8月6日(日) たっぷりサイクリングと絶品客家料理の日
- ・ 「阜杭豆漿」〜超行列店、変わらぬ美味
- ・ 「来好」〜絶対好きだと思った、と。
- ・ 「東門城滷肉飯」〜市場で食べる魯肉飯
- ・ 自転車でお買い物
- ・おふろとおやつ
- ・ 「廚房客家美食」〜宿題の招牌豆腐
超行列店、変わらぬ美味〜「阜杭豆漿」
昨日は疲れで早々寝てしまったせいで起床は3時台……なのだけど、台湾の3時は日本の4時、大丈夫大丈夫……と私は起き出して、もぞもぞしてた。
ホテルの徒歩圏内の超人気豆乳屋さん「阜杭豆漿」は5時半オープンとのこと。
でもオープン直後はかなりの混雑だから、6時過ぎたあたりが若干狙い目らしい……といったことをだんなが調べてくれていて。
では6時頃に……と向かってみたら、建物(お店は2階のフードコートにある)から出て2辺に渡って行列するほどの大人気ぶりだった。
相変わらずの混雑は思った以上で、驚いたり、でも嬉しかったり。
それでも待った時間は40分ほど?
朝だったからそれほどの暑さではなく、そして空席待ちというわけでもなく(席はふんだんにあって、私たちが購入した時点、座る場所はまだまだあった)、ただひたすらに購入の列という感じで、見た目よりはさくさく進んだという印象。
数年前にフードコート全体がリニューアルしたらしく、すっかり綺麗になっていたし、ガラス張りの厨房の向こうでは大勢の職人さんたちが油条を伸ばしては揚げ、伸ばしては揚げしていた。壮観。
以前は注文するのも難儀だったけど今は番号でこれとこれと言えるようになって、これもまたすごくらくちんに。
というわけで、鹹豆漿と、甘い豆乳の冷たいのと、葱焼き卵、油条で朝御飯。
そこそこの店で鹹豆漿を食べてきたけれど、なんだか薄かったり、やけに酢の酸味がきつかったりとする中、ここの鹹豆漿は濃厚で酸味も控えめ、ほんとにほんとにほんとにおいしい。
旨味が凝縮されてる感じで。
普段は冷たい豆乳を買ってまでは飲まない私も、ここだけは別とばかりにぐいぐい飲む。
絶妙に優しい甘さで、こっくり濃厚。ああおいしい。ほんと、おいしい。
餅(というかパンというか)っぽいものはお腹に溜まるし……と葱入り玉子焼きにしてしまったけど(でも玉子焼きもおいしかった)、やっぱり厚餅も食べるべきだったか。
周囲が食べていて、めちゃめちゃおいしそうだった。というか、おいしいのはちゃんと記憶に残っているのだけれども。
油条は割とオイリーではあるものの、さくさくかりかりもちもちという感じで、これまた美味。そのまま囓ってよし、ちぎって豆乳に突っ込むのもよし。
7時過ぎに建物を出たら、行列は私たちが来た時より数十メートル長く伸びていて、ざっと100人くらいの行列になっていた。
私たちが訪れたタイミングは、そう間違ってはいなかったみたいだ。
豆漿冰 鹹豆漿 蔥花蛋 油條 |
TWD30 2×TWD40 TWD20 TWD 30 |
絶対好きだと思った、と。〜「来好」
今日は赤い地下鉄(紅線)の西から東方面を攻めつつ、お買い物したりしましょう……の日。
まずは、「この店、絶対おゆきさんが好きだと思うんだけど」とだんなが見つけてくれた、東門駅近くの「来好」というお店に。
お店の入口が数段の階段の上に奥まっていて、看板見て「これだ!」となったけれど、なかなかに解りづらいお店。
けれど内部の奥行きはかなりあるし、地階もあるしで、お店の外からは想像できなかったほどの、たくさんの台湾雑貨を扱っていた。
ジャムや中国茶、お菓子などの食品と、布製小物、文房具、化粧品etc。
やばかった。
かわいいものだらけだったし、おいしそうなものだらけだったし。
最初に地下降りてポストカードコーナーの前に立ったところで、もう5分くらい「かわいー」と見つめ続けることになって。
