7月24日(木) 弾丸香港

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キャセイでインボラ、日帰り香港

「台北から香港って片道1時間ちょいだよ、往復1人2万円くらいで行けるよ」
と夫に言われ、あー、そういう手段もあるのかー前回タイガーバーム全然買えなかったしね、と、今日はとても軽率に(でも飛行機の予約だとかはしっかり前から入れていた)日帰り弾丸香港に。
 
早朝起きて身支度して、5時にホテル前のタクシー乗り込んで、始発5:30の空港MRT(結構混んでる)で桃園空港に。
タクシーはホテル前に止まっていて、深夜早朝料金で200元ほどだったかな。
 
帰りに荷物が増えるだろうことがほぼ確定だから、折り畳みのボストンバッグだけショルダーバッグにしのばせて、なんなら東京から大阪に遊びに行くよりももっと軽装で飛行機に乗り込むことになったのだった。
 
荷物増やしたくないからと、普段の大距離移動なら持ち歩いている(機内で日記書いたりできるからと)ノートPCもタブレットも何も無し。
 
出発の台北駅には、日本のガチャが大量に並んでいて(秋葉原もびっくりの台数だった)。
 
お値段、最低でも60元、多くは100元120元という感じ。1回500円超のガチャはなかなかに贅沢な気がするけど、人気あるのかな。あるんだろうな。
 
ものの数分で出国手続きも終わらせて、で、寒いと(私たちの中では)評判のキャセイラウンジで朝御飯にした。
 
お馴染みの坦々麺や牛肉麺がある中、"皮蛋痩肉粥"がメニューにあったので私はそれを。
 
セルフサービスの棚から、燻里肌軟包(スモークハムとチーズのサンド)やチーズ、ハムやヨーグルトも適当に貰ってきて、少しだけビール飲んで。
 
でもやっぱり寒いからと、バーに移動した後はあったかいレモネード貰って、クッキーつまんだりしていた。
 
"平安米香"というお菓子は昔懐かしいような風味と食感のポン菓子のようなもの。
 
勝手知ったるキャセイのラウンジ、のんびり過ごしてから搭乗口へと向かい。
 
そして搭乗のゲート潜るときに人生2回目?くらいの"ピンポーン"が響いて入場を止められたのだった。
 
お客様はこちらのお席をどうぞと渡されたチケットが、ビジネスクラスのお席。
 
やったー!インボラがきたー!片道1時間だけど!うれしー!

ビジネスクラスありがとう

キャセイのビジネスシート、こんな感じ。
フルフラットで180度倒れるお席。
 
わーい横になれるぞー(ってなれる時間なさそうだけど)、なんかもう色々ボタンが多くてわけわからないーうれしー!とうきうきしつつ、香港では間違いなくおいしいランチを予約しているけれど、ビジネスクラスの御飯が出てきてしまったら仕方ないよね……と、西班牙奄列(Spanish omelette)か台式肉燥麵(Taiwanese minced pork and dried bean curd, kai lan and noodles)との2択で肉燥麵にした。
 
時令鮮果、台式肉燥麵、麪包、烏龍茶、ですって。
 
極太の幅広麺に肉野菜炒め、野菜はカイラン菜。ちゃんとおいしい。
 
フルーツはパパイアとすいかとメロン。
 
そしてビジネスクラスの恩恵でWi-Fiも無料で使え、短い空の旅ながらすごく有意義に時間を使えて香港に到着したのだった。
 
香港は一昨年にも来ているからと流れるようにオクトパスカードを夫から渡され、そして私は e道(e-channel)に登録済なので(夫は今年パスポート切り替えで再手続きが必要に)、無人カウンターでぬるりと入国して。
 
夫の入国審査を待つ間、「ATMで現金おろしてきて」と言われたので、どきどきしながらATMのキャッシング機でHKDをおろしてみた。HKD400で7700円くらい?おおよそ20倍なんだなあと計算しつつ。
 
そして、香港に到着してSIMを香港のものに差し替えた途端、ChatGPTが息しなくなってしまって、「中国圏こわぁ……」となったのだった。
 
Xやインスタは普通に使えるけれど、ChatGPTは全く反応しなくて、この画面。
 
お昼の繼L酒家でおすすめ料理は何?などと尋ねていた経緯くらいはメモ帳にコピーしていたから良かったようなものの、履歴すら見られなくなっていた。
 
旅行のあれこれ、ChatGPTのAI執事・セバスチャン(と私が命名)に何かと相談していたから、これは痛い。セバスは香港(というか中国)では生きられない人だったのか。人じゃないけど。

