8月10日(木) 復活の麗晶軒

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朝粥食べに〜「生記粥品専家」

今朝は朝8時の開店に合わせて、トラムに乗って上環に。
 
トラム楽しい。
私が初めて香港に来た30年前からほぼ全く変わってわっていない、ガッタガタ揺れる感じとか、もう大好き。冷房ついてないから暑いけど。
 
ずうっと昔は小銭を用意しなきゃとか色々面倒だったのだけれど、今はオクトパスカードで乗ることができて(降車時に運転席脇の前方から出て端末にピッてやる)、その液晶表示によると"成人$3.0 小童$1.5 長者$1.3"とのこと。
長者という響きがかっこいいなあ、なんて。
 
生記粥品専家で朝粥を。 今回訪れたのは、1960年代に屋台の店から始まったという、上環で3代続く老舗のお粥屋さん、「生記粥品専家」。
 
上環で一番美味しいとの呼び声も高いそう。
 
お店のすぐ近くには麺料理の専門店もあって、麺のお店で粥を頼んだり、粥の店で麺を頼んだり、というのも可能なようで。
 
開店直後の平日の朝は、他にお客さんはいたものの、すんなりテーブル席につくことができた。
 
奥の棚にいーっぱい油条が盛られてます。うふふふふ。 毎度毎度、痩肉皮蛋粥を頼みがちな私だけれど、今回は冒険して、"及第粥"に挑んでみることにした。
 
豚の臓物粥なのだそうで、"牛肉及第粥"は、牛肉のモツではなく、牛肉と豚ホルモンのお粥とのこと。
肉まみれ粥かな。
 
だんなはシンプルな牛肉だけのお粥、"鮮牛肉粥"を頼んでいて。
 
葱と生姜の醤油づけは粥にセットになっている。油条は別売り。ミニサイズでも、けっこうなサイズの器にたっぷたぷのお粥が入れられてやってくる。
 
朝から豚の臓物粥。美味しい、美味しいです。 台湾で二度食べたお粥は、どちらも雑炊っぽいものだったけれど、こちらはとろとろに米粒が無くなりかけている日本の粥に似たもので。
 
滋味深くてとっても良い。
 
基本薄味ではあるから、葱醤油でちょっと味足しつつ食べるのがもう最高で。
 
具沢山の粥をさらうと、「これは腸だな」「こっちはレバー」と解る部位もあるものの、「……食道?血管?」みたいな謎の筒状の部位もあったりして、すごく楽しかった。
 
ケダモノ臭くないではないけれど、嫌な方向の臭みではなく、ホルモン好きにはたまらない美味しさで。

上環「生記粥品専家」にて
牛肉及第粥
鮮牛肉粥
炸油條
HK$43
HK$37
HK$11

尖沙咀でお買い物

尖沙咀からのこの風景が、香港だなあと、しみじみ。 朝食後は再びトラムに乗って一度ホテルに帰ってから、10時頃に再びお出かけ。
 
今日は尖沙咀でランチなので、その界隈のお買い物もセットにしようと、地下鉄を降りたところにあった「百佳超級市場」で買い物をした。
 
台湾で探し歩いた和え麺「KiKi」の初めて見る味があったので、「高いね……」言いつつ試しに買ってみたり、香港ならではの濃厚さがウリのインスタントミルクティーを買ってみたり。

尖沙咀「百佳超級市場」でお買い物
KIKI蔥香陽春拌麵
大排檔 原味奶茶三合一
立頓絶品醇港式鴛鴦奶
HK$18.90
HK$19.90
HK$78.00

なお、三合一はお砂糖入り、二合一は砂糖抜きという意味なのだそう。
 
同じメーカーのミルクティーが2種類並んでいて、何が違うのかなとその場で調べてみた次第。
 
そして今更ながら現金もいるよねと両替したのは、懐かしの重慶マンションで。
 
インド料理やタイ料理のテイクアウト屋や雑貨屋が謎に並ぶビル1階の奥まった手数料不要の両替屋で、4000円がHK$270になった。とっても怪しいけど率は良い、という。
 
なるべくお買い物はクレジットカードを使っているものの、先のお粥屋とかはクレジットカード使えないわけで……(あ、でも、案外とオクトパスカードは街のあちこちで使える。まさにSuica感覚で)。
 