え、どうしようかわいい、でもポストカード買っても使い道がないね?と悩みに悩んだ結果、シール買ったり眼鏡拭き(携帯クリーナー)買ったり。
試食しておいしかった可愛いパイナップル型容器入りのパイナップルケーキ買ったり、ジャム買ったり。
これでも相当に厳選した結果なんです……。
山坡上小廚房 鳳梨百香果醬 在欉紅 法式手工果醬 玉井 鳳梨芒果 在欉紅 法式手工果醬 南投 香草鳳梨 陽光菓菓小小鳳梨酥 福灣 70% 台灣三號 古法柴燒K糖巧克力 Littdlework 插畫手帳貼紙 Littdlework 仿麂皮擦拭布 布漾 萬用布 手繪小吃 布漾 紙膠帶 手繪小吃 台灣風味 三層資料夾+卡片組 |
TWD160 TWD230 TWD230 TWD135 TWD300 4×TWD80 TWD130 TWD120 TWD120 TWD120 |
【2023年9月22日 山坡上小廚房 鳳梨百香果醬を食べました】
【2023年9月30日 在欉紅 法式手工果醬 玉井 鳳梨芒果を食べました】
市場で食べる魯肉飯〜「東門城滷肉飯」
ランチタイムには少しだけ早い時間帯、先のお店から徒歩圏内にある東門市場の中にある魯肉飯屋さんに行ってみよう、と。
今日は日曜、市場の中はあんまりお店はやっておらず。
それでもちらちらとお肉屋さん、魚屋さん、惣菜屋さん八百屋さん等々営業していて、迷路のようなアーケード(というか雰囲気的にはバラック街)を縫うように「あっちじゃないかなー」と奥へ奥へと進んでいって。
店名は「東門城滷肉飯」……なのだけど、あんまりお店の境界がはっきりしなくて、周囲のお店で適当に買ってきてそのへんの席に座って食べてもいいよー、みたいな……感じ?(日本語も英語もほとんど全く通じない)
並びの店のお兄さんに助けてもらいつつ、魯肉飯大小と、ショーケースの野菜もの(青菜と冬瓜と椎茸?みたいな??)から2種類貰ってみた。
しかし、一帯、ものすごい熱気。
屋根し迷路のような通路だから風が通らず、飲食店エリアは火を使っているから籠もる熱気も倍増で。
扇風機だけはあちこちでぶんぶん回っていたものの、体感は40℃越えていたと思う。
サウナのような熱気の中で食べた魯肉飯は、でもすごく美味しかった。
カレーで言うなら金沢カレー並のこってり感。
少量でもご飯がわしわしいけちゃう系の、濃厚さ。
対して野菜(豆苗と冬瓜だった、多分)は薄味めで、卓上のにんにく醤油を適当にかけながらいただくとちょうど良い塩梅で。
日本から持参した水筒にホテルで氷とお茶を詰めてきたのだけれど、それがガチめに"生命の水"になっていた。
食べた端から、摂取した水分が全部汗で抜けていってしまうみたいな感覚。
滷肉飯 小 滷肉飯 大 2種野菜盛 |
TWD30 TWD50 TWD30 |
おいしかったねえ、とお店を後にして、振り返れば、こういう感じの雰囲気で。
市場内にはお客さんが大勢来ている水餃子のお店(テイクアウトも充実)があったり、豚肉ばかり売ってるお店があったり。
古めかしい食器のお店では、だんなが「職場で使うの探してたんだ」と、TWD400くらいの中国茶急須を購入していた。
自転車でお買い物
食後は電車で数駅、大安駅で降りて、そこからレンタサイクルに。
最終的に地下鉄4駅分くらいの距離を自転車で走りつつ、そこここでお買い物したり、お茶休憩も挟んだり。
最初に目指したのは、信義安和「PEKOE食品雑貨鋪」、食品やキッチン雑貨のお洒落なセレクトショップ。
水分は摂っていたものの、昼食の市場があまりに暑くて消耗したので、冷房の効いたこの店内にあった喫茶コーナーで少し休憩していくことにした。
メニューにお勧めを示すハートマークがあったので思わず頼んでしまった、"冰酸橘咖啡"は、字面からも察せられる柑橘入りの不思議なコーヒー。