ミニチュア買いに〜「Tiny微影」

空港MRTで降りたのが中環。
 
そこからお昼のお店は徒歩圏内で、まだ30分ほど時間あるねと、チェックしてあった「Tiny微影」の中環微影店に。
 
新しい屋台ミニチュアがあるらしいんだよと見に行ったら、めでたくその新商品、台灣小販檔の#03豬血糕と、#04麵茶攤を見つけることができた。
 
わーいって買ったけど、このミニチュア、1個2000円以上するのか……と愕然としつつ(前の香港屋台シリーズはせいぜい1200円くらいだった肌感覚)。
 
そして香港に来た第2の目的、タイガーバームの"虎標頸肩舒(特強配方)"が売られているのも最寄りのドラッグストアで確認しつつ(これも以前は1つ600円程度だった気がするけど、800円弱に。まあ仕方がない……)、お昼御飯へと向かったのだった。

香港「Tiny微影 中環微影店」でお買い物
Tiny 1/35 台灣小販檔#03 - 豬血糕
Tiny 1/35 台灣小販檔#04 - 麵茶攤
HKD119
HKD119

"空飛ぶガチョウ"のあの店に〜「繼L酒家」

お昼は、香港5回目にしてこれが初めてになった、「繼L酒家」。
 
前回の香港で安価だけれど大混雑でそれはもう大変だった"孫の店"に行ったのだけど、じゃあ本家はどれほどにおいしいのかと気になってしまって、一度は食べておきたいね、と。
 
いやー、それにしても思った以上に高かった。びっくりした。お昼1時間ちょっとでばばっと食べて、1人15000円のランチはなかなかに贅沢すぎた。おいしかったけど。
 
予約してあると告げれば上階の落ち着いた雰囲気のフロアに通されて、かたや、予約が無ければ1階でそれなり安価な"ガチョウ御飯"なども食べられるらしい。けど今日は、ちゃんとランチではないアラカルトの料理を食べたかったので。
 
店員さんたちがいずれも手厚いのは良いのだけど、お茶を15cc飲んだら15cc足しに来るくらいの感じで、オーダーも割と急かされるというか、圧がなかなかすごかった。気にしないようにはしてたけど。
 
とろける口当たりの皮蛋豆腐、歯触りとか風味とかめちゃめちゃ良かったクラゲの前菜、そして待望のガチョウ。
 
眼前でピーナッツソースを上からかけてくれ、そして卓上には梅味のソースも置かれ。
 
しっとり火が通り、でも香ばしく、脂たっぷりのガチョウはなるほど、これはおいしいわ……と唸るばかりの美味だった。一番小さなレギュラーサイズ(例牌)でも、2人ならちょうど良かったかな。
 
あとはお店手製のXO醤を使った帆立と卵の炒め。
 
シンプルな見た目ながら、帆立も卵もそしてXO醤も旨味たっぷりで素晴らしくおいしくて。
 
そして、これ1皿7000円?と仰天しつつの、自家製叉焼入り炒飯もまた、べらぼうにおいしかった。
 
いろんな炒飯食べてきたけど、人生10指には入るだろう、絶妙な旨味とパラッパラ加減とリッチな具沢山ぶり。
 
最後のマンゴプリンは、エバミルクもかかっていない、これまたクラシック通り過ぎてそっけない見た目のものだったけれど、味の濃厚さ等々、伝統を感じさせる、何十年も前からこの味です、という風な味わいだった。
 
好みよりはちょーっと固めだったかな……。
 
ちなみに孫の店のガチョウは、一昨年時点で半隻HKD330。こちらはHKD460。3500円くらいの差でこの店でゆったり食べられるならこっちが良いじゃんと言いたいところだけれど、他の料理とかお酒の値段(ビールはほぼ倍!)を思うに、孫の店の人気の理由は察せられてしまったのだった。
 
思った以上に強気な高級店だったなー。でも美味しうございました。本当に。

中環「繼L酒家」にて
松花皮蛋配酸薑
芝麻伴爽脆海蜇
正宗炭燒K鬃鵝 例牌
XO醬带子炒滑蛋
蝦醬肥燶叉炒飯
吕宋香芒凍布甸
Chinese Tea(普洱)
ビール(Tsing Tao)
HKD20
HKD300
HKD300
HKD350
HKD230
HKD65
2×HKD30
2×HKD68