本場英国以外では、唯一ショップリストに載る店舗、香港店。 そして尖沙咀での目的の1つが「Fortnum & Mason Hong Kong」。
 
フォートナムメイソンの品自体は日本でも三越あたりで買えるけれsど、Restaurant and Storesの一覧に、イギリス本国の店舗以外では唯一掲載されているくらいには、香港はガチめの支店。
 
実際、日本では扱いのないものがたくさんあった。
 
日本でもチーズスナック系、売ってくれれば良いのにな……。 日本でも買えるうえ、値段もそれほどには変わらないビスケット缶なども含めて3点ばかりレジに持っていったら、
「もう1つ何か買ったらお茶缶プレゼントよ」
と言われ。
 
それならとちょっと気になってたチーズスナックも買ったら、Celebration Blend Teaを貰えてしまった。
 
調べたら、£17.50(3200円ほど)する品だったようで、これは嬉しい。
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尖沙咀「Fortnum & Mason Hong Kong」でお買い物
Piccadilly Clotted Cream Digestive Biscuit 200g
County Biscuit Tin 385g
Butter Crackers 115g
Smoked Cheese Strau 100g
Celebration Blend Tea, 250g Loose Leaf Caddy
HK$188.00
HK$278.00
HK$68.00
HK$98.00
HK$0.00

そうこうしているうちに、予約の時間が迫ってきたので港に面したホテル、リージェントに。
 
香港に来る度に訪れるこのホテル、建物に訪れたこと自体は4回目だけど、"リージェント"に来るのは2回目なんだよね、確か。

復活の香港麗晶酒店〜「麗晶軒」

おかえりなさい、麗晶軒。 というわけで、リージェントホテル、「香港麗晶酒店」。
 
初めて香港に来た30年ほど前(確か友人S奈ちゃんとアフタヌーンティーに来た)は、このホテルはリージェントだった。
 
息子が2歳だか3歳だかの時に来た時には、その直前にリージェントホテルはインターコンチネンタルホテルになってしまって、メインダイニングの麗晶軒(らいちんひん)は、欣圖軒(やんとーひん)と名を変えていて、その欣圖軒時代に2度訪れていて。
 
で、去年〜今年にインターコンチネンタルホテルからリージェントホテルへと戻り、メインダイニングは再び「麗晶軒」になったのだそう。
 
詳しい歴史は"インターコンチネンタル香港 - Wikipedia"で見ることができる。
コロナ禍があったり、色々大変だったようで。
 
ともかくも、
「麗晶軒が正しく麗晶軒になってる!」
と旅行前に知って、それじゃあ食べに行ってみる?と。
 
何しろここのマンゴプリンは、かつて、これが世界一の美味しさじゃないかと感動したお店だったりもしたものだから。
欣圖軒時代も、すごくおいしかった。
 
翡翠の位置皿。素敵だなあ。 しかしやっぱり円安はおそろしいもので、アラカルトで好きなもの食べようとすると1皿5000円6000円は当たり前。
 
自制して食べてもランチなのにお一人様2万円くらいはいってしまいそうなのは想像に難くなく、だったら品数それなり食べられるコースがお得かな……?と。
 
というわけで、いただいたのはDELICIOUS LUNCHEON MENU、「精選中午套餐」 HK$518也。

廚師點心拼盆
K松露龍蝦煎粉果,
精緻海鮮金魚餃、羊肚菌上素餃
Chef's Dim Sum Selection
Crispy Lobster Dumpling with Black Truffle
Steamed Sea Bass, Prawn and Scallop Dumpling
Steamed Imperial Fungus and Morchella Dumpling
 
時令滋潤靚湯
Soup of the Day
 
碧財u北海道帶子
Wok-seared Hokkaido Scallops with Green Vegetables
 
金杯K椒牛柳甫
Wok-fried Beef Fillet with Black Peppercorns
served in a Golden Wheat Flour Basket
 
瑤柱蛋白海鮮炒飯
Fried Rice with Seafood, Conpoy and Egg White
 
木瓜燉雪耳伴椰汁糕
Double Boiled Sweetened Papaya Soup
with Snow Fungus
and
Chilled Coconut Milk Pudding