お店のFacebookにこのドリンクの説明があって、"かぼす"のボトルに笑ってしまったのだけれど、お店の"午後咖啡"を、かぼす果汁と合わせ、"鸚鵡糖"で甘みをつけたものなのだそう。
疲労にはとても嬉しい甘味と酸味だった。
冰酸橘咖啡 美式咖啡 冰 |
TWD150 TWD100 |
で、お買い物はこちらを。
目が釘付けになったおいしそうなジャムなどもあったのだけれど、1瓶2000円近かったのかな、さすがに購入する勇気は無く。
これなら手が出せる……と買ったのが、ガチョウ油の揚げ葱。
每片香蔥色澤金黃、口感酥透,香氣奔放濃郁,添加於湯麵類或米飯之上,即成古早風味之鵝香蔥湯麵、台式拌飯;也可添加於精燉高湯之中,更顯迷人。
だそうで、汁麺や米飯に乗せたり、スープに入れたりしてもおいしいよー、という感じなのかな。多分色々使えると思う。
台灣 LE PONT 黄金鹅油香葱酥(K牌) |
TWD290 |
そして次に目指すは、國父紀念館駅近くの「豐味果品」。
こぢんまりとした果物屋さん。店内に小さなカフェコーナー、お店入って壁際にはたくさんの自家製ジャムも販売していて。
このお店、迪化街にも大きな店舗があって、そちらではかき氷などもいただけるみたい。
台湾のジャムはグアバなどもおすすめらしいのだけれど、どうしても好物のパイナップルとマンゴーものに目が向いてしまうわけで。
選んだのはパイナップルジャムと、あとはこれも好物のいちじくジャムと。
豐味果品 自製手工鳳梨果醬 台南佳里 温室無花果 純手工熬製 無花果醬 |
TWD350 TWD350 |
喫茶コーナー、壁面の手書きメニューはこんな感じ。
温かい飲み物に無糖のジュース、カットフルーツ、ミルク系。
冰沙とはなんぞやと思ったらスムージーだそうで、ああ、冷たいもの口にしたいなあ、と。
マンゴースムージーをお願いしたら、冷凍マンゴーをそのままミキサーにかけた風な、果汁100%のマンゴーシャーベットそのものみたいなのがたっぷり出てきた。
これ、マンゴー1個半……いや2個分くらいの分量が使われているんじゃなかろうか。
スプーンを2本刺してもらったので、だんなと2人、おいしくいただいた。
一応、日々天気予報は見ていたのだけれど、連日予想最高気温は33℃程度。でも湿度は高いし、陽射しもチリチリと肌を焼くようで、体感は昨日も今日も36℃くらい。
なので(?)、積極的に甘いものと冷たいものを摂取していくスタイル……。
芒果冰沙 |
TWD180 |
そして再び自転車こぎこぎ、101を横目に見ながら、象山駅近くまで辿り着いて。
「吳寶春麥方店 台北信義旗艦店」は、とてもお洒落なパン屋さん。
ここのパイナップルケーキがおいしいと聞き、そしてジャムも人気らしい。
もとよりパンが大人気ということだけれど、でもちょっとパンは買って帰れないので……と。
大きなサイズにするか迷いつつ小ぶりのにしておいた(そして全力で後悔することになった)パイナップルジャムと、パイナップルケーキはバラ売りのを3個。
絶対おいしいやつー!と肉髭のしょっぱい系お菓子と、ホテルの部屋で食べるつもりのプリン2個。
無嫌鳳梨酥 肉鬆捲起來 義式手作果醬 金鑽鳳梨(小) 雞蛋布丁 |
3×TWD38 TWD79 TWD109 2×TWD55 |
【2023年8月20日 義式手作果醬 金鑽鳳梨を食べました】
【2023年8月27日 無嫌鳳梨酥を食べました】
最後は市政府駅まで行けばホテルまで地下鉄一本で帰れるよねと北上すれば、ここには台北最大級のYouBikeポートが。
でっかいモニュメントまであるものだから、「お世話になっております……」と記念撮影しておいた。
御覧の通り、ちゃんと籠もあるし、ギアもついてるし(ただし電動自転車ではない)、すごくちゃんとメンテナンスされてるから乗っていて不安になるようなことも滅多にはないし。サドル上下の調整もとっても簡単。