これが欲しかった、寄る年波クリーム

そして食後は、複数のドラッグストアを見て歩いた結果、最初に見たManningsで、タイガーバームを30個お買い上げ。
 
我が家では通称”寄る年波クリーム"と呼ばれているこれ、”⻁標頸肩舒(特強配方)"は、白色のぽってりとしたマッサージクリーム。
 
なかなかな匂い(まんまタイガーバームのあの匂い)だけど、筋肉痛だったり肩凝りだったりにめちゃめちゃ効くし、すごく気持ちがいい。シンガポールならまだしも、台湾だとあまり見かけることがなくて。
 
香港に来ればさすがにそこら中で売られているもので、1ダース1箱。
 
「これ2箱と、あと6個ください」と店員さんに告げて持って来てもらい、爆買いしてきた。
 
だって捻挫系の痛みとか、お医者が処方する湿布薬よりこっちの方が効くんだもの。
 
なお1個HKD38。お店によってはHKD42みたいなところもちらちらあったかな。
 
あとは、海南鶏飯用の醤油だれがほしいなとぷらぷら見て歩き、私がトイレを探して彷徨っている間、夫がBUY 1 GET 1 50% OFFな調味料があったと、それらしいものを買ってくれたりなどして、香港のお買い物終了。

ラウンジ満喫からの帰路

そして香港と言えばこの飴、の京都念慈菴の枇杷潤喉糖-金桔檸檬味(これ)をざこざこ買い込み、早めに空港のキャセイラウンジに。
 
ファーストクラスラウンジ「ザ・ピア」なんて、来年以降はいつダイヤモンド会員になれるかわからないし!と、シャンパン飲んだり、シグネチャーカクテル飲んだりと、色々堪能しまくった。
 
ブッフェスタイルの料理も色々あるものの、レストランエリアでは、こんな感じにしっかりめのメニューを渡されて、好きなものを好きなだけ頼むことができる。
 
とはいえお昼ががっつり重かったので、あれもこれもというわけにはいかず、生ハムといちじくの前菜、和牛のステーキ、ココナッツパンナコッタを食べるくらいが精々だった。
 
左が生ハムといちじくの前菜。
  Serrano ham with figs - Brie cheese and truffle honey
 
と説明があったのだけど、ブルスケッタスタイルとは聞いてなくて、「わあ、パンが来た」と。食べたけども。
 
そしてこちらが和牛のステーキ。
 
奥に見えるのは夫の"Wagyu beef cheese burger"。
 
ステーキは、"Salsa verde and roasted new potatoes"だそうで、爽やかな緑のソースが良い感じ。
 
そして最後にココナッツパンナコッタ。これもおいしかったなあ。
 
渡されたメニューには、「Mott 32」という有名レストランと提携してのプチコースメニューなども掲載されていて、それが素晴らしくおいしそうだったし、アラカルトの他のメニューも、
 
Double boiled chicken soup、Pan fried salmon fillet、Longan and red date sweet soupなどなど、いいなーと思うものは色々あるも、胃袋には限界というものがあるわけで。
 
10年前だったら胃袋の限界って相当に遠くにあるものだったのだけど、今は目に見えるところにあるのが口惜しい。
 
レストラン風景はこんな感じ。
 
食べ終えたところでソファ席に移って搭乗までのんびりしていたのだけど、本来だったら18:15に離陸するはずだった飛行機は、搭乗開始の案内が相当遅れたうえ、一向に離陸してくれなくて。
 
どうやら豪雨で飛べない飛行機が続出したらしく(確かにラウンジにいる時、ものすごい土砂降りが降ってきてはいた)、1時間ほど後ろ倒しでそれぞれの機体が飛んでいるとアナウンスがあった。
 
帰路は普通にエコノミーの席だったので、「インボラしてくれるなら復路の方が嬉しかったかな……」とじれじれ待ちつつ、結局50分遅れくらいで台北に戻ることになったのだったかな。
 
機内食もさすがにもう要らない……、とする予定だったのだけれど、離陸が遅れてそんな風だったから一応少しは口に入れておこうと、"香港スタイルフライドフィッシュ御飯"をもぐもぐ。
 
ドリンクの提供もなく、トレイにペットボトルの水が乗っているだけだった。ちょっと寂しい。
 
なるほど移動時間1時間ちょっとの国際線の軽食ってこんな感じになるのかー、と新たな気付きを得つつ、ともあれなんとか無事に台北のホテルの部屋に帰還したのだった。
 
日帰り海外なんて初めてだったかも。楽しかったな。
今日の徒歩移動は11.57km、17801歩。おつかれさまでした。