という内容。
 
ちなみに、iPhoneのiOS16からの新機能、テキストの自動認識が実に実に実に便利で、メニューを写真に撮って文字を選択するとその文字列が容易にコピペできてしまうので、今回の旅行記、メニューの品名記述などがめちゃめちゃ捗ったのだった。
 
文字化けしてしまう漢字については「文字化けしない中国語ホームページの作り方(文字参照を使った方法)」こちらのサイトに助けて貰いつつ。
 
……で、コース以外にもどうしてもこれが食べたいんだよね、と、こちらの2品を追加注文。
 
青芥末雞粒咸水角(3 件) HK$93
鶏肉の中華ピロシキ わさび風味(3 個)
Crispy Glutinous Rice Dumplings with Diced Chicken and Wasabi (3 Pieces)
 
香芒凍布甸伴荔枝雪芭 HK$120
冷製マンゴープリンとライチのソルベ
Chilled Mango Pudding with Lychee Sorbet
 
グランドメニューはこうして中国語品名の他、日本語と英語が併記されていたのだけれど、コース料理は中国語と英語だけだったので、「これはどんな料理かなー」と想像したものが想像とはけっこう違ったものだったりして、それもまた楽しかった。
 
集中線のお皿がかっこよくてすごく良かったです こちらは突き出しのくるみの飴がけ。
お皿の模様が、漫画の集中線のようで。
 
高級ホテルの高級中華で"集中線皿だわ"なんて思ってしまうのは失礼かなと思いつつ、集中線だなあ……めっちゃくるみが輝いて見えるなあ……なんて思ってしまった。
 
このお皿のシリーズはコース中にもこの後何度か登場して、その度、ふふ、って笑いそうになってしまったりして。
 
コース一品目が一番の驚きの皿でした。 びっくりするようなプレゼンテーションで、びっくりするような美味しさだったのが、コース1品目の「K松露龍蝦煎粉果」。
 
片口のような優美な白磁、レンゲの上に1個の大きめ揚げ餃子。
 
隣には急須が一緒にやってきて、「????」と思っていたところで、恭しく上からトリュフがかけられて、急須の中身のスープを上から注いでくれるという趣向。
 
肉と魚介とトリュフの旨味と香りが押し寄せてきました…… 餃子は旨味の塊みたいなロブスター風味で、そこにトリュフがふわりと香って。
 
白濁スープはものっっっっすごく上品にした天下一品のスープみたいな(この例えでいいのか)(多分全然よくない)……。
 
ともかくも、"なんかもうあちこちに旨味が突き抜けている"という風な、絶妙な味だった。
 
「言うても、日本の中華も相当においしいじゃん……?」
なんて思っていてごめんなさい。とんでもなくおいしいです。なんだこれは。
 
好物の咸水角も不思議な進化を遂げていました。 続いてやってきたのが私の大好きな咸水角、"青芥末雞粒咸水角"だったのだけど、これもまた、不思議な外見。
 
洋梨を模しているのか、全体がきれいな薄緑色になっていて(でも生地自体がすごくわさび風味というわけではない)、甘めのわさび風味マヨネーズが添えられていて。
 
なるほど、咸水角って日本語で説明すると"中華ピロシキ"になるのか……という新たな知見を得つつ、鶏肉ベースのフィリングもまた、知ってるような知らないような味わいで。
 
というかわさびマヨネーズが新鮮にお似合いで。くわいかな?しゃきしゃきする野菜も良いアクセントだった。
 
海老蒸し餃子もこのお店にかかればキュートな金魚に。 そして素晴らしくキュートな金魚の蝦餃と、めっちゃ高級なきのこの味がする羊肚菌(キヌガサタケ)の浮き粉の餃子。
 
造形も実に美しいし、味も文句なし。
 
卓上には6種類もの調味料(辛味系が3種類、醤油とスイートチリソース的なのと……あと失念。黄色い豆板醤的なものがおっそろしく辛かった←お店の人にも「これが一番辛いです」言われてた)が並べられていたのだけれど、こうした餃子1つとっても、きちんと味がついているから、使う出番が訪れることはそうそう無くて。
 