ちなみにサドルが逆向きになっている自転車は「トラブルがあるから乗っちゃだめだよ」の利用者からの合図。
最後、駅前の「誠品生活信義店」もちらりと見たものの、すっかり疲れてしまっていてもう何も買わずにホテルへと帰還したのだった。
おふろとおやつ
滞在ホテルは、スパという名の(メインはサウナだと思う)大浴場がついていて、宿泊者は無料で利用できる。もちろん全裸で入浴できる施設で、日本の大浴場とまんま同じ風な、ずらりと横に並んだ洗い場もある。
汗を流したいねとホテル帰還後に行ってみたら、そこは地元おばちゃんらの社交場と化していた。……なんだろう、ホテルで働いている人たちなのかな……謎。
髪はもちろんまとめていたものの、「湯船に入るにはシャワーキャップかぶらないとだめよ」「そこのボタンを押して泡を出すのよ」的なことを中国語でまくしたてられ、お、おう……となりつつもおばちゃんらに混じって大浴場、堪能してきた。
プールやジムも併設のスパエリアは、入口で部屋ナンバーを告げてロッカーキー(記された番号のところを開くと中にローブとタオルセットが入ってる)を渡されるシステム。
使用済タオルなどはロッカー内の返却ボックスに入れ、帰りはキーを返すだけ。簡単だった。
残念ながらアメニティはあまり充実はしておらず、部屋には置いてあるコンディショナーは無し。
パウダールームにはドライヤーの他はなぜかヘアセット用のハードスプレーがあって、あとは壁にボトルが固定されている乳液くらい。
利用者が多い割にはとても清潔に保たれているのは好印象だった。
湯船はゆったり浸かるというよりはジェットバスや打ち湯を堪能する感じなのかなあという風で。
それでも海外で、大浴場でのびのび入浴できるというのはありがたいことだった。大きな窓からは外の風景も良く見えて、開放感。
で、お部屋でのおやつは「吳寶春麥方店」のプリン、"雞蛋布丁"。
セブンイレブンで大きめサイズのアイスコーヒー買ってきてグラスに分けて、私は牛乳注いでカフェオレにしていただいた。
お店にあったポスターによると、「吳寶春監製」、中国語で「台湾産の天然バニラビーンズを使って細部にまで拘った魅力的なデザートです」といった案内文章がついていて。
日本のコンビニプリンレベルの価格で、しっかり濃厚、クラシックな固めプリン。
店名にもある吳寶春さん監修プリンは、間違いのない美味しさだった。
宿題の招牌豆腐〜「廚房客家美食」
夕飯は、ホテルのコンシェルジュ経由で事前に予約を入れて貰っていた、客家料理のお店、「廚房客家美食 Kitchen」に。
5年前にも来て、あまりの美味しさに感動したお店。
ネットでの予約ができず、電話のみだから、大変で。
メールでホテルに連絡して予約をお願いしたら、実にさらりと予約してくれた。この調子で、今回の旅行、ガチョウ(台湾)とか、あとガチョウ(香港)とかも頼んで置けば良かったんだわと思いつつ。
予約は18時。
既に相当賑わっていて、隣には3世代、4家族くらいの十数名の宴会が。
他にも同規模の宴会があちこちの卓であって、相変わらずの人気ぶりに"変わらない台湾"を嬉しく思った。
ビール頼みつつ、前回うっかり食べ損ねた名物料理(日本語では「看板メニュー豆腐料理」だそう)招牌豆腐を頼むと心に決めつつ、茄子炒め、"家庭風牛肉料理"の3品注文。
正直、どの料理も見た目はそれほど派手ではない(油断するとテーブル上は渋茶色一色になる感じ……)のだけれど、何を頼んでも謎おいしいこのお店。
客家(はっか)とは、中国大陸の北部広東、広西、江西、福建などに住んでいて、移住してきた人々の事なのだそう。
客家料理は全体的に味付けが濃く、風味付けに唐辛子や生姜を多用し、台湾醤油や酒で濃いめの風味付けをしているのだとか。
全体的にこっくりと脂っこいものが多く、その一方、スープなどはあっさりと出汁をきかせたものも多く……なのだそうで、知ってみればなるほどなあ、と。
