見たけど自力では無理だった)最後の2泊を過ごすことになったり。
「これは、世界最低レベルのウェスティンではなかろうか」と思う事象が連日積み重なっている状態で、「もうここに泊まることはないかなー」と思いつつ、でも、グアムはとても良いところ。
次は、サンデーブランチいただいたデュシタニあたりに泊まりたい……かな……。
水曜夜は恒例の〜「Chamorro Village」
グアム滞在最終日の今夜、アウトレットモールにほど近い「Chamorro Village」では、水曜恒例のWednesday Night Marketが開催されているとのこと。
これという大きな娯楽イベントのないグアム、つまりはハワイのファーマーズマーケットのようなものかなと、行ってみることにした。
一番手軽に行く方法は、"赤いバス"でプレミアムアウトレットに行き(バスの3時間券が$3)、そこからチャモロビレッジへの往路とチャモロビレッジから各ホテルまでの復路がセットのバス$7(←このチケットは○時間券とか1日券とかでは乗れないという制限がある)を利用するというもの。
バスのチケットはネットで事前決済できるので、けっこう簡単だし、各バス停に案内も貼られているし公式サイトにも情報はある(ただネットの時刻表は最新ではないという難点も)……なのだけど、根本的に仕組みを理解していない旅行客が、道中のバス停、山盛りに。
アウトレットモール行きの予定のバスは各停留所でもだもだしながら15分ほど遅れて現地に到着。それでもめでたく、18時発のバスには乗ることができて、でもそのバスもチケット購入でもだもだしまくり、10分遅れくらいでようようチャモロビレッジに着くことができたのだった。
あいにくの小雨の中、バンドが生演奏する吹き抜けホールの中は既に地元の人たちがダンスパーティー的に盛り上がっていて、食べ物の露店や土産物の露店がそこここに、計20店舗くらいは並んでいて。
これという飲食スペースは設けられておらず、お客はそれぞれベンチや植木の脇の柵などに腰掛けて"戦利品"を食べている、という感じだった。
そんな空気感は、ハワイのファーマーズマーケットのものと似ているなという感じ?
とりわけ人気な風だったのが、チャモロスタイルBBQのお店。
「Kris BBQ」は園内に2店舗出ていて、炭火でもうもうと肉を焼きまくっていて、それを皆、お弁当的に発泡スチロールの皿に盛ってもらう形。
Fiesta Plateは$12。メインのおかずを3品選び、サイドディッシュは3種から2品選択、そして2スクープのレッドライスつき、ですって。
20人ほどが行列しているBBQ屋にだんなが並んでくれている間、私は傍らのジュースのお店を覗いてみたり。
英語、日本語、韓国語で記されたメニューによると、マンゴーシェイク、マンゴースイカ、マンゴーパイナップル、マンゴードラゴンフルーツ、イチゴマンゴー、イチゴバナナ、イチゴパイナップル……と組み合わせはいろいろ。
マンゴーパイナップルでお願いしたら、ミキサーにどかどか材料入れて、カップから溢れんばかりの分量のシェイクを作ってくれた。
さっぱり味でぐいぐい飲めちゃう、爽やか味。
そうして、シェイク片手にめでたくBBQ屋さん店頭までやってくると、こんな感じ。
Fiesta Plateのサイドディッシュの選択肢は、Chicken Kelaguen、Pancit, Corn、Pancitだそう。
Kelaguenはチャモロスタイルの和えもので、酸っぱくて少し辛い、メキシコやペルーの"セビーチェ(セヴィッチェ)"に似ている感じの料理。
チキンが一番メジャーな具材らしく、サンデーブランチの品でも見た。
コーンは普通にホールコーン(炒めたもの?かな?)、Pancitは"フィリピン焼きそば"とも称されるらしいビーフン炒め……らしい。このビーフン炒め以外の2つにしたけど、こちらに挑戦してみれば良かったかな。
レッドライスはその名前通りにケチャップライスのような赤いご飯で、でもケチャップ味でなければ辛くもない、食べやすい味。
調べたら「 染料や食品着色料に使われるアチョーテ(ベニノキ)の実と一緒に炊いたライス」なのだそうで。
そして選んだおかずはBBQ Pork、BBQ Chicken、ANGUS BEEF。全部が串焼きになっていた。
他にあった選択肢はSpareribs BBQ、BBQ Shrimp、BBQ Stick Squid、Shanghai Lumpia、Banana Lumpia、Corn on the Cob、Beef BBQ Sausage、といったところ。
"イカ焼き"(BBQ Stick Squid)屋台は他でも見たから、これも人気のメニューみたい。
Lumpiaは揚げ春巻き風なもの。$1だったBanana Lumpiaもおまけにつけてもらった。
肉串などは単品でも足せるようだったけれど、レッドライスのボリュームなどがいまいち読めなかったので写真のような"お弁当"に仕上がったものをだんなと2人で半分こ。
チャモロ串焼き、馴染みやすい味で、とても美味しい。ビーフよりむしろポークやチキンが良かったかも(ビーフは今日の朝食ブッフェのものの方が数段美味しかった)。
どこかココナッツ風味の優しい味の揚げバナナもとても素敵。でも、案の定、レッドライス2スクープはやっぱりちょっと多かったかな。
「Pure Lemon」の Mango Pineapple Shake 「Kris BBQ」の Fiesta Plate Banana Lumpia |
$6 $12 $1 |
ヴィレッジ内には巨大なロッククライミングのポールが立っていたり、子供向けの小さなサーキットレース場もあったり。
けれど期待のおつまみ系は、BBQもの以外はあまりパッとしなくて、あとはドーナツなどの甘味系が中心という感じ。
もう少し串焼きを食べたい気持ちも無くはなかったけれど、美味しそうな店はたいてい十数人単位の行列が出来ていて、「ま、いいか……」と、19時半出発のバスでホテルに帰還したのだった。
コロナ禍以前の旅行ブログには「満員電車に乗っているくらいの大混雑」とも記されていたこのナイトマーケット、だから今日はとても空いていた方だと思うけれど、それでもグアム滞在中一番の"密"な空間ではあって、食べ歩きが絡むからどうしてもマスク着用率も低くなりがちで。
それもあって、長居はせずに撤退したのだけど、ほんと、そういうのを気にせずノーマスクで思う存分人混みを歩ける世の中が早く戻ってくると良いなと思う。
戻った部屋には昼のポテトの残りや、冷蔵庫にはビールの買い置き。
なので、風呂上がりにちらっとそれをつまんでからベッドに入ったのだった。