いかにも旨味の塊です、という見た目のスープです そして続くスープ、"時令滋潤靚湯"。
 
薄ベージュ色に白濁した……これって最初の餃子のスープと同じような違うような……。
 
餃子のは、餃子のロブスターの風味とトリュフの風味が加わってたから「絶対同じ」とも「絶対違う」とも言い切れず……でもおいしい……(食レポとしてダメ感半端ないこの感じ)。
 
記述もまた"Soup of the Day"なものだから正解が全く解らないという。
 
やっぱり北海道の帆立って特選素材みたいな扱いなんだ……と。 魚介料理は"碧財u北海道帶子"、北海道産巨大帆立とアスパラガスの炒め物。
 
人参はちょうちょの形。これはシンプル塩味で。
 
アスパラガスは固く感じる繊維っぽさもなく、帆立は新鮮そのものな口当たり。
 
小麦粉で出来たバスケットは、いわゆる「チュイール」っぽいもので。お肉、美味♪ で、小麦粉のパリパリ生地のバスケットに入った牛肉の黒胡椒炒め、"金杯K椒牛柳甫"。
 
上にさくさくぱりぱりにんにくスライス揚げ、パプリカと葱と……という感じで、比較的わかりやすいオイスターソース味っぽく思われたものの、この料理もまた、各食材への火入れが完璧で。
 
そうこうしているうちに、夏らしい明るさだった窓外の空気が、急に重たくなってきた。
 
雨が降るのかなと香港のお天気アプリを開いたところ、"Heavy Rain"の文字。
 
出てきた時には「おお、真っ白い炒飯だ……」と。 え?と思っているうちに上環あたりがみるみる煙って視界が悪くなってきたと思ったら、ものの数分のうちにものすごい豪雨に襲われた。
 
この旅行中一番の荒天で、対岸の香港島の風景が全く見えないほどの土砂降りが15分か20分か。
 
その後は嘘みたいにまた晴れたけれど、今日は一日、バラバラと雨が降ったり止んだりの空模様が続くことになった。
 
蟹肉や海老が入る、とても美味しい海鮮炒飯でした。 で、シメの海鮮炒飯、"瑤柱蛋白海鮮炒飯"はテーブルに供された時(上の写真)は一見すごく地味だったけれど、蟹肉たっぷり、干し貝柱の旨味もたっぷり。
 
海老の赤、葱の緑だけがほのかなアクセントという感じ。
 
しかし私は咸水角の3個中2個を食べたし、デザートも1品増やすのだし……と、だんなに3割くらいは食べてもらった。
 
本音を言えば一人で抱えて食べたかったのだけど。ちょっと無理かなあ、と。
 
白キクラゲの温かいスープのお手本を見た気がしました デザートは、"木瓜燉雪耳伴椰汁糕"、白キクラゲとパパイアと杏仁の温かいスープに、ハート型をしたかわいいココナッツプリン。
 
ふわりと温かくて臭みのない、美味絶品なスープ。
 
白きくらげのスープで思い出すのは、"おっさんの足の裏の匂い"的なすごくがっかりな味のもので(むかーしむかしに表参道の「糖朝」で口にしたのでした、確か……)、それとは全く別の味。
 
ああ、白きくらげのスープのおいしい正解ってこんな感じになるのかと、何年も経って知った次第。
 
ココナッツプリンも舌触り滑らか、軽やかな甘さが良い感じで。
 
予想を裏切る外見だったマンゴプリンは、でも期待を裏切らないおいしさで そしてどうしてもこれは外せないと別途注文したマンゴープリン、"香芒凍布甸伴荔枝雪芭"は、記憶通りの、果肉たっぷり、ミルク感もしっかりなもの。
 
ちなみに2001年7月に「欣圖軒」で食べた記録がこちら、2010年7月に食べた記録がこちら
 
変化はしているけど、おいしいマンゴプリンであることには変わりなく。
 
そして上に乗ったライチのソルベがまた絶品だった。
 
そもそもライチのソルベ自体、そう多くは見かけないもので。
 
今シーズンも台湾産のをせっせと買って食べていたくらいには、私はマンゴーに並ぶくらいにライチが好物で、あの果実の華やかな香りも上品な甘さもそのままに、最高においしいライチのソルベだった。
 
というわけで、大満足なお昼ご飯。

尖沙咀「香港麗晶酒店」内「麗晶軒」にて
精選中午套餐
青芥末雞粒咸水角(3件)
香芒凍布甸伴荔枝雪芭
青島啤酒
普洱茶
2×HK$518
HK$93
HK$120
2×HK$85
2×HK$46