牛肉炒めは生姜がしっかり効いていて、3品の料理にはどれも必ず斜め切りにした唐辛子が入っていた。
けど、辛口かと言えばそこまでのものではなく、ビールが美味しく飲める範囲のものばかり。
セロリっぽい(でもセロリじゃないっぽい……)葉っぱがどっさり入る爽やかな風味の牛肉炒めも、茄子がほろっと口の中でほどける茄子炒めも良い感じ。
茄子炒めはひき肉もたっぷり入っていたけれど、肉の旨味を茄子がしっかり吸っていて、完全に茄子が主役になっていた。
「この茄子料理は全人類が褒め称えながら食べるべきだよ……いや、私が全部食べるからやっぱ食べなくていいよ……」
なんて言い出していた私は、きっとそこそこ疲れてはいたのだと思う。
豆腐料理は、言ってみれば"しっかりめの味の、めっちゃビールに似合う方向の揚げ出し豆腐"と言うべきか。
表面は揚げ豆腐のサクッと感があるけれど中はほろりと崩れる食感で、そして味が絶妙に染みていて。
他の料理はともかく、これが出てくるまで割と時間がかかったのだけど、それも納得のおいしさだった。だんなに「手伝ってくれる?」なんて言うこともなく、もくもくと食べてしまう。
で、このお店、コースはともかくアラカルトで頼むと、"とりあえず出来たものからどんどん出す"という感じで、料理3品食べてまだいけそうだねとスープと炒飯を頼んだら、炒飯があっという間に出てきて、スープはのんびりめの提供だった、という。
スープ飲むなら早めに頼んでおく必要があったのだろうから、これはこちらが悪いなあごめんなさい……と。
スープは漬け菜と細切れ肉……と日本語では記されていたけど、"細切れ"とはなんぞやというレベルの厚切り肉がたっぷりと。
搾菜っぽい風味のひらひらした野菜が"漬け菜"で、あとは筍がざくざく大量に。
筍は聞いてなかったし、TWD200という値段から想像していた量よりはたっぷりめで、2人で飲み干すのはちょっとがんばりが必要だった。
でも旨味ぎゅうぎゅうで、これもまた、素敵な味で。
炒飯は、前回、「食べたいけどもうお腹いっぱいすぎてどうしても無理だから持って帰ります」と包んでもらって部屋で食べた品。
冷めた炒飯、そんな状態ですらものすごく美味しかったのが忘れられなくて、今回は出来たてを食べましょうと、これも強い心で臨んでいただいた。
葱に卵に小エビ、豚肉、グリンピース……みたいな。
具は比較的シンプルだし、そして案外油が多くて、米一粒一粒がキラキラしてしまってるくらい。
なのにこれがめちゃめちゃおいしくて、具材全部が旨味の塊みたいな感じで。
「う……おいしい……なんでかおいしい……」
「もうわけわかんない感じにおいしい……」
と語彙力喪失させながら米の最後の1粒までおいしくいただいた。
お会計はTWD1562、7000円弱というところ。
値段からしても決して高級中華というわけではなくて、でも「よーし、おいしいもの食べにいくぞーおなかいっぱい食べるぞー」と気合いを入れて行くお店。
今回も大満足でした。
魚香茄子(ナスの甘辛炒め)(小) 家常牛肉(家庭風牛肉料理)(小) 招牌豆腐(看板メニュー豆腐料理)(小) 福菜肉片湯(漬け菜と細切れ肉のスープ)(小) 什錦炒飯(五目炒飯)(小) 台灣金牌啤酒 |
TWD230 TWD310 TWD190 TWD200 TWD160 3×TWD110 |
帰りはちょっとかわいい(ゆりかもめみたいな)文湖線からのいつものブルーライン、板南線に乗り換えてホテルに帰還。
地下鉄わかりやすい、レンタサイクル使いやすくてめっちゃ便利、タクシーも怖くない、そして全体安い。
台北の散策はほんとにまったくストレスがなくて、心から快適。楽しい。最高。
かくして今日の総歩数は14977歩だったそう。けっこう自転車乗っていたけど、それでも歩いていた模様。