ミニチュア好きのパラダイスに〜「TINY 微影」

香港で一番来たかったスポットと言って過言ではなく 食後はまだ微妙に雨模様な中、ここに行きたかったのーと、尖沙咀をてくてく歩いて北上して、「TINY 微影」の尖沙咀專門店へ。
 
香港版トミカとでも言うべき、ミニカーやプラレール的品々で有名なこのお店、レトロ香港の街のミニチュアも色々出していて。
 
TINYのTiny Cityシリーズ。萌え……! 一昨年あたりにその存在を知って、かわいい!すごい!ほしい!と数点は通販したのかな。
 
発売当時の5年ほど前は9種類ほどの展開があった"車仔檔"(屋台)シリーズは、残念ながら今の在庫はそう多くはないようで。
 
トラムのミニカーも欲しかったのだけど、欲しい柄のは売り切れで "多くはない"……と言いつつ、それでも盛大に大人買いしてしまった。
 
店員さんからは「会員になったら今日から10%引きになるし、色々プレゼントがあります」と言われ、会員になりますなりますと即断して。
 
この光景が全部売り物で作れます。萌え……! 会員登録、電話番号がID代わりになるらしく、携帯じゃなく自宅の固定電話で登録しましたよ……と、未来の自分へ向けてメモしておこう。
 
店内中央にはこんなジオラマも。
 
これが建物含め全部売り物で作れるというのが素晴らしく、ちょっと本気で「九龍城寨模型套裝」あたりが欲しくなってしまったり。
 
無料で貰ったものもいくらか混じっておりますが……大人買いの結果。 かくして、会員登録の特典で、色鮮やかな消火栓とか、謎の"超高速寿司列車"なるおもちゃを貰ってしまいつつの盛大なる大人買いの結果。
 
無料でくれた巨大な紙バッグもものすごくかわいくて、今回の旅行一番の散財が多分、このスポットだったと思う。悔い無し。

尖沙咀「TINY 微影」でお買い物
Tiny 1/35 S3 車仔檔場景
Tiny 1/35 S4 車仔檔場景
Tiny 1/35 #05 粥炒麵車仔檔
Tiny 1/35 #04 砵仔糕車仔檔
Tiny 城市 合金車仔-1/35 健牌報紙檔(連人仔)
1/12 微好時光-童年系列(單件)
CollectA - 侏儒河馬
Tiny 1/18 Pantone 消防栓盲盒
極上壽司列車-鵠V列車
HK$175→157
HK$175→157
HK$75→67
HK$75→67
HK$150→135
6×HK$30→27
HK$49→44
2×HK$0
HK$0

お部屋で燒味

3時半頃一度部屋に戻り、そして5時前に再びお出かけ。
 
最終夜の今日は、燒味食べに行きましょうかと、ついでにパン屋やお菓子屋も行くつもりで上環へ。
 
あっちの方向だよと坂道を登り始めて、そうだった、上環はこういう場所だったーと懐かしく思い出して(ものっすごく坂が多いうえに、ものっすごく急)。
 
そうだよエスカレーターもあるんだよと思い出しつつ、結局全力で歩いてしまった。がんばった。
 
「Bakehouse」、とてもお洒落なパン屋さん。お値段もなかなか。Bakehouse」は、元フォーシーズンズホテル香港のペストリー・シェフGregoire Michaud氏が始めた、最高品質食材と熟練職人が手作りで仕上げるベーカリーショップ、だそう。
 
香港内に複数あって、エッグタルトがおいしいとか。
 
香港発祥のパン、菠蘿包(パイナップルパン)があったりするかなーとも期待して買いに行ってみたのだけど、残念、菠蘿包は無かった。
 
でもいろいろ美味しそうだったものだから、いくつか購入。クリームが入ったドーナツ(マラサダみたいな?)がすごく美味しそうだった。
 
【2023年8月12日 パン、食べました

上環「Bakehouse」でお買い物
Salted Egg & Caramel Custard Bolo Bao
Caprese Quiche
HK$22
HK$38

で、そこから徒歩2分くらいで蛋撻の名店「泰昌餅家」に。
 
2010年にはこんな雰囲気だったこのお店、今はすっかり小綺麗になっていて、「え、ほんとにここ?」と看板を二度見してしまった。
 
蛋撻、日本に持って帰れるかなあ……と、いくつか買って。

上環「泰昌餅家」でお買い物
香滑牛乳蛋撻
皇牌蛋撻
2×HK$14
3×HK$10

そして最後、通りかかった"街のパン屋さん"的「聖安娜餅屋」というお店に菠蘿包があったから買ってみた。
お値段160円弱。お手頃!
 
【2023年8月12日 菠蘿包を食べました

上環「聖安娜餅屋」でお買い物
菠蘿包
HK$8

キャラクターのお兄さんが、とっても整くんで。 で、夕飯一番の目当てのチェーン燒味屋さん「太興燒味餐廳」を訪れてみれば、店内でアルコールの提供はないとのこと。
 
そういえば香港は台湾と違って"食事の時にお酒を飲む"人がすごく少ない印象。
 
麗晶軒でも、近くのカップルはコーラを飲みつつ中華料理を食べていた。あとは普通にお茶を飲むか。
 
昨日のガチョウでも、けっこうな年齢のおじさんがアイスミルクティー的なものを飲みながらガチョウを食べたりしていたし。
 
調べれば、やはり香港は飲酒率が低く、「香港人は外で酒を飲まない」と記すサイトもあった。「ビール瓶の姿が見えたら、日本人グループである可能性が非常に高い」とのこと。……う、すみません……。
 
だんな曰く、「感覚がイギリス人なのかも」と。
お酒はパブで飲むもの、的な。
 
その認識は正しいようで、「香港人がお酒を飲む場合は、食事のあとに西洋式のバーに行くことも多いそう」と記されてるサイトもあった。なるほどなあ。
 
ともあれ、我々は燒味をつまみながらビールを飲みたかったので、持ち帰りにすることに。
 
外賣(持ち帰り)メニューを眺めて、蜜汁叉燒はHK$40分(最低HK$40分からって書いてあったので)と5星級燒肉は1斤包んでもらった。

上環「太興燒味餐廳」でお買い物
5星級燒肉
蜜汁叉燒
HK$133.00 (HK$138/斤)
HK$41.00 (HK$138/斤)

ビールはホテル最寄りの銅鑼湾に戻ってからショッピングビル内のお高いスーパー「Great Food Hall」でお買い物。
 
ほんとはコンビニに行きたかったけど、近くに見当たらず……ということで、ついでに日本惣菜のコーナーから茄子の煮物とほうれん草のおひたしという惣菜セットも買うことに。
 
青菜炒めとか食べたかったけど見つからなかったんだよね……。

銅鑼湾「Great Food Hall」でお買い物
OKA's 精選 Side dish set
金牌台灣啤
大浪灣 - 印度淡艾爾麥啤
跑馬地 - 金艾爾麥啤
HK$38
HK$15.90
HK$22.50
HK$25.00

おいしいビールで部屋飲み燒味。これはこれで幸せ。 大浪灣はIPA、跑馬地はゴールデンエール、どちらも「香港啤酒公司」というクラフトビールの会社ので、このビールが素晴らしく美味しかった。
 
値段も良かったけれど、外で飲むことを思ったら、充分満足だったかも。
 
燒味はどちらも比較的しっかりめの味付けで、皮目がぱりぱりの豚も良かったし、チャーシューも美味しかった。
 
海もいくらか見える部屋だったから、「A Symphony of Lights」が見えるかなあと思ったものの、残念、うっすら周囲のビルがペカペカ光るくらいは見えるという、そのくらいのものだった。
 
白い蛋撻はミルク味。やさしい甘さ。 若干しょんもりとしながらコーヒーの支度をして、夜のおやつ。
 
白っぽい蛋撻、"香滑牛乳蛋撻"は、ふわりとミルクっぽさが香る、卵黄じゃなくて卵白を使ったエッグタルトという理解で良いのかな。
 
これはこれでよき。とてもおいしい。
 
皮のさくさく感とかは、昨日食べた「檀島咖啡餅店」のものの方が好きかなあ、とは思いつつ。
 
今日は17875歩、歩いたらしい。
今日もがんばりました。おやすみなさい……。